日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

礫川浮世絵美術館、富士山

2013-11-20 | 趣味・遊び
男鹿半島プラス1の旅報告は明日に回し
昨日行って来た「礫川(こいしかわ)浮世絵美術館」の話です。

新聞販売店に貰った招待券
「富士山世界文化遺産登録記念」展



聞いた事のない美術館だが、行く事にした。
後楽園のシビックセンターの目の前
寂しげなビルの5階
エレベーターを出るとそこが美術館

一人だけの受付と展示の小部屋が二つのこじんまりした美術館
見学は先客一人だけ
その人が受付の人に質問をすると、
「せっかくだから一緒にどうぞ」
小さな懐中電灯で光を当てて「キラが入っています」等と話して下さる。

この美術館は浮世絵の版画の初刷りにこだわり収集された。
「これを見て下さい」



葛飾北斎の富嶽38景の神奈川
初刷りと刷の遅い絵の比較を見せてくれる。
波の線が全く違い、繊細そのもの
さらに
この舟は初鰹を江戸に運ぶ為に大波の中を進んでいるとか・・

今回は世界遺産登録記念で
北斎を始め、歌川国貞、魚屋北渓など
いずれも富士山が大きく、小さく描かれている。

個人所蔵の美術館で運営が大変そう
浮世絵だけでなく日本の伝統に興味の有る人には
満足できる展示になっています。
<11月24日まで>

一緒に行った友人は
「全然知らなかった美術館だけにワクワク楽しかった」とか。
又機会があったら行って見たいと思う。
コメント
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