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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

都県境を走る乗合バス〜東京・神奈川(2)

2018-09-17 05:00:35 | 日記

『バスシリーズ』その17。引き続き東急バス玉11系統に乗り、二子橋の手前が乗ったバス(多摩川駅行)の終点、多摩川駅はほど近い。バスは玉堤通りを左に曲がり、バス転回場に入る。

私の乗ったバスはまた二子玉川駅に折り返すため、乗客の入れ替えをするとすぐに出て行く。ここを発着しているのはあと1系統しかない。


せっかく、時間があるので周囲を歩いてみる。ちなみに多摩川駅は何度もその名を変えた駅である。駅の開設時の名称は多摩川駅であったが、1931年にそばに遊園地ができたため、多摩川園前駅に改称、これを1977年に多摩川園駅になる。

しかし、1979年に遊園地が閉園すると2000年に再び名前を多摩川駅に戻す、つまり3回名前を変えて元の名前に戻ったのである。私が大学に通っていた頃は多摩川園駅で、駅に停車するとまだ背の低い観覧車なども回っていたが、そのことを知る人ももう少ないであろう。


多摩川の河原に歩いて行くと右側には東急線の鉄橋、左側には綱島街道が上を走る丸子橋がよく見える。また、近くには浅間神社や公園、その横には魚の網や虫取りカゴなどを売る古い店なども残っている。


武蔵小杉駅東口行きのバスは定刻を5分以上遅れて到着、降りる人はいたが、乗ったのは私1人。これはバス代216円に対し、電車ならば124円で行けるのだから当たり前である。


バスは遅れていることもあり、すぐに発車。玉堤通りを右に曲がり、丸子橋を渡る。この橋を渡る乗合バスはこの1系統、左右に多摩川が広がる。そして都県境を越えて神奈川県に入るのだが、多摩川駅から武蔵小杉駅東口までは途中にバス停はない。


綱島街道を走り、右手に折れて東急線の武蔵小杉駅前に到着、武蔵小杉駅周辺も高層ビル群が林立しており、昔の名残は殆どない。また、JR南武線は接しているが、JR横須賀線までは離れていてバス路線がある程である。

武蔵小杉駅でバス路線を確認したが、都内まで結ぶバス路線はやはりなかった。神奈川県との都県境を越えるバスはありそうであまり無い。(二子玉川駅発には向ヶ丘遊園駅行のバスが都県境を越えているものがある。)