米国株、ダウ反発 景気・業績期待で 金融やIT株が高い 2011年4月7日 日経
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。終値は前日比32ドル85セント高の1万2426ドル75セント(速報値)と2008年6月5日以来の高値だった。世界的な景気回復を背景に企業業績の改善が続くとの期待から買いが優勢となった。ドイツ銀行など欧州の大手銀行の一部が資本の増強計画を示し、欧州の金融株が総じて上昇。米金融株にも買いが広がった。事業変革への期待が強まったネットワーク機器大手シスコシステムズなど、IT(情報技術)株の一角が買われたことも相場を押し上げた。
ただ、このところ株価が上昇基調にあったエネルギー株や素材株に利益確定目的の売りが出たため、ダウ平均は安く推移する場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同8.63ポイント高の2799.82(同)と2月18日以来の高値で終えた。
NY原油、反発 5月物は108.83ドルで終了 一時109ドル台に 2011年4月7日 日経
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比0.49ドル高の1バレル108.83ドルで取引を終えた。外国為替市場でユーロ高・ドル安が進み、ドル建てで取引される原油の相対的な割安感につながった。
一時は109.15ドルまで上昇し、期近物として2008年9月24日以来、約2年半ぶりに109ドル台に乗せた。リビア情勢の混迷が続いていることも引き続き原油相場の支援材料だった。
一方、週間の米石油在庫統計で原油在庫が増加したことなどを手掛かりとした売りで、上値が重くなる場面もあった。
ガソリンは反落、ヒーティングオイルは続伸した。
NY金、続伸 6月物は1458.5ドルで終了 連日で最高値更新 2011年4月7日 日経
6日のニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比6.0ドル高の1トロイオンス1458.5ドルで取引を終えた。外国為替市場でユーロ高・ドル安が進み、ドルの代替資産とされる金に買いが膨らんだ。一時は1467.3ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。
欧州中央銀行(ECB)は7日の理事会で利上げに踏み切るとの予想が多いが、米国の利上げ再開はまだ先と見られている。ドルの先安観も金相場を押し上げているとの声が聞かれた。
原油先物相場が一時1バレル109ドル台に上昇するなどインフレ懸念が引き続き強く、インフレに強い資産とみなされる金への資金流入が続いた面もあった。 銀、プラチナもそれぞれ3日続伸した。
6日のNY株式市場はハイテク株が個別に物色されたことや金融株の堅調もあり、主要3市場とも小幅高で終了。
NYダウも、序盤に前日終値(12393ドル90セント)よりも50ドル近く高い水準まで上昇し、午前11時頃にこの日の高値となる12450ドル93セントまで上昇。その後正午頃に12400ドル近くまで上げ幅を縮小する場面もありましたが、午後に入ると再びじりじりと上昇しはじめ、終了少し前に12440ドル近くまで上昇。終値ベースでも前日比32ドル85セント高い12426ドル75セントで終了(0.27%高)しました。
ナスダックは、前日比8.63ポイント高い2799.82ポイントで終了(0.31%高)。
S&P500種は、前日比2.91ポイント高い1335.54ポイントで終了(0.22%高)しています。
ダウ構成30銘柄中21銘柄で上昇し、とりわけ金融株とハイテク株が堅調で、金融3銘柄はアメックスが2.30%高、JPモルガンチェースが2.28%高、バンカメが1.86%高。ハイテク株は、シスコシステムズが4.94%高、ヒューレッドパッカードが2.21%高、マイクロソフトが1.44%高、インテルが1.22%高。他、トラベラーズが1.37%高、GEが1.08%高でした。
一方、キャタピラーが1.17%安、ファイザーが0.78%安。
NY原油は、前日比0.49ドル高い1バレル108.83ドルで終了し、一時109.15ドルまで上昇。
NY金も、前日比6.0ドル高の1トロイオンス1458.5ドルで終了し、一時1467.3ドルまで上昇しました。
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。終値は前日比32ドル85セント高の1万2426ドル75セント(速報値)と2008年6月5日以来の高値だった。世界的な景気回復を背景に企業業績の改善が続くとの期待から買いが優勢となった。ドイツ銀行など欧州の大手銀行の一部が資本の増強計画を示し、欧州の金融株が総じて上昇。米金融株にも買いが広がった。事業変革への期待が強まったネットワーク機器大手シスコシステムズなど、IT(情報技術)株の一角が買われたことも相場を押し上げた。
ただ、このところ株価が上昇基調にあったエネルギー株や素材株に利益確定目的の売りが出たため、ダウ平均は安く推移する場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同8.63ポイント高の2799.82(同)と2月18日以来の高値で終えた。
NY原油、反発 5月物は108.83ドルで終了 一時109ドル台に 2011年4月7日 日経
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比0.49ドル高の1バレル108.83ドルで取引を終えた。外国為替市場でユーロ高・ドル安が進み、ドル建てで取引される原油の相対的な割安感につながった。
一時は109.15ドルまで上昇し、期近物として2008年9月24日以来、約2年半ぶりに109ドル台に乗せた。リビア情勢の混迷が続いていることも引き続き原油相場の支援材料だった。
一方、週間の米石油在庫統計で原油在庫が増加したことなどを手掛かりとした売りで、上値が重くなる場面もあった。
ガソリンは反落、ヒーティングオイルは続伸した。
NY金、続伸 6月物は1458.5ドルで終了 連日で最高値更新 2011年4月7日 日経
6日のニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比6.0ドル高の1トロイオンス1458.5ドルで取引を終えた。外国為替市場でユーロ高・ドル安が進み、ドルの代替資産とされる金に買いが膨らんだ。一時は1467.3ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。
欧州中央銀行(ECB)は7日の理事会で利上げに踏み切るとの予想が多いが、米国の利上げ再開はまだ先と見られている。ドルの先安観も金相場を押し上げているとの声が聞かれた。
原油先物相場が一時1バレル109ドル台に上昇するなどインフレ懸念が引き続き強く、インフレに強い資産とみなされる金への資金流入が続いた面もあった。 銀、プラチナもそれぞれ3日続伸した。
6日のNY株式市場はハイテク株が個別に物色されたことや金融株の堅調もあり、主要3市場とも小幅高で終了。
NYダウも、序盤に前日終値(12393ドル90セント)よりも50ドル近く高い水準まで上昇し、午前11時頃にこの日の高値となる12450ドル93セントまで上昇。その後正午頃に12400ドル近くまで上げ幅を縮小する場面もありましたが、午後に入ると再びじりじりと上昇しはじめ、終了少し前に12440ドル近くまで上昇。終値ベースでも前日比32ドル85セント高い12426ドル75セントで終了(0.27%高)しました。
ナスダックは、前日比8.63ポイント高い2799.82ポイントで終了(0.31%高)。
S&P500種は、前日比2.91ポイント高い1335.54ポイントで終了(0.22%高)しています。
ダウ構成30銘柄中21銘柄で上昇し、とりわけ金融株とハイテク株が堅調で、金融3銘柄はアメックスが2.30%高、JPモルガンチェースが2.28%高、バンカメが1.86%高。ハイテク株は、シスコシステムズが4.94%高、ヒューレッドパッカードが2.21%高、マイクロソフトが1.44%高、インテルが1.22%高。他、トラベラーズが1.37%高、GEが1.08%高でした。
一方、キャタピラーが1.17%安、ファイザーが0.78%安。
NY原油は、前日比0.49ドル高い1バレル108.83ドルで終了し、一時109.15ドルまで上昇。
NY金も、前日比6.0ドル高の1トロイオンス1458.5ドルで終了し、一時1467.3ドルまで上昇しました。