「牛丼」値下げ合戦加速…松屋は過去最大80円引き 2009年4月18日 夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_food_service__20090418_2/story/18fuji320090418204/
牛丼チェーン各社の値下げ合戦が加速している。「吉野家」の吉野家ホールディングス(HD)と「松屋」の松屋フーズは相次いで値引きキャンペーンを実施。「すき家」を展開するゼンショーは、牛丼販売を再開した2004年9月以来初の値下げに踏み切る。節約志向の高まりで外食が苦戦する中、「うまい、早い、安い」の代名詞である牛丼の価格メリットを消費者にアピールし、つなぎ止める戦略だ。
ゼンショーは23日から、並盛り牛丼の価格を350円から330円に引き下げる。同社はBSE(牛海綿状脳症)騒動前の01年3月にも他社に先駆けて値下げを実施、低価格競争を引き起こした。
「景気が冷え込む中、安さが最も消費者にアピールできる。市場が再び盛り上がってくれれば」(広報)という。値下げの原資には「豚丼」の販売休止によるコスト削減分を充てる。
一方、吉野家は2日から春のキャンペーンとして50円引きセールを実施。並盛り牛丼の価格はゼンショーと同じ330円だ。15日で終了したが、首都圏などの店では引き続きクーポン券を配布し、約1カ月間、同額を値引きする。
松屋フーズも10日から20日まで、恒例の新生活応援キャンペーンを開催。並盛りの牛めしは80円引きの300円で、過去最大規模の下げ幅だ。その後特段の価格改定は計画していないが、「顧客の状況次第では対応策を検討する」(広報)と追随値下げに含みを残している。
【牛丼〈並〉の値引きキャンペーン】
松 屋 300円(20日まで。通常は380円)
すき家 330円(23日から。通常は350円)
吉野家 330円(15日終了。通常は380円)
ハンバーガー各社、朝夕に着目 限定メニューや値引き 2009年4月18日 朝日
http://www.asahi.com/business/update/0418/TKY200904180161.html
ハンバーガーチェーンで、夕食向けの値引きや朝食限定メニューを増やす動きが目立ってきた。昼食に比べて圧倒的に客の少ない朝晩の売り上げを増やすのがねらい。
日本マクドナルドは3月から、朝食にホットドッグ(190円)を追加。今月16日からは、午後5時以降にセットと単品バーガーを注文した客に100円を渡す、事実上の値引きを始めた。「朝、夜を強化すれば、まだまだお客さんに来てもらえる」という。
5月に「ジューシーチキン」を80円値下げして150円にするのはロッテリア。不況のためか持ち帰る客が増えていることに着目、夕食用のまとめ買い需要に応える。
モスバーガーは5月12日から、朝・昼・おやつ・晩の四つの時間帯ごとに「おすすめ商品」を打ち出す。今より小ぶりで割安のチキン商品を加え、「おやつの一品」として売り込む。
ほぉ。すき家の牛丼については16日の日経記事(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090415AT1D1508115042009.html)で、牛丼はミニサイズを除く5サイズで20円引き下げ、カレーはミニサイズは30円、並盛など3サイズは50円値下げして、代わりに豚丼の販売は中止すると聞いていましたが、吉野家や松屋でも、同様の値引きキャンペーンを行なっていたんですね…。
もっとも、アメリカ産牛肉の輸入停止になる前は牛丼の相場は300円以下(吉野家は一時期並盛を280円で提供)だったので、お小遣いの苦しい?常連組から見れば、『やっと通常の値段に戻ったか…』という程度の印象しかないでしょうし、正直どの程度売り上げを取り込むことができるのでしょうか…。
マクドナルドなどハンバーガー会社各社も100円(低額)メニューを拡充したり、限定メニューを導入したり、値引きをしたり、ファーストフード業界同士で低価格競争が進展しているだけに、ごくごく個人的にはキャンペーン終了後の売り上げの反動や、キャンペーンに頼りすぎて、従業員の側の労働負担が過多にならないか、むしろそちらの方が心配になってしまいます。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_food_service__20090418_2/story/18fuji320090418204/
牛丼チェーン各社の値下げ合戦が加速している。「吉野家」の吉野家ホールディングス(HD)と「松屋」の松屋フーズは相次いで値引きキャンペーンを実施。「すき家」を展開するゼンショーは、牛丼販売を再開した2004年9月以来初の値下げに踏み切る。節約志向の高まりで外食が苦戦する中、「うまい、早い、安い」の代名詞である牛丼の価格メリットを消費者にアピールし、つなぎ止める戦略だ。
ゼンショーは23日から、並盛り牛丼の価格を350円から330円に引き下げる。同社はBSE(牛海綿状脳症)騒動前の01年3月にも他社に先駆けて値下げを実施、低価格競争を引き起こした。
「景気が冷え込む中、安さが最も消費者にアピールできる。市場が再び盛り上がってくれれば」(広報)という。値下げの原資には「豚丼」の販売休止によるコスト削減分を充てる。
一方、吉野家は2日から春のキャンペーンとして50円引きセールを実施。並盛り牛丼の価格はゼンショーと同じ330円だ。15日で終了したが、首都圏などの店では引き続きクーポン券を配布し、約1カ月間、同額を値引きする。
松屋フーズも10日から20日まで、恒例の新生活応援キャンペーンを開催。並盛りの牛めしは80円引きの300円で、過去最大規模の下げ幅だ。その後特段の価格改定は計画していないが、「顧客の状況次第では対応策を検討する」(広報)と追随値下げに含みを残している。
【牛丼〈並〉の値引きキャンペーン】
松 屋 300円(20日まで。通常は380円)
すき家 330円(23日から。通常は350円)
吉野家 330円(15日終了。通常は380円)
ハンバーガー各社、朝夕に着目 限定メニューや値引き 2009年4月18日 朝日
http://www.asahi.com/business/update/0418/TKY200904180161.html
ハンバーガーチェーンで、夕食向けの値引きや朝食限定メニューを増やす動きが目立ってきた。昼食に比べて圧倒的に客の少ない朝晩の売り上げを増やすのがねらい。
日本マクドナルドは3月から、朝食にホットドッグ(190円)を追加。今月16日からは、午後5時以降にセットと単品バーガーを注文した客に100円を渡す、事実上の値引きを始めた。「朝、夜を強化すれば、まだまだお客さんに来てもらえる」という。
5月に「ジューシーチキン」を80円値下げして150円にするのはロッテリア。不況のためか持ち帰る客が増えていることに着目、夕食用のまとめ買い需要に応える。
モスバーガーは5月12日から、朝・昼・おやつ・晩の四つの時間帯ごとに「おすすめ商品」を打ち出す。今より小ぶりで割安のチキン商品を加え、「おやつの一品」として売り込む。
ほぉ。すき家の牛丼については16日の日経記事(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090415AT1D1508115042009.html)で、牛丼はミニサイズを除く5サイズで20円引き下げ、カレーはミニサイズは30円、並盛など3サイズは50円値下げして、代わりに豚丼の販売は中止すると聞いていましたが、吉野家や松屋でも、同様の値引きキャンペーンを行なっていたんですね…。
もっとも、アメリカ産牛肉の輸入停止になる前は牛丼の相場は300円以下(吉野家は一時期並盛を280円で提供)だったので、お小遣いの苦しい?常連組から見れば、『やっと通常の値段に戻ったか…』という程度の印象しかないでしょうし、正直どの程度売り上げを取り込むことができるのでしょうか…。
マクドナルドなどハンバーガー会社各社も100円(低額)メニューを拡充したり、限定メニューを導入したり、値引きをしたり、ファーストフード業界同士で低価格競争が進展しているだけに、ごくごく個人的にはキャンペーン終了後の売り上げの反動や、キャンペーンに頼りすぎて、従業員の側の労働負担が過多にならないか、むしろそちらの方が心配になってしまいます。