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さいたま市職員、精神疾患で休職中に法科大学院入学

2006-10-26 09:57:12 | Weblog
さいたま市職員、精神疾患で休職中に法科大学院入学 2006年10月25日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061025ic06.htm
 さいたま市都市局の女性主事(32)が今年4月、精神疾患で休職中に、法科大学院に入学していたことが25日、分かった。
 女性主事は1か月で退学したが、市は「病気による休職期間中は療養に専念する義務がある」として、近く処分する方針。女性主事は、通学していた期間中、給与として約18万円の支給を受けていた。同市人事部によると、女性主事は昨年6月上旬、精神疾患の診断書を提出し、150日間の病気休暇を取得した。休暇期間終了後も、今年1月下旬から6月下旬まで、診断書に基づいて市が休職させていた。
 女性主事が入学したのは、同市大宮区の法科大学院大の大学院昼間主コース。計5日間約2時間半登校し、自主退学した。
 女性主事は6月下旬から職場復帰しており、市の事情聴取に対し、「夜間主コースがいっぱいだったので、一度昼間主コースに籍を置いて、速やかに夜間へ転部するつもりだった。申し訳ない」と謝罪しているという。


 このケースの場合、民間企業と異なり、休職といってもお給料を貰っていますし、我々の税金でお給料を賄っている市の職員が、休職期間中に療養に専念しないで、こっそり法科大学院に通おうとするのは、さすがに問題がありますね。
 勉強熱心なところは買いますが、自分が今どういう立場にあり、お給料をもらって休職している立場だということを、もっと真剣に受け止めて慎重な判断をして欲しかったと思います。

 ちなみに新司法試験 法学部出身で卒業してそんなに経っていない方でもない限り、働きながらストレートで合格するのはかなり困難なようです。
 私の知人も会社を辞めて昼間コースにチャレンジしていますが、授業についていくのに精一杯で、卒業直後の受験は諦めてその翌年にかけるのだとか…。


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