駅構内のそばやはかなり衰退の危機にある。北千住駅構内にも『小諸そば』があったが、改装しているんだか、閉店しているんだがとにかくやっていない。
曳舟駅の『そば助』に塩そばを食べに行くが、いつの間にか店が変わり、『曳舟そば』という店に変わっていた。
せっかくきたのだからとお勧めの『かき揚げそば』(400円)を頂く。壁一面にメニューの板がぶら下げてあるが、天ぷらだけでもちくわ天、春菊天、鶏天、紅生姜天など結構なラインナップ。
お兄さんに食券を渡すと蕎麦を温めて丼に入れ、おばさんに手渡し。つゆをはり、かき揚げとネギを入れてすぐに出来上がり。先に天ぷらを入れないからパリッとした食感が楽しむことができる。
店内は12時過ぎというのに私を含めてお客は2名、そば助の撤退した理由がこの辺にあるようだ。まずはつゆを一口、見た目ほど濃くない味付。次いでそばだが、茹で麺ではあるが、やや細めでしっかりとした喉越し。かき揚げはほぼ玉ねぎ、にんじんと長ネギが少し混ざっているが、カリッとして美味い。取り立てて素晴らしいとまではいかないが、十分堪能させてもらった。
食べ終わってもお客さんは増えず、まだまだコロナの影響は大きい。ご馳走さまでした。
曳舟そば
東武線曳舟駅構内
0351597213