hokutoのきまぐれ散歩

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九州鉄道記念館と門司港レトロ〜夏旅行(9)

2018-09-08 05:00:59 | 旅行

夏旅行第9弾。本州を離れて九州に向かう。ルートは橋とトンネルがあるが、橋は250円に対しトンネルは150円。ただ、ETCの通勤割引ならば橋も150円と均衡を保っている。カーナビどおり走るとトンネル経由となっているのでこれに従い走ると門司港駅近くに出る。

まず、駐車場に車を停めて向かったのが、九州鉄道記念館。入口左側には銀色のEF30、赤色のED76、それに481系特急の運転台部分が並んで停車している。これらの運転台には乗り込むこともできる。


車両の展示は9600系蒸気機関車、C59蒸気機関車、EF10電気機関車、キハ07気動車、特急にちりん(481系)、特急月光(581系)、14系客車(特急さくら)と並んでいる。


本館は左側の旧九州鉄道本社の建物を利用していて、乗るとすぐに明治時代の客車があり、右手には広々としたジオラマ、二階には鉄道写真の展示や懐かしい鉄道関連(特殊弁当、記念切符、サボ、タブレット、ヘッドマークなど)がたくさん飾られている。


どれを取っても興味深く、また懐かしい。これらをゆっくり時間をかけて見る。夏休みのため子供だらけだったが、ジオラマが動いていたタイミングのため、あますことなく見ることが出来た。

次は門司港駅を目指す。初めて降りたのが大学2年の頃だから40年も昔だが、外観は変わっていない。


奥にはかつて関門連絡船が出ていた頃の地下通路の遺構も残っている。現在改修の最中だが、完成後はさぞや立派になって戻ってくるのだろう。

いわゆる門司港レトロの建物を見て回る。駅前にあるのが旧門司三井倶楽部、裏にあるのが旧大阪商船。その前は船溜りとなっていてロバートの秋山氏のお父さんがやっているハンバーグ店『海賊船ファンキータイガー』が係留されていたが、修理中のため、中に入れなかった。船の老朽化のため、もうすぐ姿を消すらしい。

国際友好記念図書館、旧門司税関が向かいあっていて立ち、その先には31階建の門司港レトロ展望室がある。登ると下関の火の山公園展望台と対になるような風景を楽しむことができる。船溜り周辺は一面がウッドデッキとなっていてゆっくり散歩することができる。ただ、この時期、暑すぎて歩いているとかなりくたびれる。そんな時は有料ではあるが、展望室に登り、冷房の効いた部屋でお茶を飲みながら周りを観るのが一番である。

また、九州鉄道記念館〜めかり公園を結ぶトロッコ列車や北九州の路面電車も見ることができた。