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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

農業公園の彼岸花

2018-09-19 05:00:57 | 日記

秋になってアサガオやモミジアオイ、日々草などの花が終わりを告げるといよいよ秋になる。久しぶりに庭のポーチュラカに代わる植物を求めて三鷹市立農業公園に行く。今日は31℃にもなったので慌てて鳴き始めたツクツクボウシもいたが、やはり空には巻雲、青さも何となく秋を感じる。

駐車場に車を停めて公園内を歩くとちょうど今彼岸花が満開となって咲いている。一部に白もあるが殆どが赤い花。地面から茎が伸び、その上に蕾が出来て、花が開く。ソメイヨシノではないが、花に余計な葉がないのが特徴でそのために群生していると赤一色にあたりを染めるから美しい。


ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物で球根から育つのだが、球根は有毒のため、モグラやネズミなどの農業の害獣を寄せ付けないように田んぼの畦などに植えられていた。あまり知られていないのだが、葉は花が終わった後に細いものが出るが、やがて枯れ、地上からは姿を消して年を越すのである。死人花など忌み嫌われることもある一方で曼珠沙華というおめでたい天上の花としての異名もある。それにしても今年のような夏が長く、また記録的な暑さでもほぼ同じ時期に楽しませてくれることはいつも不思議に感じる。

公園でバーベキューをしている場所を抜けて畑の奥を見ると11月には立派な花をつける皇帝ダリアが1.5mほどに育ち始めていて、竹のような茎も随分と太くなってきている。


額に汗を流しながらも秋を感じた農業公園であった。