本屋さん店頭で気になっていた本
村井幸三氏著 「お坊さんが困る仏教の話」新潮新書
ご批判こそ、素直に聞かせていただこうと拝読いたしました。
結論から申しますと、私も(全く、お恥ずかしい、名ばかりのお坊さんですが)「お坊さん」一員として「何も困らない、その通りの仏教の話」をお書きになっておられました。
仏教と葬儀は無関係であること
多額の布施を要求する「戒名」が、仏教のイメージまで傷つけていること 等・・・本当にその通りですものね。
ただ、あくまで戒律修行の仏教の立場から書かれておられるので、私のような「おちこぼれ」は、救われんなあ・・・と思ったことでした。
小滝了信師著「浄土真宗活性化への闇と光」探究社
の中に紹介されていた詩を皆様にもご紹介します。
阿弥陀仏とは、仏(さとり)の慈悲のはたらきであることを味わっていただけたら・・・と思います。
「弥陀の船」 大阪 専宗寺ご門徒 山崎百合子様 作
本願他力のお救いが
あるとも知らずにわき見して
歩いていました闇の中
お呼び声にも背を向けて
思いの限り流されて
たどりついた弥陀の船
汚れし身体をすっぽりと
けがれしこころをふんわりと
つつんでくださる弥陀の船
まわたのような温もりに
手も足も出ぬ私です
手はでなくてもよいそのまんま
足も出なくてもよいぞそのまんま
そのまま来いよと呼びたもう
あったかいなー弥陀の船
あったかいなー南無阿弥陀仏

ご批判こそ、素直に聞かせていただこうと拝読いたしました。
結論から申しますと、私も(全く、お恥ずかしい、名ばかりのお坊さんですが)「お坊さん」一員として「何も困らない、その通りの仏教の話」をお書きになっておられました。


ただ、あくまで戒律修行の仏教の立場から書かれておられるので、私のような「おちこぼれ」は、救われんなあ・・・と思ったことでした。

の中に紹介されていた詩を皆様にもご紹介します。
阿弥陀仏とは、仏(さとり)の慈悲のはたらきであることを味わっていただけたら・・・と思います。

本願他力のお救いが
あるとも知らずにわき見して
歩いていました闇の中
お呼び声にも背を向けて
思いの限り流されて
たどりついた弥陀の船
汚れし身体をすっぽりと
けがれしこころをふんわりと
つつんでくださる弥陀の船
まわたのような温もりに
手も足も出ぬ私です
手はでなくてもよいそのまんま
足も出なくてもよいぞそのまんま
そのまま来いよと呼びたもう
あったかいなー弥陀の船
あったかいなー南無阿弥陀仏