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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

モクズガ二絶滅

2012年10月04日 20時43分27秒 | 退職生活
日本中の川に生息している「モクズガ二」ですが、最近アチコチの川で絶滅が心配され、養殖したり稚蟹の放流している所も年毎に増えています

モクズガ二は「縄張り」を持って生活してるんですが、下流から上流へと自分の縄張り面積が確保出来るまで遡上するんだそうです。

そんな事で、下流からだんだんと縄張りは埋まって行き、遅れるほど上流まで上らなければ自分の縄張りが確保できない事になります

僕らが子供の頃、僕の家は極めつけの山奥にあったんですが、眼下に勝浦川と言う徳島県下で三番か四番の川がありました。

その勝浦川に流れ込む谷も家の周辺にあって、その谷に流れ込むもっと小さな、幅が30センチや40センチしかない溝もあったんですが・・・

そんな所にも大きなモクズガ二が住んでいました

モクズガ二は水がある所なら「何処にでも」居ました。

ところが最近絶滅が心配されてる川では、モクズガ二は中流までしか居ないんだそうです

中流までに、自分の縄張りが確保できてしまうからなんだそうですが・・・

僕らが今仕掛けている「罠」が出来る前のモクズガ二の獲り方は、手で押さえるか、釣り上げるか、同じ罠でも川に石を積んで堰をして、下ってくる蟹だけが入る竹で編んだカゴでした。

そんな罠を僕らは「ガニウエ」と呼んで、9月から10月に仕掛けていましたが、一つの罠も作って入る様にするのは結構手間が掛かりましたから、我が家も年に拠って一つか二つしか仕掛けてませんでした

雨が降ったりすると多く獲れましたが、増水すると流されたり石積みを直すのに随分苦労もありました。

毎日仕掛けを見に行くんですが、大抵2匹か三匹で、雨が降っても10匹も入ってる事は滅多にありませんでした。

ところが今の「餌を入れる方式」のカゴ罠は、下ってくるモクズガ二に限らず、小さな蟹でも近くに居る蟹を臭いでおびき寄せて獲りますから・・・

一年中、いつでも獲れるし、数も多いときは一つのカゴに50匹も入ってたりします

そんな罠を、多い人は30個も仕掛けていますから、絶滅が心配されるのも当然なんですが・・・

僕が仕掛けている徳島で二番目に大きな「那賀川」には、多分毎日4~500個の罠が仕掛けられてると思います

僕の周辺だけ5キロ間でも、50個は仕掛けられてますから・・・源流まで125キロありますから・・・1000個位かも??

それでも8個の罠を仕掛けると、多いときは50匹位獲れますから、モクズガ二はどれ程川にいるんでしょう

ただ毎年獲れる数は減っています。

そしてサイズも年々小さくなっています

小さくなる原因は、僕も手伝ってると思いますが、罠に入ってる蟹の大きいのは持ち帰るけど、小さいのはリリースします。

小さいのだけが産卵出来る訳ですから、遺伝的にも小さくなって当然でしょう。

八個の罠を台風が通過した翌日から仕掛けてました

初日は20匹、二日目は22匹でしたが・・・

今日はなんと二匹だけでした

3キロ以上歩くから、朝の運動にはなりましたが・・・八個の罠を仕掛けて2匹は多分記録だと思います。

小さいのは50匹以上入ってたんですが・・・リリースしましたから・・・・それにしても2匹とは・・絶滅が近いのかも??

家に戻って、季節遅れだけど、家庭菜園の畝が二つ余ってたところへ大根とほうれん草の種を蒔きました

また所々空いている所へ、聖護院大根とチマサンチュの種も蒔きました。

でももう寒いから芽が出ないかも??

漁船「津乃峰丸」から外してきた部品を掃除してたら

腐食していて穴が開きました

電気溶接してエポキシボンドを塗ったけど・・・大丈夫かな~・・・全体が腐ってるような気もするけど

まあ明日ももう少し頑張って見ます。

昼に落札出来そうと思ってたソーラーパネル、誰かが上の値段を入れて買えませんでした

コメント
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