outdoor life by mizota

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「退職者の旅」とガート、沐浴

2012年01月22日 20時19分06秒 | 退職生活
仕事をしていると長い休みをとるのは難しいですから・・・

僕もそうであった様に、殆どの人は僅かな休暇をパックツアーなどでアチコチに出かけます

でも退職すると、今度は「幾らでも時間がある」ので? いつでも行けると思って? 意外に旅にでる人が少ないように見えます

ところが・・・余命僅か(本当に歩きかねている。75-80過ぎ)になってくると・・・慌てたように?

国内でも海外でも、そんな「超高齢」日本人パック旅行者達に驚くほど沢山会うんです

その年齢の体力を考えると「死に物狂い」としか思えないけど・・・結構元気なんですよね

話してみると片方が死んで「独身になった人」が多いようです。

そんな人達が多い中、僕のブログににも良く登場する(共にHPにリンクあり)加古川の松井夫妻と、愛媛の中野夫妻は際立って違う人達です

中野夫妻は今年も正月明けから「キャンピングカー」で九州に渡っています(ブログ見てください)

松井夫妻は先日ネパールに来たばかりですが・・・もうすぐグアムに出発

そして今回は半月ほど滞在する予定だとか

松井夫妻は60歳で退職してから、十数年、毎年何度か海外にでて、本当に世界中を潜ってるんですが・・・・

今回のように特に目的を持たず、計画も立てず、半月を過ごすのは初めだと思います。

中野夫妻の旅も、計画はあってないような・・・旅です。

僕らの今回の旅も「ネパールとインド」とは決まってますが、どこでどれだけ過ごすか、どこで何をするかは「行き当たりばったり」です

そして・・・これが「退職者の旅」のあり方として、一番楽で楽しめ、いろいろなことを安全で無理なく、体験できる方法だと思います

ガンジス川の畔「バラーナス」に来て10日以上が過ぎました。

ここは「インド人の心の故郷」と思えるので、後一週間位はここにいて、インド人を噛み砕いてみたいと思ってます

今日の写真は、ガンジス川やガート、ガートの上の風景です。



ガートはその時代時代の各地の王様などが、ガンジスの川辺に造った沐浴やお祈りなどをする為のもので、全部で100近くもあります。

そしてその造ったガートの階段をを上がった所に「館」も造っています。

立派なものは「お城」そのものです。



地方からガンジスにお参りに来た人達の殆どはボートに乗って対岸へ渡ったり、舟からガートを眺めたり、花を流したりします。

この人達は非常にカラフルな衣装を着ているので、南部から来た人達です。

この人達が沐浴するのは、南部の王様が造ったガートを使います。

色々な「決まり事」があるんです。



この様に、牛も沐浴?します。 何十頭もがするんですが・・・その下流で沐浴している人、歯を磨く人、洗濯する人など・・・なんでもありです。



大きなガートの風景を舟から写してます。 凄い人でしょ。

そして様々に過ごしている。

対岸の砂浜側に渡っても・・・

この様に沐浴してる人がいます。水はこの様にこげ茶色です。僕らは手を漬ける事も病気が怖くて出来ません。(水に入った日本人の多くが寝込む。死んだ人もいるので、絶対に水に入るなと禁じているゲストハウスもある。)

寒いですから、殆どの人達は20-30分で終わりますが、次々と水に入っている人は早朝から夜間まで途絶えません。何度も顔を沈めなければいけない決まりがある。





ガートの雰囲気がいくらか伝わったでしょうか??






コメント
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