オペラシティコンサートホールタケミツメモリアルでのコンサート「辻井伸行×三浦文彰 ARKシンフォニエッタ ≪モーツァルト&ベートーヴェン≫」に行ってきた。
三浦文彰さんはヴァイオリニストでありコンダクターだ。今回もバイオリンを左手に抱えながらの指揮から始まり、独奏と協奏と指揮を同時に行なうという離れ業で美しい音楽を聞かせてくれた。
後半は辻井伸行さんのピアノとオーケストラ。モーツァルトとベートーベン。アンコールは辻井さんのピアノで、曲はおなじみのベートーベンピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章である。
2時間弱のコンサートだったが、コンサートホールの音響に雑味がなく、辻井さんの美しい音色とオーケストラのハーモニーを十分に堪能した。素晴らしい土曜日の午後だった。