hokutoのきまぐれ散歩

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第16回人形市に行ってみた

2022-11-05 05:00:00 | 日記
第16回人形市が11月3日〜5日の期間で行われている。人形町では夏のせともの市、暮れの歳の市と並ぶイベントで水天宮前交差点〜人形町交差点の歩道に43軒の露店が並ぶ。



43軒と言っても種々様々。大手の人形店も久月や吉徳大光などが出店、高い雛人形だけではなく三人官女や右大臣左大臣の片割れ、お姫様の頭(200円)など色々なものを販売している。



店により出しているものが違うが、多いのは手作り人形を作るクラブの様な会の出店でお客さんそっちのけで歓談しているお婆さんグループもある。



他にもポーチやカバン、小物などを毛糸で編んで作ったり、壁にかけるクリスマスツリー、何に使うのかよくわからない板で作ったうさぎのオブジェも並んでいる。



西洋アンティークの店が多く、ジュモー風の人形が所狭しと並べだり、懐かしいセルロイド製の人形やキューピー人形、ガラスの飾り皿や壺を商う店には店番がいないところもある。



一番目に付くのは来年の干支であるウサギの人形。オーソドクスな土鈴や木目込人形、ちりめんの人形など大きなものから小さいものまで揃っている。せともの市と違うのは売っている人がアマチュアの人が多いことであろう。



人形市はべったら市やせともの市が開催出来なかった昨年も開催された数少ないイベント。今年は有名人形作家の作品も並び(見るだけで販売はない)、結構な人の出であった。それこそコロナ禍が収束したと言い切れない中で、市が開けるだけでも有難いと思わなくてはならないと思う。