ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

22日の日経平均 176円21銭安い22516円83銭で終了

2018-06-22 17:35:53 | Weblog
 22日の日経平均ですが、21日の米国株式市場は貿易摩擦拡大懸念から主要3市場とも下落(ダウ0.8%安、ナスダック0.88%安、S&P500種0.63%安)する中、前日終値(22693円04銭)よりも236円59銭安い22456円45銭でスタート&序盤に22414円18銭まで売り込まれてからは緩やかな回復傾向で推移して、11時15分頃に22534円06銭まで下げ幅を縮小しましたが、その後はやや調整して前場は前日比192円59銭安い22500円45銭で終了。
 午後は2度ほど22430円近辺まで下落した後は緩やかな回復傾向で推移して、終値ベースでは前日比176円21銭安い22516円83銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が0.78%安、トピックスは0.33%安、JPX日経インデックス400は0.37%安。
 他、東証REITは0.52%高、トピックススモールインデックス指数もプラス圏でしたが、東証マザーズが1.66%安、日経ジャスダック平均が0.56%安、ジャスダックインデックスが0.47%安。

 東証1部の上昇組では、自動車メーカー向け鋼材などの佐藤商事がストップ高となる24.61%高。
 10%台の上昇も、自動車用ベルトの三ツ星ベルト(17.31%高)やLINE(10.59%高)など8銘柄。
 佐賀県のリーディングバンクの佐賀銀行が8.93%高、秋田県のリーディングバンクの秋田銀行が7.14%高。愛媛県のこちらは第二地銀ですが愛媛銀行が6.27%高、宮崎県のリーディングバンクの宮崎銀行が5.06%高、福井県のリーディングバンクの福井銀行が4.07%高となるなど今日は地銀に物色。

 一方の下落組では、中部電力系電気工事会社のトーエネックが8.02%安。コロプラが4.03%安、ソフトバンクグループが2.82%安、日立建機が2.61%安、コマツが1.86%安、ファナックが1.42%安で、任天堂は0.65%安。
 地銀組では、三十三FG(三重銀行と第三銀行が経営統合)が3.61%安。都銀では、りそなが1.47%安、三井住友FGが0.72%安。
 スルガ銀行は9時35分に936円と年初来安値を更新して終値ベースでは17円安の954円で終了(1.75%安)。
 筑波銀行は9時03分に263円と年初来安値を更新して終値ベースでは2円安の269円で終了(0.74%安)しました。

メキシコ中銀、政策金利引き上げ 7.75%に

2018-06-22 08:18:16 | Weblog
メキシコ中銀、政策金利引き上げ 7.75%に  2018年6月22日 
記事リンク先 日経 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32095470S8A620C1000000/?n_cid=NMAIL007

 9日ほど前にフィスコのマーケットリポーターの方が、高金利通貨であるメキシコペソが、年初来安値を更新して最安値水準を更新していると書いていたので、メキシコと米国(かっこ書き)の両国の政策金利の金利水準の推移を調べてみたのですが
2014年6月~2015年11月3%(米国0.25%) → 2015年12月3.25%(米国0.5%) → 2016年2月3.75% → 2016年6月4.25% → 2016年9月4.75%
→ 2016年11月5.25% → 2016年12月5.75%(米国0.75%)→ 2017年2月6.25% → 2017年3月6.5%(米国1.0%) → 2017年5月6.75%
→ 2017年6月7%(米国1.25%) → 2017年12月7.25%(米国1.5%) → 2018年2月7.5% → 2018年3月7.5%=据え置き(米国1.75%)
と2018年2月に7.5%まで達するまでは米国が利上げをしたらすかさず追従していたものの、3月は据え置いていたので今回6月(米国は0.25%利上げして2%)も様子見するのかな…と注目していたのですが、輸入価格の上昇で国民の生活が苦しくなるとわかっていても通貨安には耐えかねたのか、昨日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ7.75%にすることを決めたようですね。
 同記事によれば、メキシコの輸出国割合の実に78.8%が米国だそうであまりにも貿易依存比率が高いことから相当の金利差をつけないと自国通貨安を防げないのでしょうし、かといって政策金利が上昇すれば地元企業は借り入れ金利の上昇に伴い資金の調達コストも上昇して一層苦しくなる。メキシコ政府は苦しい運営を余儀なくされることになると思います。

21日の米国市場 ダウ0.8%安、ナスダック0.88%安、S&P500種0.63%安

2018-06-22 07:08:21 | Weblog
 21日の米国株式市場は、貿易摩擦の懸念を嫌気して主要3市場共に下落。
 NYダウは、午後に一時250ドルを超える下落となる24406ドル63セントまで下落する場面が見られて、終値ベースでも前日比196ドル10セント安い24461ドル70セントで終了(0.8%安)。
 ナスダックは、前日比68.56ポイント安い7712.95ポイントで終了(0.88%安)。
 S&P500種は、前日比17.56ポイント安い2749.76ポイントで終了(0.63%安)。
 米国が鉄鋼・アルミニウムに関税をかけることに対して、トルコが報復関税を発動、インドも報復関税の発動を検討するなど対中国だけの問題ではなくなってきていることが嫌気されているようですね。

 ダウ構成30銘柄中25銘柄で下落となり、キャタピラ―が2.52%安、インテルが2.38%安、シェブロンが2.15%安、ユナイテッドテクノロジーズが1.5%安、ボーイングが1.47%安で、アップルも0.56%安。
 一方、ベライゾンが1.12%高、P&Gが0.78%高、ウォルマートが0.72%高、ホームデポが0.62%高で、アメックスは0.22%高。
 見事なまでに海外貿易に影響の少ない銘柄だけが上げてそれ以外は売り込まれる形になりました。
 ナスダックのアマゾン・ドット・コムは1.13%安。

 NY原油は、前日比0.17ドル安い1バレル65.54ドルで終了。
 NY金は、前日比4.0ドル安い1トロイオンス1270.5ドルで終了しています。