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浦安市、24日投票の市議選は実施へ 県議選は拒否

2011-04-05 05:21:16 | Weblog
浦安市、24日投票の市議選は実施へ 県議選は拒否 2011年4月5日
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0404/TKY201104040355.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110404-OYT1T00939.htm
 千葉県浦安市選挙管理委員会は17日告示、24日投開票の市議選(定数21)については予定通り実施を目指す考えを4日、明らかにした。市選管は、10日が投開票予定日の県議選浦安市選挙区(定数2)の投開票事務を進めていない。
 記者会見した松崎秀樹市長は「15日に下水道が応急復旧するので、最低限の市民生活は整えられるめどがついた。順調に進めば災害対策本部も縮小でき、職員を併任で選挙事務に回せる」と語った。
 一方、3人が立候補した県議選については、市長は「(投開票で)長時間施設を使用する安全性が現時点では確保できない」「10日間、有権者が適正に判断できる中で選挙が行われなくてはいけない」と、投開票を行わない考えを改めて示した。
 県議選は1日に告示されたが、市選管は期日前投票を実施していない。県選管は公職選挙法上の違法状態だとして、地方自治法に基づく勧告と是正指示を出しているが、罰則はない。市選管は3日、是正指示は無効だと県選管に回答している。
 県選管の関係者は「県議選の投開票から市議選告示まで1週間しかないのに、その間にそんなに大幅に状況が変わるのか。県議選で市民の投票する権利を奪うことは理解できない」と話した。
 県議選の各候補者は、県選管からの要請で選挙活動を続けている。ある候補者は「我々の方は投開票するのかしないのか、誰が決めて説明してくれるのか」と話した。



 ん…??? 10日に行われる県議選の投開票事務を拒否しながら、その更に2週間後の24日に行われる市議選は実施するなんて 意味がわかりませんし、震災特例扱いで24日にダブル選挙を行い、現職2人には2週間だけ臨時で就任期間を延長して貰えばいい(まあ、その分2週間だけ次の就任期間は短くなりますが、十分許容範囲。衆議院のように解散があるわけでもなく、実務上の不利益は少ないものと思います)だけのような気がするのですが、そういう融通ってきかせられないものなのですかねぇ…。
 もし市議選と県議選が同時に行われれば、有権者がそれぞれの候補を勘違いして投票する可能性は高まるものの、事務作業効率や投票事務にかかる費用だって節約できますし、逆にバラバラに行えばそれだけ市民の負担が増えるだけのこと。現実的な妥協策としては一番妥当ではないかと個人的には考えます。