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静岡旅行②。深海魚水族館を出るとちょうど12時となっていた。昼食をとろうと和風レストランに行くが、祭日のためなのか、人出も多く、待たされそうな雰囲気。
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待つのも時間ロスと向かいにある回転寿司を見るとまだ空いている。店の名前は『一富士丸 沼津港海天寿司』と看板にある。
カウンターに座るがとにかく広い店で『ロ』の字カウンターなのだが、向かいまでどのくらいあるのだろうか。
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注文はタッチパネル、頼んだ寿司を持ってきてくれるシステムで寿司は回っていない。メニューにはマグロや鯛、イカなどの普通のネタに紛れて深海魚があるのが特徴。
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おすすめ深海魚はアブラボウズ、尾長鯛、デンがラインナップ。デンは通称シロムツ、正式名称はノガオオメハタといい、スズキの仲間で水深100〜400mにいる。
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尾長鯛はハマダイともいう深海魚。色の赤さからなのか、タイと付くがフエダイの仲間で鯛とは全く異なる。ただ、私は鯛に味の似た上品な白身魚と感じた。
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アブラボウズは大きい物で体長180cm、重さ90kgまで成長する魚でギンダラに近い種類である。見た目はクエによく似ていてとにかく脂が乗っている。寿司だねとしては真っ白、確かに脂っこいかもしれないが、腹を壊すほど食べなければ甘みのある美味い身の魚である。
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ほかにも深海赤エビや駿河湾で取れたてのシラス軍艦、もちろんマグロも大変美味かった。
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しかし、あまりにゆっくり寿司を食べていたので店を出たのが1330、港のお店を見て港を離れたのが1400となってしまう。
富士川サービスエリアで富士山を拝もうとしたら上半分を切り取ったように山は見えずがっかり。
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次に由比PAで車を停めたが、駿河湾の風が半端なく、少し停めただけでお世話になるTHE HAMANAKOまで直行。到着は1600、朝の渋滞が痛かった初日となった。(以下、次回)