outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

リサイクル国家インド

2012年01月25日 15時06分05秒 | 退職生活
インドの一般的市民の一般的生活は、今まで長い間僕が持っていた、きわめて悪い印象を随分良い方向に変えてくれています

それだけでも今回の旅は価値がある旅です。

しかしこれら一般的市民も、少しでも「お金」が絡んでくると・・・正に信号が変わるが如く豹変するんです

まあ僕が旅した70ほどの世界の国々の中で、お金とセックスに関する露骨な欲は、多分共に一位でしょう

女に関してはイタリヤ人やフランス人もなかなか手ごわいですが・・・

さてそんなインド人ですが、今もインターネットカフェの入り口に巨大なコブ牛が頭を突っ込んでいます
角も立派で怖いです。

でも・・・ここの主は何かで叩いたり、突いたりせず餌を与えてからゆっくり方向を変えさせました

そして、牛に触れた手を額に当てて・・・線香に火を点けて軒の柱に差しました。

動物には・・・常に優しいです・・・お金が絡まないからでようが・・・

今日のタイトル、リサイクルの事ですが、安宿や観光客用レストランが無数にある「メイン通り」がガンジス川に沿って、南から北へと続いています。

その距離は2ー3キロなんですが・・・道幅は僅か2-3メートル

そこから枝が出るように左右に向かって、同じような幅の道が片側はガートへ続き、片側は広い通りにと繋がってるんですが・・・

それらの通りの両側にも安宿が沢山あります

そんな幅の道に、人々は次々と一日中家庭やレストランで出来たゴミを捨てます

生ゴミは買い物袋(プラスチック袋)に入れた状態で捨てられる事も多いです。

捨てると・・・間もなく近くを歩いている牛や犬がやってきて・・・袋を上手に破って中身を食べます。

食べたら「出す」のは当然で、そこら中に糞や小便を垂れ流します

牛の糞を食べている子犬も沢山いますが・・・乳が足りず?親から見捨てられて野垂れ死んでいる子犬の死骸も毎朝何匹か見ます

そのままそれらが皆育ったら、犬が多くて困るから自然がそうさせているのかもしれません。

いずれにしても、この辺の牛や犬は一日中捨てられるゴミを漁って生きています。

でも牛は毎晩自分の家を覚えていて、ちゃんと帰っていきます

家に帰ると少しは別に餌をくれるのかも知れませんが、良く太っています。

早朝には掃除する人が、牛や犬が食べ残したゴミを集めて、一部は回収してますが・・・全部は回収してません。

豚は川原で飼われていることが多いようですが・・・ゴミを漁ってゴミの中で寝ています

日本で捨てている生ゴミを利用したら・・・どのくらいの牛が育つだろう?と考えてしまいます

話が少し戻りますが・・・牛のウンコは集められ、調理用の薪としても売られています。

このウンコの炊き物を使うと、適度な湿り気と香りが煙と共に出て、食べ物に非常に良い味が付くそうで・・・

団子のようなインドのおやつはこの糞の上で直接焼いて売っていたりします

リサイクル文化が生活に密着しているインドです

今日の写真の最初は・・・牛のウンコを集めてきて・・・丁寧に一つづつ手で平たくして、乾燥し、それを積み上げて買い手を待っている「出荷寸前」の牛のウンコです。瓦みたいですが・・・



とれたてのウンコを広げている人達、芸術的と言えるように綺麗に並べて乾燥している風景など、市街地を抜けると道路脇に沢山見えます。

次の写真はネパールに戻って、お釈迦様の生地「ルンビニ」に変わります。「平和の火」です。
この周辺に各国の仏教寺院が計画的に建てられています。



この建物の中に古い遺跡がありますが、中は撮影禁止です。



木も神様になっていて、チベットの方から沢山の人がお参りに来てました。


信仰心が無い僕らには・・・いく価値もないかも??

最後に、計画通り株は半分が売れましたね

この調子なら一割は何とか確保できそう。 売れ残っているのは、そのまま続けて売りに出しておくといいでしょう。

欲張って売値を上げたりしないようにね。今日の値で8パーセントは確保だから指値を下げて早めに売るのは悪くないけど。





コメント
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