三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

阪神ジュベナイルフィリーズ~ダンスファンタジア

2010年12月12日 | 競馬
ジャパンカップダートは本命にしていたシルクメビウスが5着に負けてしまいました。予想が強引だった気がします。

さて、阪神ジュベナイルフィリーズG1です。
データの少ない2歳戦で以前はかなり荒れていたのですが、2006年からは外回りコースになって実力通りの結果が出やすくなりました。そこで、2つの条件を考えました。ひとつは、瞬発力の争いになるだろうということで、2馬身以上突き放して勝ったことがあるという点。もうひとつは、距離経験が重要だろうということで1600m以上で勝ったことがあるという点。ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネも1600mの新馬や未勝利戦で後続をそれぞれ3馬身半、3馬身、2馬身突き放して勝っています。

両方を満たす馬は3頭だけ。アヴェンチュラダンスファンタジア、それにマリアビスティーです。2戦2勝でいずれも2馬身以上突き放しているダンスファンタジアが中心ですが、2戦とも牝馬相手のスローな競馬だったことが少し気になります。アヴェンチュラは牡馬相手の新馬戦1600mで3馬身半突き放し、久々の前走で2着に踏ん張りました。マリアビスティーは1800mの新馬戦を2馬身差で勝った後の2戦が振るいませんが、前走のゴール前の末脚は目立っていました。

2馬身以上離して勝ったことのある馬は他に4頭います。フォーエバーマークは牡馬相手の特別戦1400mで2馬身半差で逃げ切り。マルモセーラは未勝利戦で好タイムの4馬身差勝ち。トツゼンノハピネスは牝馬限定の未勝利戦で5馬身差で勝ったものの、勝ちタイムも遅くてレースレベルが低かったものと思われます。2戦2勝のピュアオパールは距離不安の上に休み明け。

1600m以上で勝ったことのある馬は他に5頭います。人気のレーヴディソールは2勝がいずれも1馬身1/4差で、ゴール前の瞬発力の点で見劣りしますが、前走不利があったホエールキャプチャとともに3着候補。1戦1勝で勝ちタイムも同じリトルダーリングルーヴィクイーンですが、いずれも馬格がなく、フルゲートでは買いづらい感じです。良血のリトルダーリンに未練は残りますが、ここは消し。新潟で連勝したマイネイサベルは2カ月ぶりの前走で9着と、仕上がりに不安。

1600m以上で勝ったことがなく、2馬身以上離して勝ったこともない6頭は消しました。

◎ダンスファンタジア
〇アヴェンチュラ
△マリアビスティー
△レーヴディソール
△ホエールキャプチャ
△フォーエバーマーク
△マルモセーラ

3連単◎-〇-△△△△△の5点を買います。ダンスファンタジアにも不安な点はありますが、武豊の強運に賭けます。