outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

後悔

2011年07月26日 20時34分14秒 | 退職生活
今日も朝一番から、一人キャンピングバスの中身を外していました

このバスを多くの友達と共に改造した日々、ブナの新緑の中で過ごした日々、雪を頂くアルプス連峰眺めながら過ごした日々、丸沼高原スキー場での日々等などを思い出しながら

そして・・・ジムニーで旅することが厳しいのも手伝って・・・

ミッション(変速機)とフロントガラスを交換しても・・・100万円しか掛からなかったのに・・・なんで廃車と決めてしまったのだろう・・・と。

キャンピングカーの中古を買っても200万円位は必要です

そして・・・どんなキャンピングカーを買っても、このバス以上に長期旅行に適した車は絶対と言える位無いことに気付いたんです。

今頃になって・・・

廃車を決断した時を思い返せば・・・

これから少なくても7年間は、年間5~6ヶ月の期間を海外旅行で過ごす計画があります

残りの期間は徳島に居て、主にヨットやダイビング、釣り、罠、家庭菜園で過ごすから・・・

本州の山に行っても、その期間に一回か二回だから・・・と思っていたんです。

実際にそうなると思うんですが・・・その一回か二回でも、山小屋は別ですが、平地で宿をとると・・・

以前に北海道へ一ヶ月旅した時がそうでしたが・・・

宿と言うのは予約しなければならず面倒で、やはり気も使うから寛げず、その上思ったような味や献立の物が食べられない不自由さに閉口しました

キャンピングカーの自由さは、家に居る時以上ですから・・・心から愉しめ解放してくれました

家に戻っても・・・数日間は二人共バスで寝起きしていたほどです

そして・・・9年間で延べで四年ほどの期間をこのバスの中で寝て・・日本中を周りながら・・良い天気を待って沢山の山に登りました

好きなところへ動ける理想的な別荘だったんです

この自由さ快適さはお金に変えられるものではありません

その上、このキャンピングバスは何でも載せていましたから・・・工作がしたければ出来たし、本も沢山載っていたし、テレビもパソコンも自由にできるバッテリー容量もあったし・・・

マイナス20度のスキー場で泊って一ヶ月過ごせるよう、極寒冷地仕様にしてましたから

時に駐車場に不自由しましたが、他は完璧と言える位快適でした

そんな事を思いながら・・・ですが・・・もう手遅れなんです。

外した物を元に戻すには誰かに手伝って貰っても二ヶ月は掛かるでしょうし・・・壊したり、切ったりしてるから・・・お金も余分にかなり掛かります。

もう止める事は出来ないと・・・頑張っていたら・・・カッちゃんが来て手伝ってくれて作業は益々はかどり、夕方近藤氏が寄ってくれた時は・・・

外す予定のもの全てが外れ、倉庫にしまっていた椅子や夏用タイヤを積み込むだけになっていました

近藤氏にも手伝って貰って・・・積み込み完了。

思い出を一杯作ってくれ、愉しんだこのバスも・・・

これでもう・・・引き渡すだけになりました

多分・・・その時は・・・涙が涸れるでしょう

なんで・・・外してしまったんだろ・・・たった100万円で復活できたのに

この様な状態を「後悔する」と言うんでしょうが・・・

何があっても・・・これから先に後悔が無い様、前を見て進むしかないんですよね

「これで良かったんだ」と自分に言い聞かせて・・・殆どの人は何もせず死んで行くのが現実ですから・・・

今日の写真は、徳島が誇る百名山の「剣山」山頂です。

写真をクリックすると大きく見えます

でも・・・ガスが掛かって視界は殆どありませんでした。





コメント
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