hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

アジサイの季節〜人形町界隈

2022-06-03 05:00:00 | 日記
気がつくと今年のカレンダーも6枚目、つまりあと一ヶ月で半分というところまでやってきている。2月はウメ、3月はハナミヅキ、4月はサクラ、5月は菖蒲やサツキなどが目を楽しませてくれるが、6月と言えばどの花になるのだろうか。



街を歩いているとまず目につくのはサツキ、まだまだ咲いている。ヤマボウシの白い花、勝手にどんどん咲くのはドクダミなどだろうが、やはりアジサイが目につく。



アジサイは色の数が多く、グラデーションが美しい。日本橋・人形町界隈だけでもかなりの種類がある。因みにアジサイの花の色の変化は花に含まれるアントシアニンと土壌に含まれるアルミニウムの化学反応による。ただ、アントシアニンとは全く関係ない種類もある。

アントシアニンは本来赤色だが、土壌がアルカリ性の時には花の色は変化せず、赤色となる。しかし、中性の場合は紫、酸性の場合は青色になる。(リトマス試験紙とは色が逆である。)



土壌によって色の変わらない種類では白色のピラミッド型の花を咲かせるカシワバアジサイ。名前の由来は葉っぱの形が丸くなく、柏の葉のように切れ込みがあるためつけられた名前である。



もう一つ、最初は緑色、徐々に白色になっていくのがアナベルという種類。一つ一つの花は小さく、花全体は大きく成長する。



また、ガクアジサイと呼ばれる日本固有種は『額』のように周りの装飾花が咲く。山アジサイとも呼ばれ、山谷に自生するものもある強い品種である。



ガクアジサイの中でも装飾花が八重咲きのものも、スミダノハナビ(墨田花火)と名付けられたこちらも美しい。



街を歩くだけでも青色、紫色、赤色、緑色、白色と5色の花を楽しむことができるアジサイにはやはり雨がよく似合う。咲き始めと日が経ったものも色が変わるその変化を楽しむのもいい。









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