2010年別冊文芸春秋に連載され
翌年単行本化
’13年9月にテレビドラマ化された文庫本
湊かなえ著「花の鎖」文春文庫
毎年途切れる事なく届く花束
「M」謎の人物
雪、月、花の名前の女性が章ごとにに入れ替わり出て来る。
話はクロスする事なく展開するが
読み進むと、同じ街の和菓子屋さんとお花屋さんと気付く
ほどなく、時代が違っていると気付き・・
「M」の正体が最後に明かされ物語は完結する。
感想と、種明かしが重なりそうで突っ込めないが
湊かなえ「告白」にあるような、底から忍び寄る怖さがない。
「告白」は読み終わった後の登場人物の悲惨さを思い
心底ぞっとした。
「花の鎖」は「M」と贈られる花の謎がとけたところで
「ああよかった」怖くなかった、とつぶやいてしまいそうになる。
そんな一冊でした。
翌年単行本化
’13年9月にテレビドラマ化された文庫本
湊かなえ著「花の鎖」文春文庫
毎年途切れる事なく届く花束
「M」謎の人物
雪、月、花の名前の女性が章ごとにに入れ替わり出て来る。
話はクロスする事なく展開するが
読み進むと、同じ街の和菓子屋さんとお花屋さんと気付く
ほどなく、時代が違っていると気付き・・
「M」の正体が最後に明かされ物語は完結する。
感想と、種明かしが重なりそうで突っ込めないが
湊かなえ「告白」にあるような、底から忍び寄る怖さがない。
「告白」は読み終わった後の登場人物の悲惨さを思い
心底ぞっとした。
「花の鎖」は「M」と贈られる花の謎がとけたところで
「ああよかった」怖くなかった、とつぶやいてしまいそうになる。
そんな一冊でした。