今回の総選挙のキャッチフレーズをみていくと、秀句なのは 自民党の「景気回復、この道しかない」。入選句は公明党の 「今こそ、軽減税率の実現へ」と 次世代の党の「次世代が希望を持てる日本を」。前者は具体的で、後者は将来の夢を語っている。それ以外は落選で、共産党の 「安倍政権の暴走ストップ!」 、生活の党の「生活者本位の国へ」、社民党の「平和と福祉はやっぱり社民党」はマンネリ。聞きあきて新鮮味なし。 維新の党の「身を切る改革。実のある改革」も国民受けを狙っているだけ。 最悪は民主党の「今こそ、流れを変える時」。三年以上も続いた悪夢の民主党政権時代が思い出されて、かえって引いてしまう。自民党に勢いがあるのは、キャッチフレーズがまともなこともあるだろう。政治は言葉が第一なのである。
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