日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

排泄物の価値

2015-02-12 | 趣味・遊び
昨日、友人と善福寺川を歩いた。
この地に来てから20年、
毎週のように通り過ぎていた杉並郷土資料館に入った。

建物の裏手には下井草から移築した篠原家の住宅が保存されている



200年以上も前の住まいの茅葺き屋根を鉄板で覆い
取り払われていた囲炉裏などを復活させ
ホッコリ暖かい空間になっていた。



三和土にはかまど



右奥には浴室への引違い戸
休日には囲炉裏の薪を焚き、お茶が振る舞われる。

子どもの頃使った火吹き竹を使わせてもらい
外の天秤棒を担いでいたら
案内をして下さった小父さまが
「何の桶だと思う」??「肥え桶だよ」
プッチャンプッチャンとしたら臭いだろうと思うと
「なれた人は臭くないように運ぶのさ」

化学肥料の無い時代には排泄物は持っていってもらうのに
お金ももらっていたとか・・
お金を掛けて下水処理をしているのとは雲泥の差



土間にただよう煙も価値はある(害虫除け)
コメント
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