hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

目白台付近の坂道(1)

2016-11-29 05:00:43 | 日記

『江戸の坂・東京の坂』その78。かなり東京の坂道は歩いたが、それでもまだ行けていないところがある。今回は目白台付近の坂道を歩いてみた。まずは江戸川橋駅を降りて以前に歩いた鳥尾坂を登る。音羽の谷から目白台に向かう坂は中々厳しい坂が多いがこの坂も例外ない。坂を登ると首都高4号線が下になっていく。


獨協学園と聖カテドラル教会の間を歩き、目白通りに到着。向かいに渡り、右に曲がると和敬塾と旧田中角栄邸(文京区目白台運動場)の間の細い道を左に曲がる。


道は急に狭くなり、両側には藪が現れ、なんとも暗い坂道となるがこれが幽霊坂。なるほど、うまいネーミングである。


その先を少し行くと左側に見事な紅葉が見えてくるが、これが新江戸川公園。実は旧熊本藩の庭だそうで背後の坂を上手く使った回遊式庭園となっている。ちょうど紅葉はピークで思わず見入ってしまう。



新江戸川公園からでて、しばらく歩き、左に曲がると道がクランクに曲がりながら坂道となるが、これが豊坂。名前の由来は坂下に豊川稲荷社があることから付いたものだが、江戸時代は一帯が大岡主膳の下屋敷のため、明治以降に作られた新しい坂道である。坂を登ると日本女子大の前に出る。(以下次回)