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かつては銀座8丁目、電通通沿いに長崎新聞東京支社があり、その地下に長崎では有名な吉宗(よっそう)という料理屋の東京店があった。しかし、ビルの老朽化を受けやむなく一旦は閉店、それが新たに新橋駅から近い銀座ナインB1に移転したということを最近知った。
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HPで見ると名物の茶碗蒸しと蒸し寿司の夫婦セット(1580円)が復活している。もちろん、太麺皿うどんやチャンポンも食べたいのだが、今回は初志貫徹ということにした。
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店の前に到着したのが11時50分だが、すでに満席。やむなく外で10分ほど待つ。席に着くとすぐに夫婦セットをオーダーした。
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すると驚いたことに3分もたたずに到着。直径10cm、高さ8cmの小振りな丼が2つ、仲良く並んで、さらに沢庵も添えてある。
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蓋をとると綺麗に3色に分けた蒸し寿司、黄色は錦糸卵、ピンクはでんぶ、茶色は甘く煮つけた穴子をみじん切りしたもの。中々美しい。
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もう一つは大きな茶碗蒸し、かすかに椎茸と渦の形のかまぼこが姿をのぞかせている。まずは茶碗蒸しから一口。予想通りかなり熱いが滑らかな舌触り、ぎりぎりの柔らかさ、優しい出汁の旨さ、長崎で食べたのと同じ味である。中身は一つずつ確認しながら食べたが、鰈、麩、椎茸、蒲鉾、筍、銀杏、キクラゲ、穴子、鶏肉と9種類も入っているのである。
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続いて蒸し寿司、こちらも程よい甘さで中には蒲鉾が入っている。これだけ華麗に盛り付けてあると壊すのが忍びなく、一色ずつ食べている。特に穴子の部分が美味い。ただ、蒸し寿司のご飯がきちんと詰めてあることもあり、量的にはかなり多い気がする。
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それでも穏やかな味同士で最後まで飽きないのは夫婦のなせる技でしょうか。ご馳走さまでした。
銀座吉宗
中央区銀座8ー7先銀座ナイン2号館B1
0362746002