高村薫「マークスの山」は最初は(上)だけ買った。
乱読がたたってダブルブッキングをする事がある
1ページ読んで気づく事もあれば、最後で分かる事もある。
同じ本が2冊になる事ぐらい間抜けな事は無い
今回も「あるいは」と別に買う事にした。
すぐに「読んでない」ことに気づき近くの本屋さんに行った。
新聞広告に出たばかりなので平積みを探したが「無い」
その横では本をチョンチョン触ったり動かしたりしている人
場所が空くのを待って一回りしてきてもまだチョンチョン
店員さんだと気づいて「マークスの山は何処ですか?」聞いた。
「う」と言う感じでその人は背を伸ばし、指先が本棚の高い所に一直線
迷う事なく「マークスの山」をつかむ
「下ですよね」
「はい」
何でだろう?
作者もいわず、出版社も言わず、上下も言う事なく差し出された。
本の山の中から、この本の在りかがしっかり分かっていた。
今どきは店頭に本の検索機を操作して探す事が出来るが
こんな機械がいらない人もいた。
友達に話すとやはり驚いて
「それって嬉しいですよね」
「ほんとプロ中のプロ」
何処にも目立たないけれど仕事に誇り(?)を持っている人がいるものだ。
方南町の本屋さん「秀文堂」の話
写真は桜の落ち葉
乱読がたたってダブルブッキングをする事がある
1ページ読んで気づく事もあれば、最後で分かる事もある。
同じ本が2冊になる事ぐらい間抜けな事は無い
今回も「あるいは」と別に買う事にした。
すぐに「読んでない」ことに気づき近くの本屋さんに行った。
新聞広告に出たばかりなので平積みを探したが「無い」
その横では本をチョンチョン触ったり動かしたりしている人
場所が空くのを待って一回りしてきてもまだチョンチョン
店員さんだと気づいて「マークスの山は何処ですか?」聞いた。
「う」と言う感じでその人は背を伸ばし、指先が本棚の高い所に一直線
迷う事なく「マークスの山」をつかむ
「下ですよね」
「はい」
何でだろう?
作者もいわず、出版社も言わず、上下も言う事なく差し出された。
本の山の中から、この本の在りかがしっかり分かっていた。
今どきは店頭に本の検索機を操作して探す事が出来るが
こんな機械がいらない人もいた。
友達に話すとやはり驚いて
「それって嬉しいですよね」
「ほんとプロ中のプロ」
何処にも目立たないけれど仕事に誇り(?)を持っている人がいるものだ。
方南町の本屋さん「秀文堂」の話
写真は桜の落ち葉