晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

口上林の大銀杏 11/11

2008-11-12 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.11(火)曇り

 かみさんの腰痛の治療に綾部の整形に行く。買い物を済ますとお昼になったので大本さんの食堂で昼食をとる。麻婆豆腐とポテトサラダ、高野豆腐や蕪の煮物など付いて、ご飯みそ汁お代わり自由、これで400円は安い。帰りに口上林の大銀杏を写真に撮ろうと篠塚さんのお宅におじゃまする。この銀杏はじょんのび村から綾部方面に1.5Km、河牟奈備神社の峠を下ったところ右手にある。上林に住む前から凄い銀杏だなあと気付いていた。綾部から十倉に入るところの峠を下ってくると遙か遠くに望むことができる。最初は一体何だと思ったぐらいだ。ただしそれは11月の紅葉の時期だけのことで、葉のない冬や葉が青い夏場には解らない。Img_1491_2

正面の黄色いのが大銀杏

 さてこの大銀杏、綾部の名木だか風景だか指定されているそうで、連日写真を撮る人が絶えない。お寺や神社などにはよくある銀杏だが、個人のお宅にあるのは珍しい。葉や実が屋根に落ちて、世話が大変だそうである。Img_1493 Img_1494

根は一本だろうと思うのだが5,6本が広がってすさまじい。

篠塚さんのお宅はこの銀杏のお宅の隣にあり、国旗の家でよく知られている。テレビでも紹介されたりしているが、一体何をしているのか知ってる人は少ないようだ。
予てから遊びにおいでといわれていたので、この機会にいろいろ見学させて貰う。
驚きは生け簀を利用した露天風呂、4,5人は入れる優れもの。囲炉裏のある大広間、トレーニングルーム、車庫などみんな手作りで面白い。鴨や烏骨鶏などの家禽類もたくさんいて、上林生活を満喫しておられる様子、とても頼もしい。Img_1497 Img_1499 Img_1500



おみやげに大銀杏のぎんなんと鴨の卵を頂き、遅くなったのでコンクリート張りは延期、まあいいか。

今日のじょん:じょん語録(19)ラウンド ワン
犬は一人では遊ばないそうだが、じょんは運動が足りないときは勝手にドッグランする。すさまじい勢いでじょんのび村内を疾走するのだが、障害物を避けたり飛び越えたりする様はほれぼれする。いま教えているのは、家の周りを一周する「ラウンドワン」だ。今は一緒について回っているが、これが一人で出来るようになれば朝の運動が大変楽になる。ぽんぽこぽん、ランラララン、ラウンドワンとうんさん取りが朝の運動のメニューである。




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じょんのび逸品集(2) 11/10

2008-11-11 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.10(月)曇り、雨

 じょんのび逸品集(2) 一輪車

上林移住の準備をしているとき、一輪車は必ず必要だなあと思っていた。京都のホームセンターで値段を調べると4,000円~5,000円、ちょっとつらいなあという値段だ。なんであんな単純なものがそんなにするんだ。というわけで買わずにいたら、岡村さんの倉庫に放ってあるのが見つかった。「これ貰って良いですか」「いいですよ。でも壊れてますよ」てんで貰ってきたが、フレームのパイプは折れ、タイヤはパンク、荷台部分は穴が空き、そこら中錆びだらけ。パンク修理はできるかと思ったが、タイヤ、チューブが裂けており修理不能。やむなく車輪毎新品を買う、700円程度だったろうか。あとはなんとか使用に耐え、今でも大活躍である。Img_1485 Img_1486
 ある時は土運び、ある時はセメント運び、道具や資材を運び、週に二度はゴミを収集場所まで運ぶ、何百回と使っている。じょんのび村の道具の中で最も使用頻度の高いものである。散歩の時にかみさんは「よその一輪車はきれいやなあ」と眺めている。確かにこんなぼろぼろの一輪車は他にない。それだけに愛着も湧こうというものだ。普段は飾りとして、倉庫にしまうことなく庭に鎮座している。
 こちらに来て、一輪車が安いのに驚くが、2,000円代で買うことができる。先日ジュンテンドーで1900円代で安売りしていた。さすがにすぐに売り切れていたが、2000円を切るのは始めて見た。
 まだまだ活躍させて、寿命を全うさせてやりたい。名前が無いので付けてやるか。「ボロ輪号」

今日のじょん:おねだりモード
 第1段階 食べ物をじーっと見つめるのはおねだりモードである。Img_1470


 第二段階 無視していると、フェンスから伸び出してくる。この状態を背後霊じょんという。

Img_1472



 第三段階 それでも無視していると、フェンスに足をかけて立ち上がる。こうなると座っている私の頭を見下ろす状態となり、恐怖を感じる。
Img_1473
ワカッタワカッタ、ナンデモヤルワ。と根負けする。



 

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建田の金刀比羅講 11/9

2008-11-11 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.9(日)曇り

 建田三町はほぼ一直線に流れている上林川が南に大きく迂回している部分にある三つの町で、じょんのび村の隣町である。なぜ建田三町というのかいつか調べてみたい、藩政時代の名残でもあるのかなと思っているが、武吉、佃、忠の頭文字を並べると「た、つ、た」となるので実はそれだけなのかも知れない。府道から離れているので不便かも知れないが、それだけに村の団結力が強くて、自然が残り郷愁をそそる村であるように感じる。じょんのびの常連さんもいらして、ハナやサチーも常連犬である。
 さてこの建田三町に受け継がれる金刀比羅講は今年300年の大祭を迎え、記念すべき祭りなのでお参りに行くことにした。といっても家から2.3Kmなので自転車で10分ぐらいのところである。社があるわけでなく、講元の温井貞夫さん宅でとりおこなわれ、来年はまた他の講元さんに移ることとなっている。300年前といえば宝永年間で、富士山南面の宝永火口に見られるように自然災害が多く、政治面では生類令などの時代で、農民の生活は大変苦しい時代のようだ。年表によると1708年宝永5年、丹波何鹿郡三ヶ村強訴とある、これが金刀比羅講大祭の起源である。当時一揆や強訴が成就することは困難を極めたが、この強訴は金刀比羅さんの加護があって成功したそうである。そのお礼として以降1000年間金刀比羅さんをお祭りすると約束したそうで、あと700年はこのお祭りが続くことになる。ただ、実行者三名は村に帰還することも出来ず、村人は国境のいなば堺で慰労の宴を開いたそうである。その時の肴が大根、柚子、唐辛子ということだから大祭の期日、本来は11月10日が丁度その慰労宴のあたりなのだろう。Img_1481 Img_1482 Img_1480

大根、柚子、唐辛子

 屋台が出て賑やかな坂道を登ると講元の温井さん宅があり、沢山の方が参拝しておられる。見知った方が多いので挨拶も大変だ。お札を頂き、御神酒もよばれて気持ちよく帰じょんする。Img_1475 Img_1476




 金刀比羅さんのいわれから自転車旅行中の三閉伊一揆を思い出した。田野畑村に資料館があり多くの文献や資料が残っている。盛岡藩相手に起こした一揆で、これも珍しく成功した例である。一揆の資料は事後の迫害、首謀者の追求を逃れるためほとんど処分されるが、よくぞ残ったものだ。建田の強訴についても文書は一切残らず、総てが口伝ということだ。成功といっても義民三人は村に帰ることは出来なかったし、村人の生活がそう一転することもなかっただろう。それでもやむにやまれず行動を起こす農民の苦しさ、辛さは私たちの想像を超えるものである。この地域でこのお祭りがあと700年営々と続けられることを願う。

今日のじょん:じょん語録(18)勝手にドッグラン
 じょんのび村は巾が約100mあるのでドッグランにはもってこいだ。まだ柵が出来ていないので放せる犬はごくわずかである。じょんは勝手に走っているが、他にはモモとドゥンガぐらいである。早くドッグランを完成し、走らせてあげたい。
 




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第2土曜定休日 11/8

2008-11-09 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.8(土)雨、曇り

 火・金以外に第2土曜日だけ定休日としているが、これは福知山東ゴルフ(以下FHG)の例会日でもあり、他の定休日はじょんのび村建設に忙しくて休養にならないため、必ず休みたい、リフレッシュしたいという願望のためである。それでも天気が良ければコンクリート張りをしようかななんて思っていたが、幸か不幸か雨模様なのでFHGの例会にゆく。2月振りのゴルフで結果は散々で、かみさんは腰痛を起こすし大変であった。あまりに寒くなったので夜は綾部温泉に行く。近くに温泉があるというのはありがたいものだ。
 カメムシ実験ばかり書いていたのでここ2,3日のじょんのび村の様子をお知らせしたい。
 看板が出来た。府道500m先に綾部温泉側からの事前看板が出来た。11月5日のことである。あと綾部側に一基、店に一基作製予定。結構手間ですぜ。Img_1454

夕暮れの写真で見にくいか。

 11月6日、聖護院蕪の芽が出た。人参は音沙汰無し、人参は発芽しにくいと聞いたが。

 11月7日、でかい鳥が現れた。朝、じょんの散歩をしているとじょんのび村上空にラドンのようなでかい鳥が飛んできた。じょんもびっくり、サギのようでサギでない、一体何だこの鳥は。Img_1460




山々の紅葉が始まった。裏山にこんなにも漆があったのかと思わせる紅い色が目立ってきた。じょんのびの木も葉を落とし始めて、やがてみんな丸裸になってしまう。なんとなく寂しい気持だ。Img_1462




今日のじょん:じょん語録(17)こんこんじょん
 じょんの尻尾はでかい、信太の狐なみだ。尻尾を振るとフェンスに当たってコンコンコンと大きな音を立てる。これをこんこんじょんと呼んでいる。最近ものぐさになってがんばって振らなくなったが、お留守番で帰ってきたときなどは、いつもより余計に振っておりま~す。

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カメムシいるいる大実験(3) 11/7 

2008-11-09 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.7(金)雨

  •  カメムシに殺虫剤は効く
  •  効能書きでカメムシ用となっていなくても効く
  •  対象の虫が違っていても成分は同じものが多い。
  •  カメムシは殺虫成分が無くてもクレ556などの油分で死ぬ。
  •  効果の速度は殺虫成分以外の要素があるかも知れない。噴射の度合いや冷却効果、溶剤などの成分などが考えられる。

というような結論となった。高い専用殺虫剤を使う前にその辺にある殺虫剤を使ってみることをお勧めする。クレ556でも死ぬが、その辺が汚れて仕方がない。いずれにしても室内では壁や家具が汚れるので殺虫剤は使用しない方が良い。我が家では室内ではガムテ法を野外では捕虫瓶法あるいは殺虫剤を使用している。殺虫剤を使うのは野外で壁の隙間や高くて捕虫できないときなどに使っているが、噴射の距離が1mを超えると効果の程が怪しくなってくる。Img_1468

実験に使った殺虫剤とガムテ、捕虫瓶とピンセット


 最も多用するのはガムテ法となるのだが、これも奥が深くて無造作にやってもうまくくっつかない。優しくそっと背にくっつけ、決して周りの壁や家具などにはくっつけない。くっついたらすぐに上向けにする、丁度亀がひっくり返った状態にする。そして素早く、虫の周りを密着し、密閉状態にする。それでも臭いは漏れてくるので、室内のゴミ箱は厳禁、必ず屋外のゴミ箱へ棄てる。これ常識。
 捕虫瓶法はポリでもガラスでも良い必ず密封できる瓶に灯油を入れておく、ピンセットあるいは箸で摘んで放り込むという単純なものだがスピードが肝心だ。バタバタしていると強烈な臭いにやられる。虫が捕まったことを認識しないうちに瓶に放り込む、これがコツである。
 これらとは別に一網打尽にする方法を模索し、アイデアは固まってきているのだが今シーズンには間に合いそうにないので、来春のシーズンにでも公開できればなあと考えている。

今日のじょん:「笑」という字は、犬が笊をかぶっているところから来ているという話を以前にしたが、将にその状態が今夜起きて、もう大笑い、お腹がよじれるほど笑ってしまった。じょんは雨が降ろうと槍が降ろうと(槍はまだ降ったことがないが)散歩に行きたがるので傘を差して連れて行ってるが、後の乾燥が大変である。そこで犬用のレインコートを買ってきたが、果たして着てくれるだろうかと心配であった。ところが意外とすんなり着たのだが、その格好がおかしくておかしくて笑い転げてしまった。馬子にも衣装というところか。Img_1463 Img_1466

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カメムシいるいる大実験(2) 11/6

2008-11-07 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.6(木)晴、曇り

 プラ容器にカメムシを入れ、殺虫剤をシューと一吹きかける。時間的経過を観察しその効果を実験する。検体はその都度捕まえてやるので、個体差がある。容器も水洗いしかできないので殺虫成分あるいは溶剤などが残る可能性がある。噴射力に差があり均一な噴射ができない。等の問題はあるがしゃれと思ってみて欲しい。実験結果はエクセルのファイルにあり。
 

「kamemushi.xls」をダウンロード

まづ感じたことは、よくこれだけの殺虫剤が我が家にあるかということだ。かみさんの虫嫌いということもあるが、こうなると殺虫剤オタクといわれても仕方がない。各殺虫剤は効能書きで対象となる虫を特定しているが、実は殺虫成分は同じというのがままある。カメムシの殺虫で必要なことは、すぐに死ぬ、臭いを出さない、部屋を汚さないなどだろうが、今回の実験では何秒で静止するかということを調べた。臭いを残すかどうかも調べたのだが、前の検体の臭いが残るので調べようがなかった。
一番早く効いたのが「ムカデフマキラー」である。ところがこれはアースジェット、ハチアブダブルジェットと主成分が同じであり、殺虫成分というより付加効果の冷却効果が効いたのではないか。実験を続ける内に、果たしてカメムシは殺虫成分によって死んでいるのだろうかと疑問を持つようになってきた。どの製品にも溶剤として第三石油類やケロシン等が入っている。この油類による窒息、あるいは浸透圧の差によって起きる障害で死んでいるのではと思うようになってきた。
 そうすると殺虫剤でなくても、鉱物油であるクレ556でも効果があるのではないか。やってみると果たして、今回の7薬剤の内2番目の早さで静止した。一体殺虫剤ってなんなんだい。もっと驚くことは、クレ556の後の実験のため、ポリ容器にカメムシを入れると、それだけで転倒し、足を痙攣させて死んでしまったのである。よく見ると水洗いのためクレ556の成分が洗われずに水滴となって残っているのだ。
 その後実験を続けるが、成分は同じなのに効果に差があること、カメムシ専用なのに効きめが悪いことなど意外なことが出てきた。ただどの薬剤にしても時間的な差こそあれ確実に死に至ることが判明した。カメムシには殺虫剤は効かないという先入観は払拭された。
 「カメムシは死んだまねするで」というかみさんの助言に従い、検体を取り出して数時間並べておく。
Img_1451 何時間たっても動かず、死亡が確認できた。続く


取り出したカメムシを並べておく、総て死亡確認済み。


今日のじょん:じょん語録(16)じょんじょんパンパじょんパンパ
 じょんはパンが大好きである。朝ご飯がすんで眠っていても、私たちが朝食のパンを食べ始めると起き出してくる。そりゃあ旨いだろう、店の売れ残りの無添加里山パンだから、、、。



 

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カメムシいるいる大実験(1) 11/5

2008-11-07 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.5(水)晴

 今日はじょんのびの日といって、みんながじょんのびに行ってコーヒーを楽しむ日なのに、そのためにケーキセットを500円で提供している日なのにちっともお客さまがみえない。そういえばあやべ市民新聞に一回広告しただけで、誰も知らんわな。よーく憶えといてよ。毎月第一水曜日はじょんのびの日なんだって。そんなの関係ねいか。
 おかげでカフェ以外の仕事は良くできる。看板取り付け用のコースレッドや舗装用の砂、バラスを買いにコメリに走る。広域農道から27号線に出る手前、道路上に凄い血の跡、すわっ事故かと思い、近所の奥さんに聞いてみるがそのようなことはないとのこと。なるほど、猪か鹿が当たったようだ。この辺じゃ日常茶飯事のことである。
 それでもまだ暇なので、先日から気になっているカメムシ退治をする。ここんとこ温かいので嫌というほどカメムシが現れ、そこら中にへばりついている。特に香りを売りにしている客席ではカメムシは最悪だ。家の中はガムテープで、屋外は灯油瓶で一匹ずつやっつけてゆく。2,30匹で嫌になってくる。そういえば昨日ストックで買ってきたスーパーカメムシジェットを試してみる。なにしろバカ売れで、他の殺虫剤はどっさり在庫があるのにこれだけは最後の一個となっていた。シューッと吹きかけると数秒じっとしているがやがて力尽きてポトッと落ちる。いやいや優れものだ。カメムシの侵入路であるサッシのレールのところに吹きつけておけば数週間忌避剤として効果があるという。
 カメムシは一体どうやって部屋の中に入ってくるのか?よくある疑問なんだが、なんでも3mmの隙間があれば入るんだって、サッシには水抜きだか通気口だか、3mmどころじゃない穴が一杯空いている。露の防止とかで完全密封は出来ないようだ。
 カメムシと言えば日本一周自転車旅行、北陸・東北編を思い出す。北陸はまだカメムシの季節ではなかったが、美山町の萌叡生活塾で妙なものを見つけた。ガラス瓶だろうかポリの瓶だろうか、ペンキで真っ赤に塗られた瓶に液体が入っていて、紐で箸が取り付けてあるのだ。2日間何か考え続けたんだがなんだか解らない。出発時に「あの赤いの何ですか?」「虫入れる瓶だよ」解ったような解らん答えだったが、今にして判明したのだ。カメムシを捕まえて殺す瓶だったのだ。Img_0155

萌叡生活塾、カメムシ入ってきそー。

東北では丁度季節だったので、どの宿でも虫が入らないように窓を開けないよう注意してあった。福島のアトマさんでは「これが一番よ」とガムテープでの捕虫を教えて貰った。捕らえることよりも臭いを出さないことが大切なのだ。とにかく雪国のカメムシは一級品である。これじゃ日本異臭旅行だ。
 てなわけでカメムシに有効な手段はなく、捕まえるしかないと思いこんでいた。蚊や蝿のように殺虫剤でやっつけるわけにはいかないと思っていたのだ。ところがカメムシ用の殺虫剤が売られている、家にある殺虫剤の効能書きにもカメムシと書かれているのがある。幸い我が家には虫嫌いのかみさんのおかげで8種類もの殺虫剤が存在する。違いのわからん農学士の実験の虫が湧いてきた。続く

今日のじょん:相変わらずのマーブルとの大乱闘。Img_1458
静止画では解らないが、このでかい犬どおしがドスンバタンとやるのだから大変。よく怪我をしないなあと思うが、そこは手加減しているのだろう。マーブルはこのあとすぐに寝てしまうそうである。相当体力使ってるようだ。

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土木工事 11/4

2008-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.4(火)晴

 延び延びになっていた3枚目のコンクリートを張る。準備も本番もずいぶん慣れてきて要領良くなった。それにしてもセメント練りはつらい仕事だ、特にバラスを入れての空練りと水を入れてからの練りはつらい。セメント、砂、バラスで125Kgとなっているのを練っていくのだから、精も根も尽き果てる。これを二練りで2m×1mの鋪装ができる。杉の丸太で表面を突くようになって綺麗に仕上がるようになってきた。水加減も以前より多めにした方が作業もしやすいし、仕上がりも良くなる。端の決め方やつなぎ目のやり方が良くなってきて、上達の過程が3枚のコンクリートでよく解る。コンクリートが少し余るので、物置の横の壁を作っているが、一度にワイヤメッシュ2枚やれば効率よくできるのではないか。ワイヤメッシュ1枚を2船でやるとして2枚なら3船で行けるかも知れない。次回の課題としよう。それにしても3船練るのは結構恐怖である。とにかく10分の3が出来た。気の遠くなるような話だ。

Img_1448_2 Img_1449
 3枚目が完成、当日は通行止めとしている。

 その後は東側の事前看板の支柱穴掘り、上田さんに借りたバールと穴掘り器(正式名称は解らない)で70cmの穴を掘る。穴の堀方はこうするのだと橋立さんから聞いていたが、この器具が高いばかりにバチヅルで掘ってきたのだ。いやあこれは優れものだ、あっという間に穴が掘れる。この冬ドッグランを作るためには数十本の丸太を立てなければならない。これは絶対必要である。とりあえず年内一杯お借りすることにした。それまでに安売りか、不要品を探さなければ、、、、。看板用柱のほうは2本目の柱穴を掘っているときに上田さんが来られて手伝ってくれた。というより彼がメインになった。さすが本職だ、早いこと早いこと。ポンポンと立てて明日取り付けとしよう。Img_1450
じょんのび村のガーデニングやDIYたってこりゃほとんどが土木工事だ。たまにはおしゃれな仕事がしてみたい。

ここは上林でも一番風の強いところ、大丈夫かねえ。


今日のじょん:じょんは時々ふっと固まることがある。かつての固まりじょんとは違い、変な表情になって動かなくなるのだ。きょうも朝の散歩の時、いつもなら小屋から飛び出してくるのに固まって出てこない。暫くするといつもどおりの表情になって出てくる訳だ。これが必ず起きるときがある。ランララランをする前に店の前のたたきで固まってしまう。迎えにいってやって始めてランララランが始まる。この時の写真をいつかお見せしよう。

 

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蕪、人参の種まき 11/3

2008-11-05 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.3(月・祝)曇り

 もう限界、遅れに遅れている種まきをする。ひとつは聖護院かぶら、もう一つは黒田人参である。種はとっくの昔に買っていたのだが、種蒔きといっても土を運んで耕して、畑を作ってからのことだからついつい遅れていたのだ。種の袋に播種や収穫の時期が書いてあるが、大まかで実際のこの地域の時期というものは解らない。かつて雪国では山の残雪の形で種蒔きの時季を決めていたそうだが、これは理にかなっている。白馬岳は元々は苗代の代馬を表し、その馬は白馬ではなく黒馬である。残雪によって出来た馬の形は実は岩盤の部分なのである。南アの農鳥岳は鳥の形が現れるそうだ。農鳥岳なんて変な名前だと思っていたが、解りやすいといえば解りやすい名前だ。
 ここ上林では雪山は無いが、かつて雪が多いときは残雪のサインがあったかも知れない。私はじょんの散歩の時に近所の畑を観察し、農作業の参考にしている。近所のある畑では一月以上も前に蕪が蒔かれていたし、人参などもう育っている。
 とにかく、昨日から少しづつ土を運び、バーク堆肥を混ぜて耕す。蕪は条蒔きにして間引きするよう書いてあるが、大根と同様に黒マルチに点蒔きとした。同じ仲間だから大丈夫だろう。人参は点蒔きとしたが、収穫は来春のようだ。どちらも発芽が心配である。大根の時よりも気温がかなり低いからだ。あれ、温度って関係あったっけ、発芽の三要素って、水、温度、空気?水、光、温度?水、光、空気???違いのわからん農学士。  


Img_1446 左のマルチが聖護院蕪、右の二畝が黒田人参。

今日のじょん:マーブルとの毎日の格闘が楽しみのようである。むしろマーブルの方が楽しみにしており、じょんの来そうな時間になると玄関の方に様子を見に行くそうだ。格闘は日に日に激しさを増しているが、どちらも吠えることも唸ることもなく続くのだから変な光景ではある。ひとしきり格闘を繰り返すと「帰るで」と言うとすんなり帰路につくのも、何か妙に悟っているようで不思議な感覚だ。

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サファリ上林 11/2

2008-11-05 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.2(日)晴

 秋晴れの日曜日とあってライダーの走行が多い。信号の少ない(上林には1つ)府道なので走りやすいのだろうか。ライダーのお客さんもポツポツと増えてきたが、まだまだといったところだ。といっても団体で走っているライダーに来られると店がパンクするので単独、あるいは2,3人で走っているライダー歓迎というところだ。冬までには登り坂の舗装とバイク置き場、ライダー向けのモニュメントを完成させたい。
 さて今年は柿の成り年ということだ。そういえば近所の柿もたわわになっている。色んな方から柿を頂いているがそう食べられるものでないから、お裾分けしたりしている。そのためか例年より熊の目撃情報が多いそうだ。どんぐりも豊作年なので矛盾しているそうだが、どんぐりより柿の方が旨いのかな。Img_1444
 真野で目撃されたといううわさを聞いたが、将にその目撃者が来じょんされ、生々しいお話をお聞きした。朝九時庭でガサガサと気配がして、見ると中くらいの熊が逃げていったということである。真野に出るんなら、1Km程のじょんのび村に現れてもおかしくない。一応注意して暮らしている。特にじょんを野外に出すときは、妙に熊を興奮させてもいけないので要注意。
 小豆の収穫が一段落し、鹿の鳴き声は少なくなった。とはいえ朝な夕なにすぐそこでピーという鳴き声がしている。じょんのび村には現れたことは無い。若木が沢山あるので、今来られたら最悪だ。
 猪対策にあわてて網を張ったのだが、それ以降現れていない。ただ、隣地にあるいは谷に来ていることは確かなので油断してはならない。猿も栗がなった時以来現れない。きっとあちこちに美味しいものが成っているのだろう。
 あと野ウサギとイタチが村内に現れる。アナグマやヌートリアもいるそうだが未だ発見したことはない。よーするに上林全体がサファリなわけだ。

今日のじょん:じょん語録(15)ランラララン
 朝の運動のひとつ。朝はおしっこして、うんPして、うんさん取りして、ぽんぽこぽん10回して、ランララランして、毛繕いして、じょんぷく寺して運動は終わり、じょんもこちとらもくたくたになる。ランララランは芝生の上を走り回り、シラカシの周りを走り回ることである。とにかく全力疾走なので、疲れること甚だしい。

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じょんのびガーデン 11/1

2008-11-03 | 日記・エッセイ・コラム

2008.11.1(土)晴

 じょんのびガーデンはもらいものガーデンである。先日も村上さんからコノテガシワ2本とヒバの種類だろうコニファーと斑入りの青木を頂き、植え付ける。広い庭だから今までは適当に植え付けていたが、これだけ増えてくるとコーディネイトしながら植え付けないととんでもない雑木林となる。コニファー類は家の玄関口となる歩道坂上部に、青木は店の玄関口となる坂の上部に植え付ける。Img_1442 Img_1439




現在ガーデンにある木々を紹介しよう。カナメ30本、ハゼ6本、紅葉2本、ソテツ1本
シラカシ1本、しだれ桜1本、沈丁花3本、オリーブ1本、アジサイ3本、そして今日植え付けた木4本すべて頂き物である。元からあった木は、榎木1本、桐1本、シュロ1本、桧1本、山椒1本、梅0.5本、茶の木多数、合歓の木5本。買ったものは白樺3本、さつき5本、キンモクセイ1本、ツルバラ2本、ミニバラ1本、実山椒1本、一年柚子1本。大体バーゲンや植木市で超破格で買ったもので、最も高いのは白樺の1本1,950円である。いずれにしてもまだ育ってないので、なんとも貧相なガーデンではある。Img_1363 Img_1362 それでもカナメの生け垣作りや桐、梅の剪定などこの秋の仕事が残っている。
 花や観葉植物の類も沢山の方に頂いて助かっている。ガーデニングの好きな人は自らの作った花や木をあげたり貰ったりするのがひとつの楽しみでもあるようだ。
 じょんのびの木の木陰の休憩所や桐の木下の木陰駐車場を整備するのも今後の楽しみである。

今日のじょん:じょん語録(14)ガリガリくん
 子犬がガリガリかじるのはなぜなのだろう。歯が生え替わるときに痒みなんかがあるのかなと思っていたら、生え替わってもやっている。必死でかじっていると思えばついぞかじらない場合もある。せっかく作った犬小屋をかじられてしまったと言う話も聞く。我が家で一番被害に合ってるのは、フェンスの支柱である。もうすぐ折れてしまいそうだ。Img_1443

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ストーブガード 10/31

2008-11-02 | 日記・エッセイ・コラム

2008.10.31(金)曇り

 朝から微妙な天気で、一雨きそうだ。せっかく準備をしたがコンクリート張りは延期しよう。それよりもストーブガードの塗装をしなくては。このストーブガードはFe工房さんに春から頼んでいたもので、、シンプルで機能的、そしてこの世に二つと無い品物である。頼んだことが総てクリアされていて、ちょっとおしゃれなアクセサリーも付いている。組み立ててみて手直しの無 い状態で塗装をしなければならないので、こちらで塗装することと相成った。完成品を手渡されるより、その過程で自分の手が入るのが嬉しい。Img_1422 Img_1423 Img_1424



ねじ部分などをマスキングし、耐熱塗料をスプレーしてゆく。2缶で2回塗りプラスアルファがあるので、最初に溶接部分をスプレーする。溶接部分は塗料の乗りが悪いそうだ。スプレーの塗料は値段は高いが簡単に均一な塗装ができる。時間をおいて2回塗りし、最後に薄そうなところを重ね塗りする。
                        
Img_1431 Img_1432
できあがり、名品である。


ストーブの掃除も済んで、いつでも使用可能だが薪の調達が予定どおり行かず、この冬の稼働が不安である。

今日のじょん:じょん語録(13)カモノハシじょん
 じょんの口は旺盛な食欲のせいか、ぽんぽこぽんのボールを咥えるせいか、カモノハシのくちばしのように先が広がっている。普段はそうでもないのだが、なにか咥えるとカモノハシ状態になる。これが凄く愛きょうで、かみさんがカモノハシじょんと名付けた。Img_1425_2 体重は16.8Kgで10日前と変わらず、成長止まったのかな。

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微妙な天気 10/30

2008-11-02 | 日記・エッセイ・コラム

2008.10.30(木)曇り一時雨

 朝方村の北側で猫発見、茶色の大きな猫である。居着くようなら飼ってやろうかななんてよーく見ると緑の首輪をしている。Img_1417 犬の場合はどこの家にどんな犬がいてとか解るけれど猫はどうしようもない。何度も来るようなら近所で聞いてあげよう。
 明日は恒例のセメント張りなんだが、天気予報は雨模様でどうしようか迷うところである。ここんところ連日雨が一時降っている。長く続く訳でなく、これぐらいならどうって事はない。やむなく明日の準備だけしておこう。砕石をどけて土を削って、正味2時間ぐらいで出来るようになった。好天が約束されていればワイヤメッシュ2枚分やってしまうのだが、今回は1枚にしておこう。Img_1419

にわか雨にきれいな虹が出た。

なんて作業をしているとお客さまが来られる。今日は先日山の境界線でお世話になった製材所の奥さんが親子で来じょんされ沢山のぎんなんと湯がいた黒豆を頂いた。今夜は第2回の十座間会があり、Fe工房の村上さんもストーブのフェンス納入のため来じょん予定なのでお酒のつまみにもってこいである。
 閉店と同時にじょんの散歩を済ませ、宴会の準備、いつになくごちそうが並ぶ。先日中尾君に頂いたワインもやっと飲める日が来た。前田さんが参加できなくなったのが残念だが、いつもどおり吉右衛門のギターで古い曲を軒並み歌う。おしゃべり好きの村上さんのおかげで、環境問題や農業問題なども話題に上がったがなにしろ酔っぱらってるので中身は忘れてしまった。今回は早く終わろうと決めていたのだが、結局2時頃まで盛り上がってしまった。Img_1421

納入されたストーブガード、未塗装である。

 今日のじょん:今日もマーブルとおきまりの格闘をする。マーブルはまだ村長が怖いのでちょっと遠慮気味、天気の良い日にじょんのび村の庭で思い切りやらせてやりたい。

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