吉兆・女将が問題発覚後、初めて謝罪「弁解の余地ない」 2008年5月7日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080507/crm0805071251009-n1.htm
高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が料理の食べ残しを使い回していた問題で、女将の湯木佐知子社長(71)が7日、本店営業前に取材に応じ、「弁解の余地なく、手前どものモラルの問題と受け止めて猛省しています。(湯木正徳)前社長の『もったいない』という指導の流れが今回の事件につながった。大変申し訳ございません」と問題発覚後、初めて謝罪した。
自身が使い回しを認識していたかについては、牛肉の偽装表示事件で大阪府警から事情聴取を受けた今年3月ごろに「初めて知って、びっくりした」と説明。「調理場に料理が下げられた後は私の認識する余地はなかった」と釈明した。
そのうえで「今になって考えれば本当にむちゃくちゃなことをしてくれたと反省の気持ち。恥ずかしいと思っている。私がお客さまの立場なら絶対に許せないこと」と深く頭を下げた。
船場吉兆の、食べ残し食材の使い回しの事実が発覚したのが5月2日で、社長の謝罪会見は7日。いくら世間が連休に入っていて、新聞各社も休日体制に入っているとはいえ、この問題に対する世間の関心は非常に高いと思いますし、船場吉兆の社長が緊急記者会見を開くとなれば、大手新聞各社を召集?することくらい簡単に出来たと思うのですが、何で発覚してから5日も経ってからの社長の会見なんでしょうね…???
しかも発覚から5日もたって、ようやく社長が謝罪会見に出てきたと思ったら、新たなる事実の報告もなく、謝罪内容もありきたりで、しかも責任転嫁とも受け取れる言い草。『この人は、今頃になって一体何しに出てきたのだろう?』という素朴な疑問を感じずにはいられませんでした。
さすがに、民事再生法を申請している会社の社長が呑気にゴールデンウィークに旅行に行っていた?などというシナリオは考えたくもありません(100歩譲って本当にそうだったとしても、社長たるもの、不祥事の深刻さを聞けば、お家の一大事と予定を切り上げて、緊急記者会見を開くのが正常な感覚ではないでしょうか?)が、料理屋のおかみでありながら、『料理屋にとって顧客離れ程怖いものはない』という当たり前の事実さえ、この期に及んで、認識していないのでは…と、暗鬱な気持ちにさせられました。
民事再生法申請後も船場吉兆に債権放棄などして協力してきた取引先から見れば、不祥事を隠していただけでも許せないと思いますが、ようやくおかみが出てきたと思えば、こんな謝罪会見では、到底怒りが収まらないでしょうし、再生に協力する気さえ、バカらしくなるのではないでしょうか。料理屋は信用第一ですよ! おかみさん!!!
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080507/crm0805071251009-n1.htm
高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が料理の食べ残しを使い回していた問題で、女将の湯木佐知子社長(71)が7日、本店営業前に取材に応じ、「弁解の余地なく、手前どものモラルの問題と受け止めて猛省しています。(湯木正徳)前社長の『もったいない』という指導の流れが今回の事件につながった。大変申し訳ございません」と問題発覚後、初めて謝罪した。
自身が使い回しを認識していたかについては、牛肉の偽装表示事件で大阪府警から事情聴取を受けた今年3月ごろに「初めて知って、びっくりした」と説明。「調理場に料理が下げられた後は私の認識する余地はなかった」と釈明した。
そのうえで「今になって考えれば本当にむちゃくちゃなことをしてくれたと反省の気持ち。恥ずかしいと思っている。私がお客さまの立場なら絶対に許せないこと」と深く頭を下げた。
船場吉兆の、食べ残し食材の使い回しの事実が発覚したのが5月2日で、社長の謝罪会見は7日。いくら世間が連休に入っていて、新聞各社も休日体制に入っているとはいえ、この問題に対する世間の関心は非常に高いと思いますし、船場吉兆の社長が緊急記者会見を開くとなれば、大手新聞各社を召集?することくらい簡単に出来たと思うのですが、何で発覚してから5日も経ってからの社長の会見なんでしょうね…???
しかも発覚から5日もたって、ようやく社長が謝罪会見に出てきたと思ったら、新たなる事実の報告もなく、謝罪内容もありきたりで、しかも責任転嫁とも受け取れる言い草。『この人は、今頃になって一体何しに出てきたのだろう?』という素朴な疑問を感じずにはいられませんでした。
さすがに、民事再生法を申請している会社の社長が呑気にゴールデンウィークに旅行に行っていた?などというシナリオは考えたくもありません(100歩譲って本当にそうだったとしても、社長たるもの、不祥事の深刻さを聞けば、お家の一大事と予定を切り上げて、緊急記者会見を開くのが正常な感覚ではないでしょうか?)が、料理屋のおかみでありながら、『料理屋にとって顧客離れ程怖いものはない』という当たり前の事実さえ、この期に及んで、認識していないのでは…と、暗鬱な気持ちにさせられました。
民事再生法申請後も船場吉兆に債権放棄などして協力してきた取引先から見れば、不祥事を隠していただけでも許せないと思いますが、ようやくおかみが出てきたと思えば、こんな謝罪会見では、到底怒りが収まらないでしょうし、再生に協力する気さえ、バカらしくなるのではないでしょうか。料理屋は信用第一ですよ! おかみさん!!!