我々は今、待ちに待った日を迎えたのである。ようやく自主憲法制定に向けて一歩踏み出すときがきたのだ。自民党が今回の選挙で圧勝し、三分の二を確保したならば、確実にそれが日程にのぼってくる。敗戦後の占領期中にアメリカに押し付けられた憲法を破棄し、日本の主権を取り戻すのである。しかし、ここで忘れてはならないのは、水ぶくれした自民党だけでは、日本派と呼ばれる政治家は一握りだということだ。それでは心もとない。今回の総選挙で次世代の党が一定の勢力を確保しなければ、最後は腰砕けになってしまう。残された日数は限られているが、間違っても現有議席を割るようなことがあってはならない。戦後70年を前にして、このチャンスを逃せば、永久に日本は他国の従属に甘んじなくてはならない。中共による侵略の危機は高まっており、国家として身構えるにも、自主憲法が前提なのである。問題は比例の票がどれだけ集めることができるかだ。東北ブロックに限ってみると、30万票を獲得してようやく一議席を手にできる。自民党は玉石混淆である。どうでもいい候補者も多い。次世代の党が正論を吐かなければ、先には進めないのである。保守の志が試されているのだ。三島由紀夫の叫びを我が叫びとしなくてはならないのである。日本が主権を回復することに対して、喜ばない国家も身近に存在するが、それに臆するすることなく前進しなければ、子供や孫たちが不幸な目に遇うことになるのである。
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