東国原知事「種牛49頭、殺処分回避を」 農水省は難色2010年5月23日
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201005220345.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100522-OYT1T00815.htm
宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が広がっている問題で、発生農場から半径10キロの移動制限区域内の全家畜約16万5千頭を対象にしたワクチン接種が22日始まった。一方、東国原英夫知事は、種牛を残す異例の「殺処分回避」を政府に要請する方針を表明した。エース級種牛1頭が感染の疑いで殺処分された同日には、新たに同県の3町10農場の家畜に感染した疑いも判明。九州各県では種牛を避難させる動きが出ている。
農林水産省や宮崎県によると、初日の22日は、移動制限区域の外周に近い木城町と高鍋町の計6農場で、体内のウイルスの増殖力が牛の千倍以上とされる豚約2万2千頭にワクチンを接種したという。ワクチンは区域内の未感染の牛や豚などを対象に打ち、その後、殺処分する。
また、この日に殺処分された「忠富士(ただふじ)」は、宮崎県家畜改良事業団(同県高鍋町)が飼育する種牛55頭のうち、特に優秀な「エース級」の6頭のうちの1頭とされる。この非常事態を受け、東国原知事は同日、県庁での記者会見で、「エース級」6頭以外の49頭の種牛についても殺処分せず、「経過観察させてほしい」と政府に求める方針を明らかにした。
家畜伝染病予防法では、口蹄疫に感染した疑いのある牛が見つかれば、農場の牛はすべて殺処分対象となる。農水省は、49頭についても同様の対応をする方針のため、東国原知事は「このままでは宮崎から種牛がいなくなる。法は法だが、6頭は特例で(移動を)認めてもらったので、協議の余地はないだろうか」と、国と協議したいとの姿勢を示した。
これに対し、知事の方針を非公式に聞いた山田正彦農水副大臣は「種牛49頭は大事な財産であるのはよく分かるが、同じ場所で疑似患畜が出ている。特例を認めていいとは思っていない」と強調。25日に赤松広隆農水相と会って検討するとしている。
一方、県は22日夜、口蹄疫に感染した疑いのある牛や豚が同県川南、高鍋、木城の3町の計10農場で新たに見つかった、と発表した。これで感染確認・疑い例は計181例となった。3町はいずれもこれまでに発生が確認されている自治体。
九州各県でも対応する動きが出ており、「鹿児島黒牛」のブランドを持つ鹿児島県では県所有の種牛12頭を24日にも離島に避難させる。熊本県は特産の「あか牛」などの種牛16頭を合志市の農業研究センター畜産研究所で一括管理しているが、県畜産農業協同組合連合会などは県内各地への分散・避難を要望している。
宮崎県はエース級種牛6頭について、事業団での口蹄疫の発生が発覚する直前の13~14日、移動が禁止される「移動制限区域」内での特例を認めてもらい、山中へ避難させた。さらに1頭が遺伝子検査により陽性と判明した後も、特例で残る5頭を殺処分せず、1週間の経過観察とした。
種牛49頭「助命」認めず…農水副大臣 2010年5月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100523-OYT1T00840.htm
家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、宮崎県が殺処分対象となっている種牛49頭の処分を回避するよう要望していることについて、政府現地対策チーム本部長の山田正彦・農林水産副大臣は23日、記者会見で「殺処分すべきではないか」と述べ、家畜伝染病予防法上、これ以上の特例措置は認められないとの見方を示した。
山田副大臣は「(殺処分されたはずの49頭が)いまだに生きていると聞き、驚いた」とした上で、「県が『例外を』と言うと、民間の人も特別扱いを求める」と述べ、現在、農家の了解を得ながら進めているワクチン接種にも支障が生じるとの考えを示した。
同県では55頭の種牛を一元管理していた県家畜改良事業団の周辺で感染が多発したため、主力級6頭だけ移動制限区域外に“避難”させ、残り49頭は殺処分したと説明。ところが、22日に主力級種牛「忠富士」の感染が判明し、同じ畜舎で管理されていた残る主力級5頭にも感染の可能性が浮上すると、東国原英夫知事が「49頭の殺処分はまだ終わっていなかった」として、殺処分回避を国に要望する考えを打ち出していた。
同法では、感染が判明した場合、同じ畜舎で飼育されている家畜は殺処分されることになっており、忠富士と同じ畜舎で飼育されていた主力級5頭も、事業団に残されていた49頭も本来は殺処分の対象となる。
一方、県は、13日を最後に口蹄疫の感染例が出ていない同県えびの市で24日、家畜の移動制限解除に向けた確認作業を始める。発生農場から半径3キロ圏内の160農場で家畜の抗体検査を実施し、10キロ圏内では目視検査を行う予定。
忠富士の血統、全国ブランド牛に…畜産業界動揺 2010年05月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100522-OYT1T00586.htm
「至宝」の種牛がついえてしまうのか――。口蹄疫が蔓延する宮崎県で22日、主力級種牛の「忠富士(ただふじ)」に感染が確認され、残る5頭についても感染の可能性が出てきた。
宮崎生まれの子牛は、各地でブランド牛として大切に育てられており、恐れていた「種牛感染」の事態に、全国の畜産業界では「ダメージは計り知れない」と動揺が広がっている。
「40年にわたって苦労してきた先輩たちに申し訳ない」
22日午前2時半から宮崎県庁で開かれた緊急記者会見で、県農政水産部の高島俊一部長らは唇をかんだ。
感染した忠富士は、子牛の肉質や発育が特に良く、繁殖農家の間では、避難した種牛6頭の中で一番人気だったという。
JA宮崎中央会(宮崎市)の羽田正治会長(72)は、「このままでは宮崎の畜産がなくなってしまうかもしれない。1頭でも2頭でも残してほしい」と沈痛な声を出した。
忠富士と一緒に避難していた種牛「安重守(やすしげもり)」を育てた小林市の仮屋重典さん(81)は、「避難させた時点で90%ぐらいは絶望でした。夢を見て育ててきたが、私の手の届かないところにいるのだから、誰を責めるわけにもいかん」と半ばあきらめた口調で話した。
6頭の精液を使って生まれた子牛の多くは県外業者に供給され、「松阪牛」や「信州和牛」など有名ブランド牛として肥育される。
その中の一つ、「佐賀牛」ブランドを持つ佐賀県。肉用牛の約15%を宮崎県から仕入れており、農協関係者は「宮崎の子牛は肉質が良く、仕入れた肥育農家は飼料の割合を工夫するなど、独自のノウハウも蓄積してきた。他産地から仕入れるにしても一からやり直しで、農家のダメージは大きい」と動揺を隠せない。佐賀県唐津市の肥育農家宮崎卓さん(64)は、「優良な種牛が途絶えれば、佐賀にとっても大きな痛手で、佐賀牛のブランドを守るためには宮崎以外の子牛を探すしかない」と語る。
また、「松阪牛」の地元・三重県の「瀬古食品」では、飼育する500頭のうち半数以上が忠富士の血統という。瀬古清史社長(61)は「忠富士の子は丈夫で育てやすく、サシが入りやすい肉質が特徴だったのに」と肩を落とす。さらに、飼育する長野県の「木曽牛」の親牛7頭のうち、3頭が宮崎産という林司農夫さん(68)は、「宮崎牛の危機。子牛や精液の価格が高騰し、農家の混乱は避けられない」と心配する。
感染の拡大が一向に収まらない口蹄疫騒動で、殺処分を決めたはずの種牛49頭がまだ処分されておらず、東国原宮崎県知事が異例の殺処分回避の回避を申し出。一方の農水省はこの申し出に難色を示していることがわかりました。
う~ん。人間が新型インフルエンザといった(当時は)ワクチンのなかった治療不可能な病気に罹った時のような非常事態の時のように、『無菌状態の隔離病棟に放り込む』というわけにもいきませんし、6頭の特例を認めたというだけでも、その判断には意見が分かれるところだと思いますが、既に一部の農場では口蹄疫に感染した牛が1匹出ただけで問答無用で全頭殺処分しているだけに、万が一他の6頭全てに感染していた場合には宮崎牛の存続そのものが危ぶまれるというリスクもわからなくもないのですが、やはり他の農家との公平性を考慮すると、この49頭まで例外措置を認めろ という言い分には考えさせられるものがありますね。
宮崎の農家にとっては長年積み重ねてきた宮崎ブランド牛の存続問題もあり、こちらも簡単には譲れないところだと思いますが、かといって万が一にもこの病気が日本全体に広がることになれば、和牛そのものの存続問題にもなりかねないでしょうし、私も『特例を乱発すれば、日本の家畜衛生行政は世界の信頼を失う』という意見に基本的には賛成です。
もし、49頭を殺処分せずに経過観察を続けるというのならば、空気感染を防ぐための最大限取り売ることができる対策を打てるだけ打っておかないと、万が一にも被害が他県に広がるというより最悪のシナリオを辿った日には、それこそ責任問題にもなりかねないと思いますし、冷たいようですが、農水副大臣の「県が『例外を』と言うと、民間の人も特別扱いを求める」という意見の方が妥当ではないでしょうか…。
この問題には農家への補償問題も含めて、中長期的な視点から国として和牛ビジネスをどう運営し続けていくのかを考える必要があるのではないかと思います。
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201005220345.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100522-OYT1T00815.htm
宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が広がっている問題で、発生農場から半径10キロの移動制限区域内の全家畜約16万5千頭を対象にしたワクチン接種が22日始まった。一方、東国原英夫知事は、種牛を残す異例の「殺処分回避」を政府に要請する方針を表明した。エース級種牛1頭が感染の疑いで殺処分された同日には、新たに同県の3町10農場の家畜に感染した疑いも判明。九州各県では種牛を避難させる動きが出ている。
農林水産省や宮崎県によると、初日の22日は、移動制限区域の外周に近い木城町と高鍋町の計6農場で、体内のウイルスの増殖力が牛の千倍以上とされる豚約2万2千頭にワクチンを接種したという。ワクチンは区域内の未感染の牛や豚などを対象に打ち、その後、殺処分する。
また、この日に殺処分された「忠富士(ただふじ)」は、宮崎県家畜改良事業団(同県高鍋町)が飼育する種牛55頭のうち、特に優秀な「エース級」の6頭のうちの1頭とされる。この非常事態を受け、東国原知事は同日、県庁での記者会見で、「エース級」6頭以外の49頭の種牛についても殺処分せず、「経過観察させてほしい」と政府に求める方針を明らかにした。
家畜伝染病予防法では、口蹄疫に感染した疑いのある牛が見つかれば、農場の牛はすべて殺処分対象となる。農水省は、49頭についても同様の対応をする方針のため、東国原知事は「このままでは宮崎から種牛がいなくなる。法は法だが、6頭は特例で(移動を)認めてもらったので、協議の余地はないだろうか」と、国と協議したいとの姿勢を示した。
これに対し、知事の方針を非公式に聞いた山田正彦農水副大臣は「種牛49頭は大事な財産であるのはよく分かるが、同じ場所で疑似患畜が出ている。特例を認めていいとは思っていない」と強調。25日に赤松広隆農水相と会って検討するとしている。
一方、県は22日夜、口蹄疫に感染した疑いのある牛や豚が同県川南、高鍋、木城の3町の計10農場で新たに見つかった、と発表した。これで感染確認・疑い例は計181例となった。3町はいずれもこれまでに発生が確認されている自治体。
九州各県でも対応する動きが出ており、「鹿児島黒牛」のブランドを持つ鹿児島県では県所有の種牛12頭を24日にも離島に避難させる。熊本県は特産の「あか牛」などの種牛16頭を合志市の農業研究センター畜産研究所で一括管理しているが、県畜産農業協同組合連合会などは県内各地への分散・避難を要望している。
宮崎県はエース級種牛6頭について、事業団での口蹄疫の発生が発覚する直前の13~14日、移動が禁止される「移動制限区域」内での特例を認めてもらい、山中へ避難させた。さらに1頭が遺伝子検査により陽性と判明した後も、特例で残る5頭を殺処分せず、1週間の経過観察とした。
種牛49頭「助命」認めず…農水副大臣 2010年5月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100523-OYT1T00840.htm
家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、宮崎県が殺処分対象となっている種牛49頭の処分を回避するよう要望していることについて、政府現地対策チーム本部長の山田正彦・農林水産副大臣は23日、記者会見で「殺処分すべきではないか」と述べ、家畜伝染病予防法上、これ以上の特例措置は認められないとの見方を示した。
山田副大臣は「(殺処分されたはずの49頭が)いまだに生きていると聞き、驚いた」とした上で、「県が『例外を』と言うと、民間の人も特別扱いを求める」と述べ、現在、農家の了解を得ながら進めているワクチン接種にも支障が生じるとの考えを示した。
同県では55頭の種牛を一元管理していた県家畜改良事業団の周辺で感染が多発したため、主力級6頭だけ移動制限区域外に“避難”させ、残り49頭は殺処分したと説明。ところが、22日に主力級種牛「忠富士」の感染が判明し、同じ畜舎で管理されていた残る主力級5頭にも感染の可能性が浮上すると、東国原英夫知事が「49頭の殺処分はまだ終わっていなかった」として、殺処分回避を国に要望する考えを打ち出していた。
同法では、感染が判明した場合、同じ畜舎で飼育されている家畜は殺処分されることになっており、忠富士と同じ畜舎で飼育されていた主力級5頭も、事業団に残されていた49頭も本来は殺処分の対象となる。
一方、県は、13日を最後に口蹄疫の感染例が出ていない同県えびの市で24日、家畜の移動制限解除に向けた確認作業を始める。発生農場から半径3キロ圏内の160農場で家畜の抗体検査を実施し、10キロ圏内では目視検査を行う予定。
忠富士の血統、全国ブランド牛に…畜産業界動揺 2010年05月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100522-OYT1T00586.htm
「至宝」の種牛がついえてしまうのか――。口蹄疫が蔓延する宮崎県で22日、主力級種牛の「忠富士(ただふじ)」に感染が確認され、残る5頭についても感染の可能性が出てきた。
宮崎生まれの子牛は、各地でブランド牛として大切に育てられており、恐れていた「種牛感染」の事態に、全国の畜産業界では「ダメージは計り知れない」と動揺が広がっている。
「40年にわたって苦労してきた先輩たちに申し訳ない」
22日午前2時半から宮崎県庁で開かれた緊急記者会見で、県農政水産部の高島俊一部長らは唇をかんだ。
感染した忠富士は、子牛の肉質や発育が特に良く、繁殖農家の間では、避難した種牛6頭の中で一番人気だったという。
JA宮崎中央会(宮崎市)の羽田正治会長(72)は、「このままでは宮崎の畜産がなくなってしまうかもしれない。1頭でも2頭でも残してほしい」と沈痛な声を出した。
忠富士と一緒に避難していた種牛「安重守(やすしげもり)」を育てた小林市の仮屋重典さん(81)は、「避難させた時点で90%ぐらいは絶望でした。夢を見て育ててきたが、私の手の届かないところにいるのだから、誰を責めるわけにもいかん」と半ばあきらめた口調で話した。
6頭の精液を使って生まれた子牛の多くは県外業者に供給され、「松阪牛」や「信州和牛」など有名ブランド牛として肥育される。
その中の一つ、「佐賀牛」ブランドを持つ佐賀県。肉用牛の約15%を宮崎県から仕入れており、農協関係者は「宮崎の子牛は肉質が良く、仕入れた肥育農家は飼料の割合を工夫するなど、独自のノウハウも蓄積してきた。他産地から仕入れるにしても一からやり直しで、農家のダメージは大きい」と動揺を隠せない。佐賀県唐津市の肥育農家宮崎卓さん(64)は、「優良な種牛が途絶えれば、佐賀にとっても大きな痛手で、佐賀牛のブランドを守るためには宮崎以外の子牛を探すしかない」と語る。
また、「松阪牛」の地元・三重県の「瀬古食品」では、飼育する500頭のうち半数以上が忠富士の血統という。瀬古清史社長(61)は「忠富士の子は丈夫で育てやすく、サシが入りやすい肉質が特徴だったのに」と肩を落とす。さらに、飼育する長野県の「木曽牛」の親牛7頭のうち、3頭が宮崎産という林司農夫さん(68)は、「宮崎牛の危機。子牛や精液の価格が高騰し、農家の混乱は避けられない」と心配する。
感染の拡大が一向に収まらない口蹄疫騒動で、殺処分を決めたはずの種牛49頭がまだ処分されておらず、東国原宮崎県知事が異例の殺処分回避の回避を申し出。一方の農水省はこの申し出に難色を示していることがわかりました。
う~ん。人間が新型インフルエンザといった(当時は)ワクチンのなかった治療不可能な病気に罹った時のような非常事態の時のように、『無菌状態の隔離病棟に放り込む』というわけにもいきませんし、6頭の特例を認めたというだけでも、その判断には意見が分かれるところだと思いますが、既に一部の農場では口蹄疫に感染した牛が1匹出ただけで問答無用で全頭殺処分しているだけに、万が一他の6頭全てに感染していた場合には宮崎牛の存続そのものが危ぶまれるというリスクもわからなくもないのですが、やはり他の農家との公平性を考慮すると、この49頭まで例外措置を認めろ という言い分には考えさせられるものがありますね。
宮崎の農家にとっては長年積み重ねてきた宮崎ブランド牛の存続問題もあり、こちらも簡単には譲れないところだと思いますが、かといって万が一にもこの病気が日本全体に広がることになれば、和牛そのものの存続問題にもなりかねないでしょうし、私も『特例を乱発すれば、日本の家畜衛生行政は世界の信頼を失う』という意見に基本的には賛成です。
もし、49頭を殺処分せずに経過観察を続けるというのならば、空気感染を防ぐための最大限取り売ることができる対策を打てるだけ打っておかないと、万が一にも被害が他県に広がるというより最悪のシナリオを辿った日には、それこそ責任問題にもなりかねないと思いますし、冷たいようですが、農水副大臣の「県が『例外を』と言うと、民間の人も特別扱いを求める」という意見の方が妥当ではないでしょうか…。
この問題には農家への補償問題も含めて、中長期的な視点から国として和牛ビジネスをどう運営し続けていくのかを考える必要があるのではないかと思います。