hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

酛 ~新橋グルメ

2014-01-22 00:08:26 | グルメ

『酛』という漢字をiphoneで出すまでに10分かかる。これで『もと』と読むが、これは醪を仕込む前に酒母を培養するもとのことでこれを生かした酒造りを生酛づくりという。この酛を取ったのがこの店の名前。

場所は新橋駅烏森口から歩いて5分、パチンコ屋の並び、ケンフラを右に曲がり、タイマッサージのビルの2階ていうとバタバタしたか感じがするが、店に入ると落ち着いた雰囲気。
今日は、ようやく予約が取れたとMくんからのメールで7時に合流。

まずはビールで乾杯、お通しは白子と野菜の煮物、白子は油で揚げてあり、一手間かけてある。ビールを飲み終わり、初めは『若駒』(栃木県小山市)のうすにごり、さらっとしていてすぐ飲めてしまう。
つぎのあては野菜サラダ、塩昆布と水菜と油のコントラストを楽しむ。次は『俺の姿』(栃木県)これは姿の蔵元が自ら手で汲んだもの。これにはあん肝ポン酢が良く合う。下仕事がよくなされていて、臭みなど全くなし。


次は刺身盛り合わせ、イナダ、しめ鯖、炙り鰆、そしてレモン鯛。しめ鯖は大好物、レモン鯛は餌にレモンなど柑橘類を与えたもので身もほのかに柑橘系の香りがするが、酸っぱくはなく、不思議である。これには『風の森』(奈良県御所市)を合わせる。山田錦の純米だが、従来よりスッキリしている。さらに『一ノ谷』(福井県)。


次に穴子の塩焼き、奈良漬に挟んだクリームチーズがこれもいい。酒は『華の風』(青森県弘前市)、青森県の酒は田酒、豐盃、陸奥八仙くらいしか知らないが、この酒は美味い、今日の最大の発見。


さらに旬の天ぷら~ふぐ、たらの白子、行者ニンニク、フキノトウの盛り合わせ。これには宗玄(石川県珠洲市)、いつ飲んでもうまい。


最後はイカのわた煮とそのおじやで締める。いつ来ても食も酒も最高、新しい発見もあり、新橋一の飲みどころである。



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