
夏旅行第7弾。仙崎の街を後に今回の旅行の目玉、というかフォトジェニックな場所に向かう。幸い天候にも恵まれている。まずは元乃隅稲成神社に向かうのだが、道がわかりにくい。というのも昔からの観光スポットでないため、カーナビがあまり正しくない。


まず、行き先に打ち込んでも反応しないのである。途中の指示板が沢山あって、迷うことはないのだが、流石に海に近づくと道が狭くなる。すると急に前が開け、整備された駐車場が出てくる。
神社はその目の前、海が近いからか風がとにかく強い。

この神社は1955年に津和野市にある太皷谷稲成神社から分霊されたもの。鳥居の上部に賽銭箱があって子供達が鳥居の前で小銭を投げ合っているが、10円玉に当たりそうになる。キツネのついた可愛らしい御朱印をもらい、海に続く沢山の鳥居をくぐる。神社にあまり若い人の姿を見ることはないが、ここは別。子供連れやカップルで混み合っている。確かに海に向かって123基の赤い鳥居をくぐるのだが、中に入るより周りで写真を撮る方が良いポイント。


海に近づくと竜宮の潮吹というダイナミックな自然現象を見ることができる場所があるが、波が静かで全く見ることは出来なかった。

次いで角島(つのしま)を目指す。角島は山口県北西部にある島であるが2000年に本州との間に角島大橋が架けられて車で行けるようになった(無料)。橋はコバルトブルーの海の中を割って入っていく。

ゆっくりドライブすると海の底がよく見えるらしく、海の色が度々変わるのがよくわかる。とにかく、この橋こそまさに絶景ポイントである。天候も快晴で南の島に来たような気分。


橋を渡って先端にある角島灯台まで走る。総御影石造りのフォルムが美しい灯台は登ってみるが、360度の展望も素晴らしい。隣の記念館に入るとお雇い外国人であったリチャード・H・ブラントンにより1876年に作られたこの灯台のことがよくわかる。

この日は西長門リゾートに宿泊、とにかく海水浴、ジェットスキー、プールなどマリンレジャーが全てできるため子供連れに大人気。部屋に入っても目の前に角島大橋が全て見えるビューは素晴らしい。

夕食も夕日が落ちて行くのを見ながら取ることが出来、食べ物も美味かったが、さらにこの日本海に落ちる夕日が贅沢な気分にさせてくれた。