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七宗町長に井戸氏が再選 新人を大差で破る

2009-03-24 20:43:56 | Weblog
七宗町長に井戸氏が再選 新人を大差で破る 2009年03月23日 岐阜
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090323/200903230828_7448.shtml
 
任期満了(27日)に伴う加茂郡七宗町長選は22日に投票、即日開票され、無所属現職の井戸敬二氏(47)=同町上麻生=が、無所属新人の行政書士上野和義氏(64)=同町神渕=を大差で破り、再選を果たした。
 井戸氏は1期4年間の経験を基に「七宗の創造」を掲げ、町民との対話、協働のまちづくりを進めると訴え、幅広い支持を集めた。上野氏は道路整備の推進などを訴えたが、及ばなかった。
 当日有権者数は4113人(男1960人、女2153人)。投票率は82・15%で、前回(80・64%)を上回った。

岐阜県 七宗町 七宗町長選挙
投票結果
井戸敬二 2299票 七宗町長
上野和義 1044票 七宗町議会議員



 七宗町(ひちそうちょう)は、岐阜県にある関市や美濃加茂市、白川町などに隣接する人口4500人弱の小さな町ですが、現職と新人の対決は、新人が入れ替わる形の一騎打ちとなったのですが、前回以上の大差をつけて現職が再選。
 ちなみに、この地区でも以前から美濃加茂市と加茂郡は同じ生活圏だったこともあり、加茂郡の6町1村(坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村)を編入合併する構想があり、2003年4月には合併協議会が設置されたものの、2004年に行なわれた合併の賛否を問う住民投票の結果、美濃加茂市側の反対多数により合併構想は消滅。
 まあ、美濃加茂市としては、外国人労働者の流入もあり、人口が増加し続ける中、比較的人口が落ち着いている郡東武の川辺町(かわべちょう)・坂祝町(さかほぎちょう)・富加町(とみかちょう) とだけとならばまだしも、郡全体と合併しても逆に行政が非効率になりかねないという思いもあったのかも知れませんが、とりわけ郡西部の3町1村では過疎化が進んでいますし、七宗町も周辺の自治体と協力しながらどう生き残っていくのかが問われることになりそうですね…。

前村議会議長の土屋氏が初当選 留寿都村長選

2009-03-24 20:41:45 | Weblog
前村議会議長の土屋氏が初当選 留寿都村長選 2009年03月23日 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/154403.html?_nva=19
 任期満了に伴う後志管内留寿都村長選は二十二日投票、即日開票され、新人で村議会前議長の土屋隆幸氏(59)=無所属=が、新人でペンション経営中村裕明氏(54)=同=を大差で破り、初当選した。
 当日有権者数は千六百六十八人、投票者数は千百十人で、投票率は66・55%。選挙戦となった一九九七年の88・00%を21・45ポイント下回った。無効票は二五。
 同村は今年二月の住民投票の結果、同管内喜茂別町との合併が破談となり、自立を選択した。土屋氏は事業見直しや補助金の一時凍結による健全財政の確立を主張。村議四期の実績と知名度に加え、過半数の村議の支持を集め、幅広い層に浸透した。
 中村氏は住民本位の村づくりを主張し、草の根選挙を展開したが、届かなかった。
投票結果
荒木昌史氏 883票
中村裕明氏 202票



 北海道の留寿都村(るすつむら)は、北海道後志支庁管内にある人口2000人の小さな村ですが、前回無投票当選した沢宣彦氏が出馬を見送ったため、前町議会議長の土井隆幸氏と自営業の中村裕明氏による2新人の争いとなったのですが、こちらはこれまでの実績が問われる形となったのか、村議会前議長の土屋隆幸氏が、ペンション経営中村裕明氏を4倍以上の大差で破り、初当選。
 まあ、こちらは妥当な結果でしょうか…。

選挙:山口・萩市長選 野村氏が再選 

2009-03-24 20:37:52 | Weblog
選挙:山口・萩市長選 野村氏が再選 2009年3月23日 毎日
◇萩市長(山口県)
 22日投開票。野村興児氏(64)が再選。前市議の諸岡晧二氏(62)を破る。投票率は60・01%。
 確定得票数次の通り。
当 17050 野村興児=無現<2>[自][民][公]
  11223 諸岡晧二=無新



 萩市は山口県北東部にある、2005年3月に、旧萩市が阿武郡川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭村・福栄村と対等合併してできた、人口5.4万人の山口県北部の中心都市ですが、市長選挙は、前回無投票当選した現職の野村興児氏に、元萩市議会議員で新人の諸岡晧二氏が挑む形になったのですが、諸岡氏は善戦するも、自民・民主の相乗りとなった現職の厚い壁を突き崩せず。
 諸岡氏は、おそらく次回も出馬すると思いますが、それまでに(市民に訴えるだけの)どれだけの実績を積み上げることができるかが勝負でしょうね…。
 ちなみに、この地区では、1971年に阿東町を除く阿武郡7町村と、萩広域市町村圏組合を設置するなど、かなり早い段階から消防や清掃などを広域で行なっていて、2004年3月に阿武町と須佐町が合併協議会から離脱したものの、2ヵ月後に須佐町が合併協議会に復帰して2005年3月に合併になったのですが、再選を決めた野村市長はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。

選挙:蟹江町長選 横江氏が再選 協働によるまちづくり、幅広い支持集める

2009-03-24 20:36:29 | Weblog
選挙:蟹江町長選 横江氏が再選 協働によるまちづくり、幅広い支持集める 愛知2009年3月23日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090323-00000076-mailo-l23
 任期満了(4月1日)に伴う蟹江町長選は22日投票、即日開票され、現職の横江淳一氏(57)=無所属=が新人で飲食店経営の石原高志氏(48)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は2万9209人(男1万4449人、女1万4760人)。投票率は34・32%だった。
 横江氏は、「協働によるまちづくり」をスローガンに掲げ「観光、環境、改革、健康、教育、国際、共生の七つの柱がキーワード。中学卒業までの医療費無料化の検討や、住民との協働による財政の効率的運用、楽しめる観光のまちづくりを進めていきたい」などと訴え、幅広く支持を集めた。
◇蟹江町長選開票結果=選管最終発表
当 8833 横江淳一 57 無現
  1018 石原高志 48 無新


 蟹江町は、愛知県の西部にある、人口3.6万人強の名古屋市に隣接した、町の全域が海抜ゼロメートル地帯であることで知られている町ですが、1993年から3期務めた佐藤篤松氏の後を継いで2005年4月から現職の町長となった横江淳一氏に対して、新人の石原高志氏が挑む前回と同じ顔ぶれによる戦いとなったのですが、前回(前回は7871対1333票で横江氏の圧勝)以上の大差となる、実質横江氏の信任投票状態。
 こういう発言をすると、対抗候補の石原氏当人や信奉者からはお叱りを受けるかもしれませんが、4年後に再び出馬しても当選は限りなく難しいでしょうし、勝てる対抗候補を別途立てる必要があるでしょうね…。

 ちなみに、この蟹江町はかっては弥富町や十四山村との3町村での合併のため2003年10月に法定協議会を設置したものの、弥富町が新市名に弥富市を強く主張したため2004年9月に蟹江町は合併協議から離脱し、その後2006年4月に弥富町と十四山村が合併し弥富市(人口4.3万人)が誕生したという経緯があるのですが、蟹江町も弥富市も人口規模は同程度で行政面積もあまり大きくありませんし、いきなり合併までは難しいと思いますが、消防や介護保険など一緒にやっていけることは真剣に検討したいところ。
 横江市長はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。

29歳武広氏が初当選 全国最年少首長に 佐賀・上峰町長選

2009-03-24 20:33:21 | Weblog
29歳武広氏が初当選 全国最年少首長に 佐賀・上峰町長選 2009年3月24日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/84794
 公選法違反(寄付行為)の罪で公民権停止となった町長の失職に伴う佐賀県上峰町の出直し町長選が22日、投開票され、新人で元参院議員秘書の武広勇平氏(29)=無所属=が、新人で前副町長の荒木昌史氏(53)=無所属=を破り、初当選した。29歳の武広氏は、三重県松阪市の山中光茂市長(33)を抜いて、現職では全国最年少の首長となる。
 有権者に中元と歳暮を贈った公選法違反の罪で大川紀男前町長の公民権停止3年が確定し町長を失職、異例の出直し選となった。選挙戦で武広氏は若さを前面に、「町民との対話を進め、町政に漂う閉塞(へいそく)感を打ち破る」と町政刷新を提唱。町長給与50%カットや合併推進を打ち出し、有権者の支持を集めた。
 投票率は76.58%。当日有権者数は7093人(町選管調べ)。
投票結果
武広勇平氏 2814票
荒木昌史氏 2539票


 佐賀県上峰町は、県東部にある人口9000人強の小さな町ですが、前回(2007年1月)に2911票を獲得(対抗候補の武広通明は2352票を獲得)し3期目の当選を決めた大川紀男現町長が、2005年6月と12月に町議や区長延べ51人に中元・歳暮を配ったとして公職選挙法違反の罪に問われ、今年の2月2日の最高裁判決で大川氏の上告を棄却する決定が出され、氏が異議申し立てをしない意向を示したことから、町長職を失職したこともあり、町長選挙は、反大川色が強く前回も出馬し接戦の末敗れた元参院議員秘書の武広勇平氏と前副町長の荒木昌史氏による新人同士の対決となったのですが、新人でまだ29歳と若い武広勇平氏が初当選。
 不祥事の直後だけに、市民はどうせならば、若い新人に未来を託したといったところでしょうか…。