hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

下関市街を歩く〜夏旅行(8)

2018-09-07 05:00:23 | 旅行

夏旅行第8弾、西長門リゾートを出発して国道191号沿いの福徳稲荷神社を目指す。響灘に面した神社であるが、皆が五穀豊穣、商売繁盛、豊漁、航海安全などを祈願して奉納した鳥居が千本以上、その姿は圧巻。


まずは本殿にお参りしたあと3つの社をめぐるように立つ鳥居の数を数えながら歩く。ナンバーリングされており、確かに千本鳥居を確認できた。

その後は国道を走り、1時間ほどかけて下関市街に。車はカモンワーフという港沿いのレストランの集結したビルに停める。早めのランチと思ったが、流石に海鮮丼や刺身定食には食指が動かず、中華料理を頂く。

その後、唐戸市場を見に行くが、昼にやっている店もまばらですぐ終了。ただ、トラフグの薄造りの安さには驚いた。


そこから歩いて赤間神宮にお参りに行く。この神社は壇ノ浦の戦いで源氏に敗れ、入水した安徳天皇の御霊を祀る。竜宮城のような朱塗りの水天門から中に入り、社殿にお参りをする。

その隣には耳なし芳一を祀る芳一堂や平氏一門の御霊を祀る七盛塚などもあり、荘厳な感じが漂う。ただ、安徳天皇陵は鍵が掛かっていて入ることはできない。

その先の細い道を辿るとふぐ料理の老舗春帆楼の前に出る。何しろ料亭の名前の前に『史蹟』と入っているくらい。伊藤博文が毒のあるふぐの料理を解禁したから今我々もふぐを食べることが出来るようになったのである。

この料亭は日清戦争の講和会議を下関で行なった際の会場となったもので隣には当時の様子を説明する日清講和記念館がある。無料で入ることができ当時の日本代表の伊藤博文や陸奥宗光、清代表の李鴻章が座って会議する様子が再現されていて興味深い。

駐車場まで戻り、関門海峡が見渡せる火の山公園に向かう。小高い山で頂上まで無料自動車道があり、簡単に登れる。


山頂にはテレビ塔のほか、砲台跡などがある。ちょうど関門橋の横に位置するため、壇ノ浦から巌流島、彦島まで見渡すことができる。この山に立つと九州までの距離の近さに驚く。ライトアップした姿もかなりいいらしい。