


そう思えば昨日も今までで一番良かったし、どうやら本格的な復帰が近そうです

ほんとに皆さん心配頂いてありがとうございます。
今日は家で変わらずテレビなどを見てゴロゴロしていたら「ぐあいどうぞ~・・」
と学友の柳田氏が寄ってくれました

そして還暦の人間が三人ですから話題は「病気かあの世へ行く」ことに自然と向かいます

柳田氏が「良い人ほど早い」と言い出したのです

そしたら美由紀が「天国から見ていて天国に必要な人から迎えに来て性根が悪い人は天国も欲しくないから迎えが来ない」と言うのです

それってもしかしたら地獄の人は時間にルーズなの?それとも悪行が多いほどイジメがいがあるからもっと悪行を重ねさせている

なにはともあれ柳田氏は次々と早く逝った人の名前をあげて・・・その裏づけをとるのですが・・そう言われてみれば確かにそんな節もあるような

皆さんはどう思います??
それから昨晩もテレビを見ていて思ったんですが・・・ドラマは昔と違ってずいぶん内容が良くなっていると確信がもてて嬉しくなりました

いまだに俗悪番組もいっぱいありますけど・・・
テレビの影響って結構あると思うのでこれから日本は経済は悪くなっても気持ちよく暮らせるところになるような気がします


今日もサスペンスモドキを書きました

興味がある方は読んでください。
9章
チョウセンアサガオに限らず簡単に野山で採集できるものから、事故に見せかけて殺害できる可能性は見つかったが森野がそれをするなら動機があるはずだった。
山野草の知識があれば誰にでもスコポラミンは精製できる。キノコも同様だから森野に薬草の知識があっても限定するには早すぎる。
小夜の店に集まった四人はそれぞれが掴んだ情報を交換した。
永田、森野、水谷、香田の四人の中に犯人が居るという前提で進んでいる。
松田は森野が山野草に詳しく、山野草の成分を抽出すれば事故を誘発させることが出来ることを皆に説明した。
だからと言って森野と断定できるものでないと言うのも忘れなかった。
小夜は永田が会社の金を使い込んでいる可能性が高いことを報告。それを確かめたいという。
多恵は三輪の香田が双栄建設の水谷が紹介した女を囲っていて、それが原因か家庭がうまくいっていないらしいと言った。
山崎は水谷にも女が居ることと工事が近隣住民の反対でストップしそうな状況にあり、もしそうなると次期社長は難しいだろうと
言った。
順調そうに見えても調べれば人はそれぞれ問題を抱えている。
人間と言う強欲な生物はお金に余裕があればトラブルの種までも抱え込もうとするのかも知れない。
多恵は小夜から頼まれた永田の使い込みを調べてもらうために伯父に会いに行った。
伯父は律儀な性格で母や小夜を心配してくれるし、全てに信用しているが今回のことは全てを話せない。
これは殺人事件と思っているがあくまで直感であり警察も会社も事故として片付いている。
しかし伯父とゆっくり話せる機会も余り無いので三輪銀行や双栄建設のことを聞いた。
双栄建設は大手だが双栄建設は同業他社の下請けはしない方針なので今まで取引は無いと言った。
だが最近安藤建設が持っている工法特許を双栄が買いたいと言ってきているそうだ。
ただし売るつもりは無いとの事である。
安藤建設のメインバンクは以前、大阪銀行だったが今は三輪がメイン銀行になっていた。理由は預け入れや貸し出しの金利を特別有利に計らってくれるからとの事だった。
また三輪銀行は最近大阪銀行と近畿銀行から安藤建設の株を買い取り7.5パーセントの株主になってくれていると言った。
株の話が出て伯父は思い出したように「丁度良い、時間あるか?」と聞いて電話をとった。
呼ばれて来た税理士の話しによると相続した株式の評価が税務署の調べで確定し、それが発行価格の十五倍だったという。
一度は何気なく聞き流したがその額に気付いた多恵の顔から血が引くのが解った。
父が保有していた株式は額面で五千万円。 十五倍と言えば七億五千万円になる。
多恵と浩二がそれぞれ三億、母が一億五千万の相続となると特別控除があってもとても払える金額でない。
相続時清算と言って年度末を待たずに払う方が有利と言われても・・多恵は息を呑んだ。
多恵と浩二の相続税はこの額だと各自四千七百万円の控除があるそうだが課税対象額はそれぞれ二億五千三百万円。
それに対して七十パーセントが税金になる。(平成15年以後は五十パーセント)一人一億七千七百十万円。
多恵に貯金などあろうはずが無い。
浩二も安藤建設に来て特別待遇だが貰っている給料は15万円ほどだから似たようなものだ。
母は株式の贈与は少ないが自宅の土地や建物があるので一億円近くになるという。
母にもそれほどの預金があるとは思えなかった。