ちょっと遅くなりましたが、天皇賞の振り返りを。
アドマイヤムーンは4角での不利がなくてもメイショウサムソンを逆転するまでの脚色はなかったでしょう。2頭ともジャパンカップに向かうと思いますが、距離が伸びればさらにメイショウが有利になりますし、他の馬ではメイショウに勝てないでしょうから、ジャパンカップは頭固定の3連単が馬券の中心となります。
ウオッカはどうやらエリザベス女王杯に出走してジャパンカップには出ないようです。ダービーの走りからするとジャパンカップでも勝ち負けになると思っていただけに、少し残念ではあります。ここで再びダイワスカーレットに負けるようなことがあれば、桜花賞、秋華賞に続いて3敗となって評価をさらに下げることになります。逆にダイワスカーレット以下に完勝できればやっぱりウオッカは強かったんだと、歴史的名牝としての道が開けます。ただ、ジャパンカップに出走してそこで負けても、エリザベス女王杯で負けるほど評価を下げることはないので、その方が安全策だったかもしれません。
アドマイヤは武豊騎手と馬主との間で何があったのか、最近は岩田騎手が乗ることが多くなりました。しかしまだまだ武豊騎手に一日の長があります。31日のJBCクラシックのヴァーミリアンの騎乗も見事でした。二冠を達成した石橋騎手も下手な騎手ではなかったけれども、武豊騎手が乗るほどの安定感はありません。アドマイヤの馬主もこだわりを捨ててこれまで通り武豊騎手を乗せた方が得策だと思いますが、外野が口を出す事柄ではないのかもしれません。
4才馬アグネスアークはタキオン産駒らしい瞬発力を発揮しました。芝の中距離で期待といったところです。カンパニーの末脚は関屋記念がフロックでなかったことを証明しました。しかしG1で通用するまではなかったということです。
評論家の柏木集保さんが言うには、かつては皐月賞はもっとも速い馬が勝つ、ダービーはもっとも運のいい馬が勝つ、菊花賞はもっとも強い馬が勝つと言われていましたが、実は一番強いのは皐月賞馬だとのことで、私も同感です。アメリカではケンタッキーダービーに勝った馬がやっぱり強くて、このレースは日本では皐月賞に当たります。イギリスの1000ギニーは1600メートル戦なので、ちょっと性格が異なるようです。
皐月賞馬メイショウサムソンも同じオペラハウス産駒の皐月賞馬テイエムオペラオー並みに活躍するでしょう。
アドマイヤムーンは4角での不利がなくてもメイショウサムソンを逆転するまでの脚色はなかったでしょう。2頭ともジャパンカップに向かうと思いますが、距離が伸びればさらにメイショウが有利になりますし、他の馬ではメイショウに勝てないでしょうから、ジャパンカップは頭固定の3連単が馬券の中心となります。
ウオッカはどうやらエリザベス女王杯に出走してジャパンカップには出ないようです。ダービーの走りからするとジャパンカップでも勝ち負けになると思っていただけに、少し残念ではあります。ここで再びダイワスカーレットに負けるようなことがあれば、桜花賞、秋華賞に続いて3敗となって評価をさらに下げることになります。逆にダイワスカーレット以下に完勝できればやっぱりウオッカは強かったんだと、歴史的名牝としての道が開けます。ただ、ジャパンカップに出走してそこで負けても、エリザベス女王杯で負けるほど評価を下げることはないので、その方が安全策だったかもしれません。
アドマイヤは武豊騎手と馬主との間で何があったのか、最近は岩田騎手が乗ることが多くなりました。しかしまだまだ武豊騎手に一日の長があります。31日のJBCクラシックのヴァーミリアンの騎乗も見事でした。二冠を達成した石橋騎手も下手な騎手ではなかったけれども、武豊騎手が乗るほどの安定感はありません。アドマイヤの馬主もこだわりを捨ててこれまで通り武豊騎手を乗せた方が得策だと思いますが、外野が口を出す事柄ではないのかもしれません。
4才馬アグネスアークはタキオン産駒らしい瞬発力を発揮しました。芝の中距離で期待といったところです。カンパニーの末脚は関屋記念がフロックでなかったことを証明しました。しかしG1で通用するまではなかったということです。
評論家の柏木集保さんが言うには、かつては皐月賞はもっとも速い馬が勝つ、ダービーはもっとも運のいい馬が勝つ、菊花賞はもっとも強い馬が勝つと言われていましたが、実は一番強いのは皐月賞馬だとのことで、私も同感です。アメリカではケンタッキーダービーに勝った馬がやっぱり強くて、このレースは日本では皐月賞に当たります。イギリスの1000ギニーは1600メートル戦なので、ちょっと性格が異なるようです。
皐月賞馬メイショウサムソンも同じオペラハウス産駒の皐月賞馬テイエムオペラオー並みに活躍するでしょう。