三菱グループに投資するＥＴＦ 三菱ＵＦＪ投信

三菱グループに投資するＥＴＦ　三菱ＵＦＪ投信　2009年6月29日　日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090628AT2C2601427062009.html
　三菱ＵＦＪ投信は７月中旬に、三菱グループ企業の株式で運用する上場投資信託（ＥＴＦ）を東京証券取引所に上場する。投資対象は東京海上ホールディングスや三菱重工業など、
　三菱グループの企業26社。特定の企業群に投資するＥＴＦは世界でも珍しい。
　「Ｓ＆Ｐ三菱系企業群上場投信」の信託報酬は、0.5％程度と一般の投資信託よりも低く設定。最低売買金額は１万円程度で、個人投資家が買いやすいように小口化した。
　このＥＴＦが連動する指数は、米スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が提供する。



　う～ん。これって、少し大げさな言い方になりますが、三菱グループと運命を共にする覚悟がなければ、買えませんよね…（苦笑
　確かに三菱グループは、三菱自動車は例外としても、比較的企業業績も堅調な銘柄が多いとは思いますが、なまじ投資対象銘柄を絞りすぎると、機動的な投資がしにくくなるだけでなく、三菱主要各社の株価が一斉に下落した場合に、日経平均などの主要指標を上回る下落率を記録する可能性もまんざら否定できないだけに、個人的にはあまりお勧めしたいとも思わないのですが、おそらくは国際証券などを流れにもつ三菱ＵＦＪ証券や三菱ＵＦＪ銀行と関係の深い地方銀行を中心に販売するのではないでしょうか…。
　まあ、信託報酬が0.5％と確かに安く、通常のETFと比べて10分の1の投資単位で購入できるのは魅力ですが、ETFの間接経費が安いのはいわばお約束。
　この異例のETFがどれだけの資産規模に成長するのか要注目ですね。