日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

堂場瞬一著「献心」高城賢吾完結編

2013-06-26 | 読書
今日は典型的な梅雨空だ。
当初違う本を取り上げようとしていたが
昨夜読み終えた本にする事に気が変わった。

堂場瞬一著「献心」警視庁失踪課・高城賢吾 中公文庫刊



小学生の子どもが行方不明で、妻と離婚
捜査一課の刑事が飲んだくれで使い物にならない毎日だったが
失踪課で失踪した人を捜してゆく内に復活
当てにされていなかった部署で成績を上げて
次第に飲んだくれ、生活の乱れから脱却、娘の捜査を始めていた。

前作闇夜で子どもの遺体が見つかり
お酒を断って捜索をする。

ーー長い果てに見えた真相とはーー
  ☆シリーズ、堂々完結☆ 
終りました。

失踪課の面々、捜査一課の人達、担当部署の二人
それぞれ別のシリーズで主人公となった刑事たち
陰に日向に協力をし、ついには高城賢吾が手錠
・・にはならなかった・・

東京荻窪で発生した行方不明事件
練馬へ、そして仙台~盛岡へ
手がかりを追いつめて、ようやくたどり着いた場所

犯罪被害者の家族は、犯人を憎む事によって再起出来る、、

傷心で盛岡を彷徨うが
同僚愛美の強硬な電話の一声で
「再生」再出発出来たようだ。

それにしても、中公文庫40周年記念プレゼント
応募はがきを投函したが、
折りたたみチラシに掲載されている作者の写真
随分以前よりも洗練された様子だが
やはり「怖そう」
強面の刑事よりも怖そうなオンかんばせ
必死こいて原稿を書いている(パソコン?)姿を想像すると
さらに「・・そう」

編集者のたっての希望でも、止めた方が良いのではないでしょうか?
コメント
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