ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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新潟 津南町長選 桑原氏が初当選 全国最年少町長に

2018-06-25 16:53:41 | Weblog
新潟 津南町長選 桑原氏が初当選 全国最年少町長に  2018年06月26日
記事リンク先 新潟日報 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20180624402049.html
★新潟県津南町 町長選挙結果
当 2614票 桑原悠 31 無新(1)
  2422票 半戸哲郎 67 無新
  1452票 高橋真二 57 無新

 自治体の首長選といえば、町長選挙ですが、31歳の全国最年少のしかも女性町長が誕生したそうです。
 津南町というのは魚沼産コシヒカリの生産で知られる長野県境の人口1万人程の町で、2010年7月から2期8年現職を務めた上村憲司町長が引退を表明したことから
 前町議会副議長で自民党津南支部も支援に回った31歳の桑原悠氏、元町議で67歳の半戸哲郎氏、元信用組合職員で57歳の高橋真二氏の3新人による争いとなりましたが、
 「若い世代や女性の声を町政に反映させる」と訴えた桑原悠氏が2614票を獲得して
 3回目の町長選に挑むも2422票とあと一歩及ばなかった半戸哲郎氏、1452票を獲得した高橋真二氏 を破り、新人三つ巴の争いを制して初当選を決めました。
 なんでもこの桑原悠さんという方。東大公共政策大学院在学中の2011年10月に町議選に出馬して2位当選の方に倍以上の差をつける1144票、15年10月の町議選でも910票を獲得して連続トップ当選。
 選挙に出馬することができる25歳という年齢でいきなりトップ当選してその次もトップ当選した凄い方のようですが、その方が前の町長の引退に伴い町長選に出馬してとうとう町長選まで制することに。
 町民の期待はかなり高いのでしょうし、全国ニュースでも注目されているようですが、それだけに最初の1期4年の行政の舵取りにも注目が集まるのではないかと思います。

(兵庫)加古川市長選 現職岡田氏が再選

2018-06-25 16:49:35 | Weblog
(兵庫)加古川市長選 現職岡田氏が再選 2018年06月26日 
記事リンク先 神戸 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201806/0011384512.shtml
★兵庫県加古川市 市長選挙結果
当 岡田康裕 81131票
  岸本勝  16494票

 兵庫県加古川市は県の中南部の人口約26.4万人程の市で、市長選は2014年7月から1期4年現職を務めて再選を目指す42歳の岡田康裕氏に71歳の岸本勝氏が挑むも
 「市民が幸せを実感できることを目指し、満足度の向上にこだわりたい。税や保険料の収入が減少する中、いかに公共サービスの質を高めるかが課題だ」と述べ、最重要課題として市域の移動手段、特に北部のバス整備を挙げ市民が幸せを実感できるまちを目指したいと語った現職の岡田康裕氏が81131票を獲得して
 現市政について「市民の声を聞かず、停滞している」と批判。「大型ハコものの優先を改め、市民が求めていることを実現でき、さらに高齢者にも優しい市政を目指したい」と語り16494票を獲得した岸本勝氏 に4.9倍の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めました。
 まあ直前まで無投票の観測が強く岸本氏の出馬表明は告示2日前だったそうですし、勝負になりませんでしたねぇ。

(青森)五所川原市長選  新人佐々木氏が競り勝つ

2018-06-25 16:46:02 | Weblog
(青森)五所川原市長選  新人佐々木氏が競り勝つ 2018年06月26日
記事リンク先  東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2018/20180625036956.asp
★青森県五所川原市 市長選挙結果
当 佐々木孝昌 15593票
  平山敦士  14945票

 青森県五所川原市は、県西部の2005年3月に旧五所川原市と金木町・市浦村が合併して発足した人口5.2万人程の市で、2006年7月から3期12年現職を務めた平山誠敏氏が引退を表明したことから、市長選は会社社長で自民・公明が推薦する44歳の平山敦士氏(現職の長男)と、会社役員で63歳の佐々木孝昌氏の2新人による争いとなりましたが、
 小中学校の給食無料化、教育環境の整備、住民サービスの向上、地域振興などを促進し市民の定住を計り、ハコモノ行政から脱却し、市政を刷新したいと語った佐々木孝昌氏が15593票を獲得して
 現職の方針を引き継ぎ、政策を実現させたいと語り6つの公約を掲げて14945票を獲得したた平山敦士氏 を破り新人同士の争いを制しました。
 ん…。新人同士の争いとはいえ、片方は自民・公明の推薦を得てしかも現職の長男なので平山氏の方が有利かな…と思っていたら佐々木氏が勝利。
 佐々木氏は最初の1期4年でどのような実績を打ち出してくれるのでしょうか。

東京 杉並区長選 現職田中氏3選

2018-06-25 16:40:54 | Weblog
★東京都杉並区 区長選挙結果
当 田中良  73233票
  三浦佑哉 37067票
  木梨盛祥 29806票
  南俊輔  5467票

 東京都杉並区は23区西部の人口約57.8万人程の区で、区長選は2010年7月から2期8年現職を務めて3期目を目指す57歳の田中良氏に、営業コンサルタントで33歳の南俊輔氏、弁護士で34歳の三浦佑哉氏、元区議で68歳の木梨盛祥氏の3新人が挑みましたが、
 子育てや福祉が中心の区政を実現したい。希望者みんなが認可保育園に入れる環境を、高齢になっても安心して暮らせるまちへ、希望者みんなが認可保育園に入れる環境 などの公約を掲げた田中良氏が73233票を獲得して
 区民の声を反映させた区政を目指したいと語り37067票を獲得した三浦佑哉氏
 区長報酬の30%削減、区長専用公用車廃止による年間約700万円の経費削減を 実現したいと語り29806票を獲得した木梨盛祥氏
 「日本の宝である子どもがいなければ、少子高齢化社会を支えられない」子育て支援を最優先で取り組みたい。2020年までに出生率を2.00に引き上げることを目標とし、具体的には1人目の子どもは30万円、2人目70万円、3人目150万円を支給する政策を打ち出して5467票を獲得した南俊輔氏 を退けて3選を決めました。

 まあ、現職が有利だろうな…とは思っていたのですが、興味深いのは現職田中氏が過半をやや超える50.3%の支持率、三浦氏は4人に1人、木梨氏は5人に1人が支持に回り、子育て支援で大判振る舞いを宣言していた南氏は惨敗したこと。
 財源はどこから捻出するの? と余所者から見ても何この公約は…と呆れていましたが、区民は予想以上に冷静だったと言えるでしょう。

滋賀県知事に三日月氏再選 大差(4.9倍)で近藤氏破る

2018-06-25 16:37:55 | Weblog
滋賀県知事に三日月氏再選 大差(4.9倍)で近藤氏破る 2018年06月26日
記事リンク先 京都 http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180624000086
★滋賀県知事選挙結果
当 37万7132票 三日月大造 無現
  7万7213票 近藤学 無新

 滋賀県は人口141万人程の県で、県知事選は、2014年7月から1期4年現職を務めて再選を目指す47歳の自民・国民民主・公明・社民が相乗り支援する三日月大造氏に、滋賀大元副学長で共産が推薦する68歳の近藤学氏が挑みましたが、
 情報発信拠点「ここしが」の東京設置など実績を強調。「人、社会、自然」の健康実現に向けて医療や福祉、公共交通の充実などを訴え、「滋賀を元気に、持続的に発展させるリーダーとして頑張る」と支持を求めた三日月大造氏が実に37万7132票を獲得して
 2024年滋賀国体に向けた施設整備費の縮減や国の(大津市内にある)大戸川ダムの建設中止を掲げ、「国民の暮らしと命を守る立場から国に物を言い、県民の福祉に税金を使う」と主張して7万7213票を獲得した近藤学氏 に4.9倍の圧倒的大差をつけて挑戦者を一蹴しました。
 開票開始直後に当選確実が出ていたので大差がついたのはわかっていたのですがまさか30万票近い票差がつくとは…。
 28年ぶりの「非共産対共産」の現新一騎打ちだったらしい(連合ばかりでなく社民ですら現職の支援に回りました)のですが、勝負にもなりませんでしたね。

25日の日経平均 178円68銭安い22338円15銭で終了

2018-06-25 16:16:48 | Weblog
 週明け25日の日経平均ですが、22日の米国市場はマチマチ(ナスダック0.26%安、ダウ0.49%高、S&P500種0.19%高)も原油が4%半を超える上昇率を記録する中、先週末終値(22516円83銭)よりも26円73銭高い22543円56銭でスタート&直後に22556円55銭も10時15分頃に22383円60銭まで下落する場面が見られ、11時過ぎからやや買い戻されるも、前場は前日比82円77銭安い22434円06銭で終了。
 午後は開始直後こそ上昇して22450円を超えるも、対ドル円が109円半ばまで円高に振れたことからじり安が止まらず終盤に22312円79銭まで下落する場面も見られ、終値ベースでは先週末比178円68銭安い22338円15銭で終了しました。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル誌が中国資本が25%以上の企業を対象に投資制限を検討すると報道したことで貿易摩擦懸念から終日軟調に推移を余儀なくされてしまったようですね。

 指数別では、日経平均が0.79%安、トピックスが0.95%安、JPX日経インデックス400が0.85%安。
 他、東証マザーズが実に3%安となり、ジャスダックインデックスが1.36%安、日経ジャスダック平均が0.93%安、東証2部が1%安。
 東証REIT指数も今日は0.57%安とこちらも下落していますね。
 東証1部の上昇組では、首都圏で食品店とディスカウント店を融合した店舗を展開するOlympicグループがストップ高となる19.01%高、ペガサスミシン製造が10.37%高。
 他、日揮が2.84%高。スルガ銀行は0.52%高と今日は小反発。

 一方の下落組では、佐藤商事(16.26%安)など6銘柄で10%以上の下落。
 週末に会社更生法の適用を申請して整理銘柄入りした日本海洋掘削は当然と言えば当然ですが、ストップ安となる300円安の979円で23.46%安。
 その日本海洋掘削株を31%近く保有していた石油資源開発は0.19%安で、同2割ちょっとを保有の三菱マテリアルは1.64%高。(原油高に助けられましたかねぇ)
 他、ソフトバンクグループが2.47%安、任天堂は1.01%安。

 金曜日は上昇が目立った地銀銘柄の売りが目に付き秋田銀が5.88%安、愛媛銀が5.67%安、佐賀銀が5.63%安、宮崎銀が5.52%安、福井銀が5.28%安。4%台の下落は4銘柄、3%台の下落も3銘柄あるなど今日は下落が特に目に付きました。
 筑波銀行は14時41分に261円と年初来安値を更新して7円安の262円で終了(2.6%安)しています。