急いでいる時に店が見つからないとイライラする。しかし、店で待たされても意味がないし、かと言って12時を過ぎると店も混んでくる。11時50分に私が浅草橋駅東口で見つけたのは駅の出口から3軒並んだお店。手前からイタリアン、居酒屋(ランチは肉うどんが名物)、洋食屋である。入るのに悩んで一番メニューが外から分かったのが洋食屋。
すぐに入ると食券の券売機がドーン。とにかく組み合わせが多いのである。基本はハンバーグ、ステーキ、カレーのいずれかを中心に置き、これにサイドを加える。外のメニューで決めても券売機のどのボタンを押せばいいかとまた悩む。やっとのことで『ハンバーグ+チーズインメンチカツ』(定食・680円)を選択、アクリル板で囲われたカウンターに座る。
目の前にはフォーク、ナイフ、スプーンの入った箱、隣は箸立て。目の高さには左から塩、胡椒、醤油、ソース、マヨネーズ、サウザンアイランドと並んでいる。
まずやってきたのはお冷とスープ、カップに入っている。熱いうちにと飲むとワカメ入り味噌汁。まあ、洋食屋なら許せる。
さらに5分ほどしてライスとハンバーグなどが到着。皿を見ると左上から時計回りにケチャップパスタ、千切りキャベツ、チーズインメンチカツ、ハンバーグである。メンチカツにはトマトソース、ハンバーグにはドミソースがかかっている。
まずはナイフで小さめにカット、あとは箸がいい。まずはハンバーグから、柔らかく、細かい系。大きさはそれなりにあり、ドミソースでいただく。メンチカツは中からトロリとチーズが。このためにトマトソースなのだが、トマトソースの酸味とチーズの塩味がいい。かかっていないところにはソースを掛ける。
赤いケチャップパスタも具はないが、シンプルで懐かしい。キャベツはやや萎びてはいるが、ないと寂しい。ご飯は200gだが、減らすこともできる。確かに残すよりはいい。他の客もどんどん食べて席を立って行くが、不思議に満員にはならない。
ほかにも鳥の唐揚げ、チキンカツ、目玉焼き、カニクリームコロッケ、ポークカツなど沢山あるが、人気があるのはサービスランチ。というのが、通常より50円やすいのである。
あっという間に満腹になり、私も店を持って後にした。とにかく早く出てくるし、そこそこ美味い。もちろん作りたてで、値段もリーズナブル。同じようなチェーン店はあとは大塚、本郷三丁目というエネルギッシュな街にある。ご馳走さまでした。
キッチンセブン街の洋食屋さん
台東区浅草橋1ー18ー1
0338616567
台東区浅草橋1ー18ー1
0338616567