香港の若者たちは、自由な選挙の実施を要求して立ち上がった。一国二制度を約束したはずの中共は、それを踏みにじって力で弾圧をした。それと比べると、日本は恵まれている。それでも棄権するというのは、大事な一票を行使しないことであり、結果的に全権を委任することだ。今回の総選挙にあたっては、マスコミの多くが大義があるかどうかで安倍首相を批判し、論点をぼやかすのに躍起になった。低調なムードにさせたのは、誰あろうマスコミのせいなのである。それが終盤になって急に言い方を変えてきた。あまりにも無節操ではないだろうか。劣化したマスコミは、国民の信用をどんどん失っている。玉石混淆であるとしても、ネットは様々な角度からの情報を集めるのに便利だ。未だにマスコミの影響が大きいのか、それともネットにとって代わられつつあるのか、それがよりはっきりするのではないだろうか。昨日の選挙運動の打ち上げでも、ニコニコ動画を各党とも利用した。一つの場所に集まらなくても、何万人もが時間を共有できるからだ。選挙戦においても、選挙カーに手を振らなくても、応援や激励ができるようになった。そうした変化のなかで、今日の夜には結果が判明するのである。予想された議席数になるのか、それとも大逆転があるのか。これまでと違ってネットで開票を見守る人も多いと思う。情報の一極集中の時代はもはや終わったのである。
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