宍粟市長選挙(兵庫県) 旧一宮町長の田路氏が雪辱の初当選 現職破る 2009年5月4日 「ザ・選挙」
4年前に激戦を繰り広げた2氏の対決となった宍粟市長選は、旧一宮町長の田路勝氏(66)が再選を目指した現職の白谷敏明氏(65)を破り、前回の雪辱を果たして初当選した。
宍粟市選管の発表による3日午後10時30分現在の得票(開票率51.51%)は、田路氏8900票、白谷氏5800票。
宍粟市選管の発表による3日午後11時現在の得票(開票率97.76%)は、田路氏17400票、白谷氏10500票。
確定票は、田路氏17536票、白谷氏10590票。
田路勝氏は、4年間の白谷市政について、旧山崎町地区に新庁舎を建設したハコもの行政優先の姿勢や地域間格差が拡大していることを批判した。田路氏は、立命館大法学部卒、農業、ハリマ農協理事。旧一宮町議5期・議長、1996年から旧一宮町長3期(2、3期目は無投票当選)。合併に伴う05年の宍粟市長選に立候補、旧山崎町長の白谷敏明氏に235票の僅差で敗れた。
白谷敏明氏は、山崎中卒、関西電力社員、旧山崎町議3期・副議長、旧山崎町長選に2回敗れた後、1999年に初当選したが、2期目の2003年には敗退した。その後、合併に伴う05年の宍粟市長選に立候補、旧一宮町長の田路勝氏と03年に当選した旧山崎町長の高嶋利憲氏を破って、初代市長に就任した。
宍粟市は2005年4月、宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)が合併して誕生した。人口は旧山崎町が6割弱、旧一宮町が2割強、波賀、千種の旧2町がそれぞれ1割前後を占める。確定得票数は次の通り。
宍粟市 市長選挙結果
当17536 田路勝 =無新<1> 元一宮町長
10590 白谷敏明 =無現(1) 元山崎町長
宍粟市(しそうし)は、2005年4月に宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)が合併して誕生した人口4.1万人の兵庫県中西部に位置する市ですが、市長選は4年前の三つ巴の接戦(白谷敏明氏10708票;田路勝氏10473票;高嶋利憲氏8861票)をわずか235票差で制して初代市長となった白谷敏明氏に対して、前回惜しくも敗れた田路勝氏が再挑戦する形となったのですが、今回は『行政、議会の役割を定める「市民自治基本条例」の策定などを通し、市民に開かれた市政への転換を』と訴えた田路勝氏が17536票を獲得し、現職で『新庁舎の建設や財政健全化に取り組んできた1期目の実績を強調し、市政には継続性が大切』と主張した白谷敏明氏(10590票)に圧勝しました。
初当選した田路氏は『財政難の中で、なぜ市の新庁舎建設を最優先にしたのか。ハコモノ行政か福祉、医療、文化の行政か。し尿処理不正問題のように、ガラス張りか薄暗いままの市政なのか。合併当時の約束を破ったような政治が続くのか、約束を守る政治に変えるのか。今回の選挙は、こういった選択肢を選ぶ選挙だ』と白谷市政の問題点を訴えていたようですが、いざ自分がやるとなると内部調整一つとっても中々大変なもの。田路氏はどのような市政運営をしてくれるのでしょうか…。
4年前に激戦を繰り広げた2氏の対決となった宍粟市長選は、旧一宮町長の田路勝氏(66)が再選を目指した現職の白谷敏明氏(65)を破り、前回の雪辱を果たして初当選した。
宍粟市選管の発表による3日午後10時30分現在の得票(開票率51.51%)は、田路氏8900票、白谷氏5800票。
宍粟市選管の発表による3日午後11時現在の得票(開票率97.76%)は、田路氏17400票、白谷氏10500票。
確定票は、田路氏17536票、白谷氏10590票。
田路勝氏は、4年間の白谷市政について、旧山崎町地区に新庁舎を建設したハコもの行政優先の姿勢や地域間格差が拡大していることを批判した。田路氏は、立命館大法学部卒、農業、ハリマ農協理事。旧一宮町議5期・議長、1996年から旧一宮町長3期(2、3期目は無投票当選)。合併に伴う05年の宍粟市長選に立候補、旧山崎町長の白谷敏明氏に235票の僅差で敗れた。
白谷敏明氏は、山崎中卒、関西電力社員、旧山崎町議3期・副議長、旧山崎町長選に2回敗れた後、1999年に初当選したが、2期目の2003年には敗退した。その後、合併に伴う05年の宍粟市長選に立候補、旧一宮町長の田路勝氏と03年に当選した旧山崎町長の高嶋利憲氏を破って、初代市長に就任した。
宍粟市は2005年4月、宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)が合併して誕生した。人口は旧山崎町が6割弱、旧一宮町が2割強、波賀、千種の旧2町がそれぞれ1割前後を占める。確定得票数は次の通り。
宍粟市 市長選挙結果
当17536 田路勝 =無新<1> 元一宮町長
10590 白谷敏明 =無現(1) 元山崎町長
宍粟市(しそうし)は、2005年4月に宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)が合併して誕生した人口4.1万人の兵庫県中西部に位置する市ですが、市長選は4年前の三つ巴の接戦(白谷敏明氏10708票;田路勝氏10473票;高嶋利憲氏8861票)をわずか235票差で制して初代市長となった白谷敏明氏に対して、前回惜しくも敗れた田路勝氏が再挑戦する形となったのですが、今回は『行政、議会の役割を定める「市民自治基本条例」の策定などを通し、市民に開かれた市政への転換を』と訴えた田路勝氏が17536票を獲得し、現職で『新庁舎の建設や財政健全化に取り組んできた1期目の実績を強調し、市政には継続性が大切』と主張した白谷敏明氏(10590票)に圧勝しました。
初当選した田路氏は『財政難の中で、なぜ市の新庁舎建設を最優先にしたのか。ハコモノ行政か福祉、医療、文化の行政か。し尿処理不正問題のように、ガラス張りか薄暗いままの市政なのか。合併当時の約束を破ったような政治が続くのか、約束を守る政治に変えるのか。今回の選挙は、こういった選択肢を選ぶ選挙だ』と白谷市政の問題点を訴えていたようですが、いざ自分がやるとなると内部調整一つとっても中々大変なもの。田路氏はどのような市政運営をしてくれるのでしょうか…。
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