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橋下知事「自公応援とみられないため」 東国原知事と連携否定

2009-07-06 20:57:25 | Weblog
橋下知事「自公応援とみられないため」 東国原知事と連携否定 2009年7月6日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090705AT3S0500T05072009.html
 大阪府の橋下徹知事は5日、次期衆院選での支持政党表明に向けた政治グループ構想で宮崎県の東国原英夫知事との連携の可能性を否定したことについて
「東国原知事と組めば自民・公明応援の猿芝居とみられてもしょうがない。戦い方の違いをしっかり区別する」と説明した。視察先の松山市内で記者団の質問に答えた。
 橋下知事は「東国原知事と目標は一緒だが、個人的な心情ではやれない。国民の目にどう映るのか考えないといけない」とも語った。



 まあ、橋下知事の狙いは地方への権限移譲でしょうから、『権限さえ移譲してくれるならば、自民あるいは民主のどちらについても良い』とおそらくは考えているのでしょうし、東国原知事の場合は、考え方こそ比較的近いとはいえ、本人も周囲の応援団もあまりにも自民党寄りということで、『これでは(自民党と)駆け引きもできない』と、表面だけでも距離を置くことにしたのでしょうね…(苦笑
 日本の場合は、地方が何かしたくても、まずは財源の問題で制約が課せられてしまいます(消費税だって 5%の内訳は、国税が4%で地方税が1% 加えて、地方が独自の財源を作ろうと課税のアイディアを打ち出しても、大抵はマスコミ経由で潰されてしまうため、地方の独自課税はほとんど実現できていません)し、交付税を利用(悪用?)して国が地方をコントロールする仕組が、結果的に国と地方の上下関係まで作り上げているというのが実情。
 一部自民党の政治家がこの橋下知事の動きを牽制しているようですが、国全体の高齢化が進んだ現代では、国が地方の面倒を全て見ることなどできるはずがありませんし、私は、この橋下知事の政治グループ構想は中々面白いと思います。

毎日世論調査:都議選で民主に投票26% 自民は13%

2009-07-06 06:35:45 | Weblog
毎日世論調査:都議選で民主に投票26% 自民は13% 2009年7月6日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090706k0000m010087000c.html
 世論調査での都議選投票先の党派別比率 東京都議選の投開票(12日)を前に、毎日新聞は4、5の両日、都内の有権者を対象に世論調査(電話)を実施した。どの政党の候補に投票するか聞いたところ、民主党が26%と最も多く、自民党(13%)の2倍に達した。情勢分析を加味すると、民主は都議会第1党に躍進する勢い。自民と公明党(6%)を合わせても民主に届かず、自公の議席が過半数を割る可能性も出てきた。ただ、43%の有権者が投票先をまだ決めておらず、情勢の変動もありうる。
 前回都議選(05年)の際の調査では、民主と自民が共に15%で並び、公明は6%だった。民主が自民を上回ったのは、初めて候補を擁立した97年以来初。
 世代別にみると、60代は39%が民主の候補に投票するとしており、「70代以上」を除いて、年代が上がるほど民主の候補に投票する割合が高くなっているのが特徴だ。
 麻生内閣への評価を投票の判断材料にするかどうか聞いたところ、「する」と答えた人が55%で、「しない」の39%を上回った。「する」と答えた人の投票先は民主の候補が35%で最多、自民の候補は9%にとどまった。内閣支持率の低下が都議選に影響していることをうかがわせる。次期衆院選比例代表の投票先では、民主(30%)と自民(13%)の差がさらに拡大した。
 都議選での自民、民主、公明以外の投票先党派は、共産党4%(前回4%)▽東京・生活者ネットワーク1%(同2%)▽社民党1%(同0%)▽その他の政党1%(同1%)▽無所属2%(同3%)。
 「投票に必ず行く」(64%)「たぶん行く」(28%)と答えた人は合わせて92%で、前回の87%を上回った。
 一方、3期目の今期限りで退くことを表明している石原慎太郎・都知事の支持率は45%で、前回都議選時の62%から大きく後退した。また、「支持しない」と答えた人の割合も31%に上り、過去最高だった。



 そして来週行われる東京都議選ですが、毎日新聞の世論調査では、『世論調査での都議選投票先の党派別比率』が、自民が01年26%→05年15%→09年13%と下がっているのに対して、民主は01年7%→05年15%→09年26%と支持率を伸ばしている(公明はいずれも6%)ことがわかりました。
 まあ、公明支持層は共産支持層同様投票に行く熱心な方が多いことから、今回もほぼ同程度のシェアを占めると見て間違いないと思われますが、勝敗を決すると思われるのがまだ投票先を決めていない43%の方の票の行方。
 もし、私が東京都民ならば、解散総選挙のタイミングに散々利用されたあげく、本店1店しかないのに毎年のように数100億の赤字を垂れ流す新銀行東京に追加資本の投入を決めた方を支持する政党には投票する気にもなれない(民主党や他の野党に投票するかどうかは別問題 あくまでも候補者の考えを聞いてから投票するかどうかを決めると思います)のですが、まだ投票先を決めていない都民はどのような判断を下すのでしょうか…。

兵庫県知事選 井戸氏、大差で3選

2009-07-06 06:32:03 | Weblog
兵庫県知事選 井戸氏、大差で3選 2009年7月6日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002095134.shtml
 任期満了に伴う兵庫県知事選は5日、投開票され、現職の井戸敏三氏(63)=自民、公明、社民推薦=が、新人の団体職員田中耕太郎氏(60)=共産推薦=を大差で破り、3選を果たした。井戸氏は2期8年の実績を前面に掲げ「安全安心な兵庫づくり」をアピール。民主県連の推薦も受けて手堅い選挙戦を展開し、県内全域で田中氏を上回った。
投票率は36・02%で、過去最低だった前回から2・69ポイント上がった。
 井戸県政に対する評価のほか、危機的な県財政の再建や福祉施策の在り方、新型インフルエンザを含む危機管理体制の充実などが主な焦点となった。
 井戸氏は県政全般にわたる400項目以上の主要施策推進を公約に掲げた上、その大半で数値目標を設定。2011年度までに延べ1万人の雇用を創出▽地域医療充実に向け県採用医師150人の確保-などを打ち出した。告示後は推薦を受ける政党の県議らとともに各地で街頭演説や個人演説会を精力的に重ね、幅広い支持を集めた。
 ただ、都市部を中心に得票率は前回(平均75・53%)を下回る傾向となり、神戸市各区や尼崎市など60%程度まで落ち込んだ地域もあった。世界同時不況に伴う雇用情勢の悪化などが、現県政に対する一定の批判票につながったともみられる。
 田中氏は井戸県政を「福祉切り捨てで県民に冷たい」と徹底批判。障害者の医療費無料化など福祉重視への転換を訴えた。共産支持層のほか、一部無党派層の受け皿にもなったが、知名度の低さを最後まではね返せなかった。
 選挙戦の構図は、1986年以降で6度目となる「非共産政党相乗り対共産」。今回を含め、いずれも投票率は30%台と低迷している。

兵庫県知事選挙結果
当 1087279  井戸敏三 (63)  無現 税調特別委員 (3)
  492140  田中耕太郎 (60) 無新 団体職員  (0)


 一方、静岡県知事選と同日に行われた兵庫県知事選挙ですが、こちらは与野党相乗りとなる事実上の井戸氏への信任投票状態で、盛り上がらないこと甚だしく、投票率こそ前回よりも2・69ポイント上回ったものの、投票率は過去4番目の低さで、結局井戸氏が108万7279票を獲得し、共産党系新人の田中氏(49万2140票)に2倍以上の差をつけて圧勝しました。
 まあ、県知事選挙ともなると、余程候補者の側にスキャンダルなり、野党側から突っ込みを入れられる特別な材料でもなければ中々与野党対決の材料にもなりにくいのかもしれませんが、井戸氏と言えば、『関東で震災が起きれば東京は相当なダメージを受ける。これはチャンスですね。チャンスを生かす、そのための準備をしておかないといけない。機能的には、金融なんです。金融とマスコミが東京一極集中になっている。東京に行った企業をもう一度、関西に戻せというカムバック作戦を展開していく必要がある。(中略)そういう意味では、防災首都機能を関西が引き受けられるように、あるいは第2首都機能を関西が引き受けられるような準備をしておかないといけない。』発言をやらかした張本人であり、その後も誤解を受けかねない対応を行っていましたし、もし民主党が対抗候補を立てていればそれなりに面白い争いになりそうな気もしなくもなかったのですが、田中氏は批判票を取り込んでも3割ちょっとしか確保できなかったということで、井戸氏は一応の信任を受けたと言っても問題ないのではないでしょうか…。
 井戸氏は400項目以上の主要施策の推進を公約に掲げたそうですが、公約というのは実現してこそ意味のあるもの。井戸氏には魅力ある兵庫県政を作っていって欲しいと思います。

川勝氏が当選 坂本氏との接戦制す 知事選

2009-07-06 06:21:50 | Weblog
川勝氏が当選 坂本氏との接戦制す 知事選 2009年07月06日 
静岡 http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090705235819.htm
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090705-OYT1T00977.htm
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY200907050246.html
毎日 http://mainichi.jp/select/today/news/20090706k0000m010052000c.html
 石川嘉延前知事の辞職に伴い4新人が争った知事選は5日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の前静岡文化芸術大学長川勝平太氏(60)=民主?社民?国民新推薦=が終盤まで競り合った無所属の前参院議員坂本由紀子氏(60)=自民、公明推薦=を退け、初当選を果たした。無所属の元参院議員海野徹氏(60)、共産党公認の平野定義氏(59)は及ばなかった。16年ぶりに新知事を選ぶ選挙で有権者の関心は高く、投票率は61.05%(男60.65%、女61.43%)で、前回選を16.56ポイント上回った。
 次期衆院選の前哨戦として与野党が真っ向から対決。民主党は名古屋、さいたま、千葉の政令市長選に続く大型地方選挙4連勝となり、躍進の流れに弾みを付けた。麻生太郎政権にとって大きな打撃で、首相の退陣論が高まるのは必至。都議選直後の衆院解散を模索する首相は苦しい立場に追い込まれた。
 川勝氏は初の選挙だっが、民主は党本部と県連、民主系県議会会派、連合静岡などで組織する選対がフル稼働し、民主支持層を固めた。鳩山由紀夫代表、岡田克也幹事長ら「党の顔」が次々と静岡入りして街頭に立ち、浮動票を獲得。国政での「政権交代」のイメージと連動させる戦術で支持を集め、自民の強固な組織力で先行した坂本氏を追い抜いた。投票所の出口調査では30~60代まで幅広く支持を集めた。
 坂本氏は「女性の視点で県政を変えよう」とアピールし、投票所の出口調査では女性票の4割超を獲得したが、副知事を経験した行政手腕は集票につながらなかった。
 自民は衆院選をにらみ、党本部が衆院の選挙区ごと1000人規模の集会を国会議員に指示。古賀誠党選対委員長が頻繁に静岡入り。終盤では舛添要一厚生労働相ら「党の顔」が街頭に立つなど総力戦を展開したが、及ばなかった。
 海野氏は「純粋無所属」掲げ、草の根の支持拡大を狙ったものの、与野党対決のあおりを受け埋没した。平野氏は明確な争点を提示できず、支持が広がらなかった。

静岡県知事選挙結果
当 728706票 川勝平太  60歳 無新
  713654票 坂本由紀子 60歳 無新
  332952票 海野徹   60歳 無新
  65669票  平野定義 59歳 共新

川勝氏が当確 大型地方選で民主4連勝 自民党内に「麻生退陣論」広がる 2009年7月6日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090705/stt0907052318007-n1.htm
 石川嘉延前知事の辞職に伴う静岡県知事選は5日投開票され、無所属新人で元静岡文化芸術大学長の川勝平太(かわかつへいた)氏(60)=民主、社民、国民新推薦=が、前自民党参院議員の坂本由紀子(さかもとゆきこ)氏(60)=自民、公明推薦=ら新人3人を破り初当選した。投票率は61.06%で前回を16.57ポイント上回った。
 今春の名古屋、さいたま、千葉の各政令市長選に続き、自民党推薦候補は大型地方選で4連敗となり、自民党内には麻生太郎首相の「退陣論」が広がりそうだ。一方、勝利した民主党は、次期衆院選に向けてさらにはずみをつけた。
 川勝氏は民主や連合の要請を受け、投票日1カ月前に立候補表明した。民主党の小沢一郎代表代行は分裂選挙を回避しようと元民主党参院議員の海野徹(うんのとおる)氏(60)との一本化を目指したが不調に終わった。だが、川勝氏はその影響も受けず、無党派層や自民支持層にも広く浸透した。
 坂本氏は「県民党」を掲げて「自民党色」を薄め、参院議員や同県副知事としての実績を前面に支持を訴えたが及ばなかった。
 共同通信によると、支持政党別で川勝氏は民主党支持層の75.8%を固めた上で、自民党支持層からも17.4%を取り込んだ。坂本氏には自民党支持層の68.4%、公明党支持層の89.1%が投票。民主党支持層からも8・5%が流れた。 性別による支持は、川勝氏の男性44.4%、女性37.3%に対し、坂本氏は男性34.1%、女性43.3%。20代と70代以上で坂本氏が優位に立ったが、30代~60代は川勝氏への支持が多かった。
 昨年9月の麻生太郎首相就任後、自民、民主両党が対決した7つの大型地方選で民主党は5勝目。自民党は2勝止まり。地域事情はあるが、民主党は今春からの4連勝で、衆院選を目前に勢いを印象付けた。
 1月の山形県知事選は、民主党の支援を受けた吉村美栄子氏が、自民党の大半が応援した現職を破り初当選した。だが、3月に西松建設の違法献金事件で民主党の小沢一郎前代表の公設第1秘書が逮捕されて風向きが変わり、千葉県知事選では森田健作氏、秋田県知事選で佐竹敬久氏と与党系候補が連勝した。
 4月の名古屋市長選は高い知名度を誇る民主党推薦の河村たかし氏が圧勝。5月に鳩山由紀夫氏が民主党代表に就任してからは、さいたま市長選で党県連支持の清水勇人氏が当選。6月の千葉市長選でも党推薦の熊谷俊人氏が全国最年少市長となっていた。
 今月12日には東京都議選の投票が行われる。ここでも民主党が勝利すれば、麻生首相はさらに厳しい局面に追い込まれそうだ。
 川勝氏は、比較経済史専門の経済学者。安倍内閣では教育再生会議の分科会主査や「美しい国づくり」企画会議の委員などを務め、有識者メンバーとして国政にかかわった。「新しい歴史教科書をつくる会」の賛同者にも名を連ねている。

静岡敗戦、麻生首相を直撃 2009年7月6日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090706/plc0907060045002-n1.htm
 静岡県知事選で5日、自民、公明両党推薦の坂本由紀子前参院議員が民主党など推薦の川勝平太・元静岡文化芸術大学長に敗れたことで、与党内で麻生太郎首相(自民党総裁)の求心力が一段と低下することは避けられそうにない。首相サイドや自民党執行部は衆院選への影響を否定するが、衆院選の先送り論が強まりそうだ。首相は、次期衆院選の最後の試金石となる12日投開票の東京都議会議員選挙に全力を尽くす構え。ただ、与党執行部が事実上の勝敗ラインとする「与党過半数」を割り込めば、自民党の反麻生勢力が退陣を求めて蜂起する可能性が高まりそうだ。
 首相側近の菅義偉(すがよしひで)自民党選挙対策副委員長は5日夜、「僅差(きんさ)で非常に残念だ。静岡県民の判断であり、内閣への信任とは関係がない。政権運営に支障をきたさない。都議選への影響もない」と強調した。
 細田博之幹事長は「もう一歩だった」と悔しさをにじませ、公明党の北側一雄幹事長は、「大接戦だったから政局に大きな影響を与えるとは考えない」と首相を擁護した。古賀誠選対委員長は「残念、無念だ」と繰り返し、国政選と地方選は別だとしながらも「国政にいろいろ影響があるのを踏まえ、結果を真剣に受け止める」とした。
 だが、自民党内には「海野徹氏の票を踏まえればわが党は大敗だ」(閣僚経験者)との指摘や、「静岡は自民王国で、さらに民主は分裂状態だった。敗北したのは『中央の風』以外の何物でもない」(加藤紘一元幹事長)と、首相批判の声も出ている。反麻生勢力の若手は「鳩山邦夫前総務相をクビにしたことや人事でグズグズしたことが敗戦を招いた」と指摘した。
 反麻生勢力は、都議選が終わるまで総裁リコールのための両院議員総会開催を求める署名など「表だった活動を控える」(山本拓衆院議員)構えだ。だが、今回の敗戦で水面下で同調者がじりじりと増える可能性が出てきた。党三役経験者は「表だっては言わないが、これで麻生降ろしの実質的な号砲が鳴るのは間違いない」と断言した。
 また、衆院選について麻生首相は、8月上旬の投開票日を模索している。これに対し、町村派ベテランは「9月選挙の可能性が高まった。会期末(7月28日)の解散で9月6日投開票、あるいは臨時国会を開き10月選挙になるだろう。とてもじゃないが、8月に選挙はできない」と、解散先送りを唱えた。
 党内では、麻生降ろしの動きとならんで、民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金にからむ虚偽記載問題の追及を進め、解散はできるだけ先送りする方が得策との声が強まりそうだ。




 静岡県知事選と言えば、静岡空港の開港問題などもあり、4期16年を務めた石川現知事が出馬を見送ったため、その静岡県知事選は、与党(自民・公明)が推す坂本由紀子氏、民主・社民・国民新党が推す川勝平太氏、連合静岡などが支援する川勝平太氏、共産党が推薦した平野定義氏の4新人による争いとなったのですが、
 『本県の潜在力を生かし「静岡に日本の理想を創(つく)ろう」と訴えると共に、「教育」と「食と農」の改革の必要性を強調』した川勝氏が728706票を獲得し、
 石川前知事が事実上の後継指名をし、「一党一派に偏らない県民党」を掲げ713654票を獲得したた坂本氏、
 『脱官僚の県政運営をアピールすると共に、知事報酬の3割カットや県職員給与の引き下げ』を打ち出し332952票を獲得した海野氏、
 『「雇用、くらし、福祉を守る」を掲げ、大企業優先の政治からの転換』を訴え65669票を獲得した平野氏 を破り初当選しました。
 う~ん。野党陣営は川勝氏と海野氏とで候補を一本化できなかったこともあり、どうしても野党目線になってしまうのですが、結果的に川勝氏が逃げ切ったから良かったものの、考え方が比較的近い候補が分裂してしまえば、楽に勝てるものも接戦に追い込まれてしまうという格好の事例になってしまったかと思いますし、もし坂本氏が勝利していたら、県民の民意が反映しない候補が選ばれていたかもしれないだけに、民主党や国民新党・社民党としては、候補を一本化することの重要性を嫌という程感じたでしょうし、逆に与党陣営としては、自民色を薄めるために首相の応援演説までお断りして、しかもライバルは候補が分裂していたのに勝てなかったことで、来週の東京都議選や遠からぬ日に行われることが確実な衆議院選挙もかなり厳しい状況に追い込まれたと思います。
 それはともかく、投票を仕切る自治体側としては、開票作業を行う側の場所の問題もあり、立候補する議員としても選挙スタッフや事務所の確保の問題もありますし、解散扱いになるにしても、それとも任期満了扱いになるにしても、どちらにしても選挙日程だけでも早く決めてもらえませんかねぇ…(溜息
 さすがにお盆前後は行わないと信じていますが、この期に及んで解散のタイミングで有利・不利が生まれるとも思いませんし、モタモタしていたらますます国民を怒らせるだけだという気がしてなりませんが、麻生氏はいつ決断を下すのでしょうか…。