日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

建築の常識は世間の非常識

2009-01-27 | 仕事・建物
「本」が好きだけれど「本屋」さんに思い入れはない。
手元に欲しい本(面白い本)が届けばそれで満足
本屋さんの親戚がある仕事仲間に、
「ネットで注文して取りに行くシステム」を提案したがいまだ採用されない。
アマゾンに注文するのは良いのだが送料や送金料がばかに出来ない。
高い単価の品物なら「この位」と思えるのだが
千円単位に2~3割の諸経費は堪らない。

そんなわけで、建築雑誌は送られて来る2冊
「日経アーキテクチャー」「日経ホームビルダー」
なかにはこの類いは「建築雑誌ではない」と言う輩もいるが
「これで充分」
本棚に飾って悦に入るほど「本嫌いではない(中身で勝負)」



建物は竣工したと同時に古くなり
本は出版されると同時に過去の情報となる。

そんな中、日経アーキテクチャ「建築世論&ランキング」
―家を建てる時、分からなかった建築用語―
断トツに「建ぺい率、容積率」だった。
続いて、「外断熱」や「坪単価」など
この辺りは建築に関心がある人には「常識」かと思いつつ
「知ってますよね」と顏色を伺うが「はい」と答えてくださる。
これが迂闊だった。
「知ってる」と聞かれて「知らない」と答えるのは勇気がいることだ。
「NPO法人家づくりの会」の窓口相談で
「設計者に聞いたらどうですか?」と答えてしまうが
聞くに聞けない立場に追い込まれていたのだった。

日経ホームビルダー「リフォーム客141人のホンネ」
―床材の品質に関する不満点―
「傷つきやすさ」「足の冷たさ」「滑りやすさ」
「クッションフロアーの不満」
クッションと付くから柔らかいかと勘違い
硬い材料は冷たく傷つきにくい、柔らかい材料はあ冷たくなく傷つきやすい・・などと
説明しているが床材に不満が高じたら大変なことになりそうだ。

「建築の常識は世間の非常識」
ここらをしっかり踏まえて打合せに臨もう!
(美しくない写真でごめんなさい)
コメント
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