hokutoのきまぐれ散歩

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浅草橋大勝軒〜浅草橋ランチグルメ

2022-11-25 05:00:00 | グルメ
『大勝軒』という中華料理店やラーメン屋は多いが流れが幾つかあるみたいである。浅草で創業した来来軒と共に人形町に本店があった大勝軒は明治創業。1905年に渡辺半之助が起源となる屋台を始め、1913年に人形町大勝軒を開店した。

これが暖簾分けをして1970年代には17店舗になったが、人形町本店が1986年に閉店(喫茶店に転業)した。この流れを汲む大勝軒は浅草橋大勝軒のみとのことである。
早速、浅草橋大勝軒に行く事にした。浅草橋駅を降りて目の前の江戸通り(国道6号線)を蔵前方面に歩き、須賀橋交差点を左に曲がると看板が見えてくる。
(なお、東池袋大勝軒、永福町大勝軒とは流れが異なる)



それほど間口が広いわけでもない、いわゆる町中華のお店。中に入るとアクリル板が設置され、椅子もちゃんと離してあり、感染対策は万全。メニューを見ると結構種類があり、チャーハンだけでもカニ、五目、玉子、高菜と4種類、ラーメンもラーメン、ワンタンメン、チャーシュー麺、メンマラーメンなど15種類。

どうもしいたけそばがおすすめのようである。グルメサイトに載っていたチャーハンが美味そうなため、高菜チャーハン(700円)と餃子(5ヶ450円)をお願いする。

私が店に入った時は先客が2組だったが、どんどん常連さんが増え始め、すぐにほぼ満席になる。早く頼んだからか、すぐ作り始めたようで高菜チャーハンは5分程度で到着。
見た目からしっとり系というのがわかる。

たっぷりと高菜、本当に高菜のみしか入っていないが、しっとり、しっかりと味のついたチャーハンで中々食べ応えあり、敢えて色々と具がないというのも美味いものである。



食べるのが早すぎるのか、餃子は中々出てこないが、お腹もそれなりに膨れたこともあり、チャーハンに付いてきた茶碗に入ったラーメンスープを飲みながらのんびりと餃子を待つ。

それにしても麺類やチャーハンは早いスピードでどんどん出来上がる。しかし、私の餃子も到着。もっちりした皮に包まれたタイプ。個人的には皮は薄い方が好きなのだが、この皮は美味い。わずかに甘みもあり、適当に焦げた部分が香ばしく、またたっぷり野菜の入った餡のおかげで実にジューシー。ニンニク・ニラも入っているが、あっさりとしている。

皮のカリッとした食感、しかし、もちっと旨みを感じてあまりタレをつけずとも美味しくいただける。ビールがあるならさらにたまらない逸品であった。

チャーハン、餃子で十分満腹、大変美味かった。フロアの女性は1人だがテキパキと捌き、厨房の2人の料理人も挨拶を忘れない接客も気持ちの良い店であった。ご馳走さまでした。

浅草橋大勝軒
台東区浅草橋2ー28ー10
0338511952