受付内容
件数 場名 レース 式別 馬組 金額 的中
(1) 阪神(日) 11R 3連単 1着ながし 1着:14
相手:01,15,17,18 各5,000円(計60,000円)
購入金額 60,000円 払戻金額 0円
というわけで、ウォッカはまさかの2着。勝ち馬と同じアグネスタキオン産駒のショウナンタレントとエミーズスマイルは13着と15着に惨敗しました。実力負けですね。武豊のアストンマーチャンはやはり距離が問題だった感じがします。これからはスプリンターズステークスが目標になるでしょう。カタマチボタンとイクスキューズが3着と5着に来たところを見ると、東京コースのクイーンカップは意外にレベルの高いレースだったのかも知れません。イクスキューズはマイラー血統だからどうかと思いますが、カタマチボタンはダンスインザダークだから距離伸びてよさそうなので同じ東京コースのオークスの穴馬になりそうです。それでも2着ウォッカから3馬身半も離されているので、実力といった部分で少し足りない面はあります。
ウォッカとすれば、3コーナー手前でダイワが行った時についていくのが正解だったのかなとは思いますが、そうすると持ち味が出ないかもしれないし、なんとも難しいところです。私の見たところでは四位騎手の騎乗はそう悪くなかったと思います。馬も無理をしていないし、実力は十分に発揮しました。今回は安藤騎手がうますぎたと言えるでしょう。
それにしても、「魔の桜花賞ペース」と言われたのはいつの日のことだったのでしょうか。最近の桜花賞は古馬のレースのようで、昔みたいにガリガリと先頭を奪い合いながらすさまじいハイペースでレースが進むということがなくなりました。今日のレースもこれが桜花賞かと疑うくらいのスローペースで、直線の上がりの競馬になってしまったので、いくらウォッカの末脚がすごくても、レースの上がりが33.9秒では差し切れるはずもありません。
上がりが33秒台でも驚かなくなったのはいつ頃からだったかはもう定かではありません。たしか1984年から2000mに短縮された天皇賞でミスターシービーが勝ちましたが、その前哨戦の毎日王冠で上がり33秒台を記録したのが私の記憶の中では最も古い上がり33秒台ですね。そのときは本当に驚きました。それまでは上がりタイムというと35秒台が普通で、34秒台の前半を記録したりすると、たいていのレースでごぼう抜きにできたものです。毎日王冠のミスターシービーの末脚を、スポーツ新聞が「究極の鬼脚」なんて表現をしていました。
そのときはまだ、滅多に上がり33秒台を記録する馬はなく、強かったメジロマックイーンやテイエムオペラオーでも33秒台というのはそうは出していなかったと思います。それが最近ではディープインパクトをはじめ、2歳のうちから33秒台の末脚を披露する馬が続出していて、馬のポテンシャル自体が以前に比べるとずいぶんと高くなったと言えると思います。だからこそ海外のGIを日本馬が1番人気で勝つことにつながってきたんでしょう。日本の競馬のレベルはここ20年くらいで本当に上がってきました。今も上がっています。
競走馬は日進月歩です。人間はどうなんでしょうか。