橋下知事「自公応援とみられないため」 東国原知事と連携否定 2009年7月6日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090705AT3S0500T05072009.html
大阪府の橋下徹知事は5日、次期衆院選での支持政党表明に向けた政治グループ構想で宮崎県の東国原英夫知事との連携の可能性を否定したことについて
「東国原知事と組めば自民・公明応援の猿芝居とみられてもしょうがない。戦い方の違いをしっかり区別する」と説明した。視察先の松山市内で記者団の質問に答えた。
橋下知事は「東国原知事と目標は一緒だが、個人的な心情ではやれない。国民の目にどう映るのか考えないといけない」とも語った。
まあ、橋下知事の狙いは地方への権限移譲でしょうから、『権限さえ移譲してくれるならば、自民あるいは民主のどちらについても良い』とおそらくは考えているのでしょうし、東国原知事の場合は、考え方こそ比較的近いとはいえ、本人も周囲の応援団もあまりにも自民党寄りということで、『これでは(自民党と)駆け引きもできない』と、表面だけでも距離を置くことにしたのでしょうね…(苦笑
日本の場合は、地方が何かしたくても、まずは財源の問題で制約が課せられてしまいます(消費税だって 5%の内訳は、国税が4%で地方税が1% 加えて、地方が独自の財源を作ろうと課税のアイディアを打ち出しても、大抵はマスコミ経由で潰されてしまうため、地方の独自課税はほとんど実現できていません)し、交付税を利用(悪用?)して国が地方をコントロールする仕組が、結果的に国と地方の上下関係まで作り上げているというのが実情。
一部自民党の政治家がこの橋下知事の動きを牽制しているようですが、国全体の高齢化が進んだ現代では、国が地方の面倒を全て見ることなどできるはずがありませんし、私は、この橋下知事の政治グループ構想は中々面白いと思います。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090705AT3S0500T05072009.html
大阪府の橋下徹知事は5日、次期衆院選での支持政党表明に向けた政治グループ構想で宮崎県の東国原英夫知事との連携の可能性を否定したことについて
「東国原知事と組めば自民・公明応援の猿芝居とみられてもしょうがない。戦い方の違いをしっかり区別する」と説明した。視察先の松山市内で記者団の質問に答えた。
橋下知事は「東国原知事と目標は一緒だが、個人的な心情ではやれない。国民の目にどう映るのか考えないといけない」とも語った。
まあ、橋下知事の狙いは地方への権限移譲でしょうから、『権限さえ移譲してくれるならば、自民あるいは民主のどちらについても良い』とおそらくは考えているのでしょうし、東国原知事の場合は、考え方こそ比較的近いとはいえ、本人も周囲の応援団もあまりにも自民党寄りということで、『これでは(自民党と)駆け引きもできない』と、表面だけでも距離を置くことにしたのでしょうね…(苦笑
日本の場合は、地方が何かしたくても、まずは財源の問題で制約が課せられてしまいます(消費税だって 5%の内訳は、国税が4%で地方税が1% 加えて、地方が独自の財源を作ろうと課税のアイディアを打ち出しても、大抵はマスコミ経由で潰されてしまうため、地方の独自課税はほとんど実現できていません)し、交付税を利用(悪用?)して国が地方をコントロールする仕組が、結果的に国と地方の上下関係まで作り上げているというのが実情。
一部自民党の政治家がこの橋下知事の動きを牽制しているようですが、国全体の高齢化が進んだ現代では、国が地方の面倒を全て見ることなどできるはずがありませんし、私は、この橋下知事の政治グループ構想は中々面白いと思います。