昨日の続き、久留米3往復目、ご葬儀です。
七条袈裟(全身を覆う大きな袈裟)、色衣、袴、中啓(ちゅうけい:扇みたいな法具)、フサフサした白の房の付いた黒白の 双輪念珠、経本 を入れた大きく、ずっしり重~い法衣入れのかばんを下げて、会場へ。
どこの葬儀社さんも同じですが、導師の控え室にご案内いただき、司会者の方と打ち合わせ。
それから、僧侶の普段着?である、布袍(ふほう:黒の法衣)に輪袈裟 スタイルから、葬儀を勤める法衣(礼装第1種)に着替えます。
七条袈裟は、一人では着替えにくいので、どなたかの手を借りて、身にまといます。
導師控え室には、姿見が用意されているので、身だしなみを整え、ドキドキしながら、開式時刻を待ちます。
定刻の案内でいよいよ入堂です。
今回は、私のそそっかしい性格がバレバレの粗相をしでかし、申し訳なく反省しています。
まず、作相(さそう:キンを打つ作法)の後、導師焼香で尊前に向かう時、ばち(キンの打棒)の置き方が悪かったのか、法衣がふれたのか、ばちがコロンと落下・・・
その上、決定的間違い、喪主焼香のタイミングを忘れて、お経を上げかけた

すぐ気づいて、何とかなりましたが・・・このミスは大きい

今でも落ち込んでいます。

え~ん
こうして、まだまだ未熟僧侶の葬場勤行は終わりました。
久留米からの帰路、頭はもう主婦モード。今夜の晩御飯、何作ろう

途中、スーパーがあるけれど、お坊さんの格好で、スーパーで買い物かご下げる勇気はない・・・また、そのスタイルで肉や魚を買うのもふさわしくない・・・ということで、そのまま帰宅いたしました。