久しぶりに『コの字』カウンターのお店に入った。吉祥寺のビルB1にある『プラットスタンド酛』という店。京橋に『京橋もと』という高級店があるが、その流れを汲むお店で酒の種類も豊富である。
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しばらく行かなかったうちに馴染みの店員さんも居なくなったが、相変わらずお酒に詳しく、感じの良い人ばかりで女性客も過半を占める。システムが少し変わっていて日本酒のメニューが無くなり、『フルーティ』『ふくよか』『旨味』などが書いた図が置いてある。お客はこれに従い、このイメージの酒と注文する方式。
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しかし、目の前に一升瓶が並んだ冷蔵庫を見るとつい、酒の名前を言って注文してしまう。
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お通しのやや酸っぱめのもずくと小さめな生ビールで乾杯。続いて燻製ポテサラが到着、茹で卵を崩しながら頂く。スタートは『メガネ専用日本酒〜萩の鶴』(宮城県)を小グラス(65ml)で注文。
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なかなかフルーティだが、辛口のこの酒は萩野酒店でメガネを掛けた人だけで醸した酒からスタート。
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続いて鯵のなめろう、これをちびちび舐めながら、篠峯(奈良県)超辛口を頂く。奈良県の南部にある御所市で醸された酒で確かに辛いが鼻に抜ける香りが素晴らしい。
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ここで揚げたての厚揚げ、もちろん店で豆腐を油で揚げ、ネギ、生姜、鰹節をかけたもの。とにかく熱い、フーフー言いながら口に入れ、冷えた日本酒を合わせる。
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森嶋(茨城県)純米酒、ラベルは石の写真。これを作った酒蔵は『従来の酒造りに一石を投じる』というコンセプトで作ったとのこと。スッキリした飲みやすい食中酒に仕上がっている。
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鰻の肝串を一本頂き、最後にフィッシュ&チップスをお願いする。と言ってもイギリス料理にあるようなデリカシーの無いものではなく、白身魚と新じゃがのフライ。これにタルタルソースとケチャップを添えて頂く。
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最後は店の入り口のショーウィンドウに沢山の酒瓶が並んでいる十九(長野県)という蔵のMorgenretという青い瓶の酒。富山県の雄山錦という酒米を33%まで磨いた上品な味。さすが純米大吟醸という爽やかなものであった。
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他にも相方が頼んだ『雨だれ石を穿つ〜萩の鶴』(滋賀県)、しっかりしていながらも食中酒として食べ物にあう素晴らしい酒など十分楽しむことができた。
プラットスタンド酛
武蔵野市吉祥寺本町1ー9ー10ファミリープラザB1
05055967257
武蔵野市吉祥寺本町1ー9ー10ファミリープラザB1
05055967257