神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

今年3回目の出漁 成果は?

2024年01月22日 05時30分38秒 | 自然災害
 一昨日、船長から「月曜日に船がでます」と連絡が来た
昨夜は「光る君へ」を見るのをあきらめて録画にまわして20時に寝た

今朝は2時50分に目が覚めて、起きるには早く、さりとて寝るには目が冴えていて(どうしよう)と考えているうちに、夢に落ちた。
夢の中では家族を巻き込んで「2時に目が覚めたが、どうしたらいい?」と大騒ぎだった、そして再び目が覚めたら3時半だった。 今度はタイミングばっちり。 起きるとすぐに作業着に着替えて、いつでも出られるようにしておく

顔を洗って、昨日作っておいた簡単な「スンドゥブチゲ(豆腐鍋)」を汁代わりに、残ったわかめの味噌汁に溶き玉を落して熱々の「オジヤ」
冬の夜中の食事には韓国風はバッチリ、チゲにはワラビ、豆腐、白菜、ひき肉、唐辛子、えのきなどを入れた。

食事が終わって4時ちょっとすぎ、ブログチェックしながらコーヒーを飲んでいたら船長からメールが
「入港は7時半になります」なんと2時間遅くなって大いに暇が空いた
寝ようかとも思ったが、それでは寝すぎになるし、ブログを書くことにして、今やっている。

メールを開いたら、昨日も船長から来ていたのに完全に見落としていた
「明日は天候不順なんで何時に出られるかわかりません、また連絡します」とあった。

今年の漁業は散々だ、1月4日は「べたなぎ」だったのに、地震の影響で漁業者は申し合わせて出漁を見送った。
初競りは近年滅多にない1月9日だった、しかし漁場に行ってみれば地震で網はどこへやら・・・探し回っても見つからず空手で全船帰港、網の被害だけでも100万円単位だった。

次に出たのは14日だったが商品になったの20匹程度、大赤字
そして今日、ようやく3回目、しかし遅い出航だから量によっては一網で終わる可能性もある。

わが漁港の被害は網の流失、漁場の変化以外では堤防の先にあった誘導灯が破壊されて反対側の堤防に流れ着き、そこで光っているので見間違った船に被害が出るのではと言う程度。(すぐに管轄の役所に届けた)

元旦以来、こちらの漁業も散々な目に遭っているが、漁師同士の会話はいつも「能登の漁師と比べたら我慢しなけりゃいけないな」
輪島の沖合40kmほどの所に舳倉島(へぐらじま)があり、気象観測所となっている舳倉島灯台は漁業者が出航判断のデーターとして利用しているが、今もなお全てのデーターが「不明」のまま続いている。

そういえば地震との関連は知らないが、去年は北海道や新潟県で大量のイワシが海岸に(魚が自主的に)打ち上げられるというニュースが何度かあった。
地震の前日の大晦日には九州宮崎でも海岸に押し寄せた魚の動画が公開されていた。
水温がイワシが住めないマイナスになったから。 酸欠になった。 捕食者に追われた。 などという説が言われたが・・・去年から海の中では何かが起きていたのはたしかなようだ。

写真 記事とは関係ありません





韓ドラブーム 再思考

2024年01月21日 07時46分07秒 | 映画/ドラマ/アニメ
韓国映画「サニー 素敵な仲間たち」を見直して、また韓国ドラマに火が付き始めた、録画した韓ドラはDVDで300枚くらいある、他にも買ったドラマDVDも、これを見直しながら断捨離・・・考え中。

「冬のソナタ」で韓ドラブームが一気に盛り上がったのは20数年前の2000年~2005年頃
特に、おばちゃん世代が盛り上がって、韓国旅行客が爆発的に増えた、日韓関係も最高潮の最良であった、北朝鮮と蜜月だった文(ムン)政権の時には日韓関係は最悪であったが、今のユン大統領になってからは回復傾向で、今朝の新聞世論調査では良いと悪いが半々まで戻って来た。

「ヨン様」が流行語大賞になったかどうかは知らないが、猫も杓子も「よんさま」、本場の韓国ではそれほどの人気ではなかったらしいから、もっと前のアメリカのエレキGのベンチャーズと同じ。


「春のワルツ」「夏の香り」「秋の童話」「冬のソナタ」必ず出てくるセット販売、私もこの4作全て見た。
春のワルツのハン・ヒョジュ、夏の香りのソン・イェジン、冬のソナタのチェ・ジウ、いずれもキュートまたはビューティフルだった。
秋の童話はソン・スンホン主演だが女優は印象にない。 21世紀に入って間もないころのドラマ、その頃は私も毎年1~2回は韓国旅行を楽しんでいたのだった。 そしてドラマもよく見た
夏の香りで初めて見たソン・イェジン、あっという間にファンになった
それとハッピートゲザーのキム・ハヌル、この二人が最高
その後にチャングムにハマって、イ・ヨンエのファンになった。

春から冬の4部作の中で、冬ソナが圧倒的なヒットとなったが、私は「夏の香り」が最高傑作だと思った。
その後、ソンイェジンの人気はうなぎのぼりに、私も主演作のほとんどを見て来た、残念ながら限定ネット配信の「愛の不時着」だけは見ていない
一昨年3月、共演したヒョンビンとイェジンが結婚して子供も生まれた。

「夏の香り」は韓国独特の輪廻転生の思想が組み込まれていて、それが謎解きのように姿を現してくる。
共演したソン・スンホンには女房殿がファンになった。 ソン・スンホンはハッピートゲザーにも出てキム・ハヌルと共演したが(主演はイ・ビョンホン)映画「氷雨」でもスンホンとハヌルは共演している。

「夏の香り」は、雨の登山道で迷子になったヘウォン(イェジン)はミヌ(スンホン)の助けで山中で一夜を明かして無事に帰ってくる。
ミヌは恋人を亡くしたばかりで傷心の登山であったが、そこで出会ったヘウォンに亡くなった恋人ウネの面影を感じる。
ミヌとウネもこの山で出会い、結婚までたどり着いたが、式の前日ウネは交通事故で亡くなった。
奇遇にも、ウネを偲ぶ山行でヘウォンに出会たのだった。 二人はそこで別れたが、韓国ドラマ特有の複雑に絡み合う人間関係で二人は同じ職場で働くことに、そして互いに惹かれていくが、ヘウォンは会社の若い経営者と恋仲で
婚約していた。

それから愛、葛藤、憎しみが絡み合い、やがてミヌはヘウォンがウネの生まれ変わりではないかと思うようになっていく、しかしウネとヘウォンは年齢的に似通っているから生まれ変わりはありえない、では恋心とは別次元のこのたまらない感情は何なのだろう?
ヘウォンもこの頃はミヌを見るたびに胸の鼓動が高鳴っていくのを覚える、それはヘウォンの心の意思とは全く別の動きであった。

やがてミヌはヘウォンとウネの共通点を見出すが・・・・・。
ああ、もう一度見たくなってきた。

続・1月の新ドラマ  つづき

2024年01月20日 20時50分25秒 | 映画/ドラマ/アニメ
 昨日記事を書いた後で、新たな新ドラマを4本見た
「婚活の1000本ノック」少し見たけど没 「めぐる未来」ちょっと薄気味悪いので没 14本にもなるとなんでもかんでも見るわけにはいかない、ちょっと辛口批評になってくる。

「グレイトギフト」〇 は「となりのナースエイド」「院内警察」に次いで今シーズン3本目の病院ドラマ。
「グレイトギフト」直訳すれば「偉大なる贈り物」だが、先週の「院内警察」で武良井のセリフ・・・「ギフト、英語なら良いが、ドイツ語じゃないのか」 ドイツ語で「ギフト」は「毒薬」なのだそうだ。
私もドラマ「グレイトギフト」は見るまで、何の贈り物かと思ったが、このドラマ、「毒薬」を表しているようだ
新種の殺人ウィルスの培養に成功した犯人が元総理大臣を、このウィルスで殺害した。
しかし死因に疑問を持った、くそ真面目で出世とは無縁の気が弱い医師藤巻(反町隆史)が死者の細胞から、このウィルスを発見する
それを病院でナンバー2の医師、白鳥(佐々木蔵之介)に相談する、白鳥は自分が病院の理事長になるため、その毒薬を理事長に飲ませて殺害した。
警察に訴え出ると言う藤巻だが、白鳥に逆に脅されて手を貸してしまう。
そんな藤巻のもとに最初のウィルス開発犯人から脅迫の手紙が届く。

「大奥」〇 唯一の時代劇ドラマ 徳川九代将軍、徳川家重が死んだ
そして息子の家治が十代将軍となる、家治は先代の老中堀田を煙たがり免職
新たに策謀家の田沼意次を老中筆頭に引き立てる。
この頃、内裏では116代桃園天皇の時代、徳川家治(亀梨和也)の正室=御台所として宮家から16歳の五十宮倫子(小芝風花)が嫁いだ。
将軍以外の男が入られない大奥に入った倫子に、大奥で権勢を誇る年寄松島が配下の女中たちを使って嫌がらせを続ける。
松島には田沼の息がかかっている、その最大の使命は倫子に世継ぎを産ませず、自分たちの息がかかった女中を家治の側室にして世継ぎを産ませることであった。
京から連れて来た供の、お品以外大奥に一人の味方もいない倫子は果たして大奥で生きてゆけるのだろうか。

コギャル風(死語)の小芝風花とは気づかなかった、やはり役者とは偉いものだと感心した。 すっかり宮中の御姫様になりきっている。
一話、二話くらいではやられっぱなしなのだろうが、そのうち小芝流のぶち切れ御台所に変身して、松平定信とタッグで、田沼・松島組をやっつけるんだろう。
いやあ~~、小芝風花には脱帽しました、これまでは以前の役柄を見て良い印象が無かったが、「大奥」では最初からその魅力にとらわれてしまった。
退屈なドラマと見る前から決めつけて没にしようと身構えていたが、引き込まれてしまった。


 いよいよ新ドラマが続々と始まって来た。
①「新空港占拠」〇刑事、武蔵(櫻井翔)1年前の大病院占拠から1年、再び「神奈川新空港」で「獣」という仮面集団が占拠、目的は何か。
武蔵と姉の二葉(奥貫薫)は拉致されて空港の中に連れていかれる
「獣」たちは警察を翻弄するため仲間2人を爆殺した。
「獣」の一人は、元同僚の駿河(宮本茉由)だった、なぜ?
武蔵の妻、医師の裕子(比嘉愛未)にも魔の手は迫っていく。

②「春になったら」◎ 販売営業の椎名雅彦(木梨憲武)は膵臓がんで余命3か月を宣告されるが、手術も治療も受けずに家にいて余命を楽しもうと決めた。
妻は既に亡く、娘の瞳(奈緒)と二人暮らし
奈緒は助産師の仕事をしていて、売れないお笑い芸人の川上(濱田岳)と3か月後に結婚する。
しかし雅彦は川上の経済力なしを見て、猛烈に反対、瞳も父の余命を知って動揺したが、結婚が優先だと大げんか。 さてどう展開するのか。

③「となりのナースエイド」◎ 大病院のナースエイド(患者の世話係)として赴任した桜庭澪(川栄季奈)は若手の天才医師竜崎(高杉真宙)に一目ぼれしたが、なんと竜崎はごく平凡なアパートに住んでいた、しかも澪の隣の部屋。
澪は平凡な医師が見落とした患者の重大な病気を次々と指摘して、医師から攻撃されるが、竜崎はそれを知って澪が、ただのナースエイドではないと勘ぐる。

④「院内警察」〇 川本響子(長濱ねる)は憧れの大病院の医療事務の仕事で就職した、ところが配属されたのは室長の横堀(市村正親)と、やる気がないような武良井(桐谷健太)しかいない部署だった。
ここが院内警察と呼ばれ、患者との様々なトラブルの整理が仕事、病院内ではお荷物扱いの部署と知って辞めようと思うが、武良井の本当の仕事を見て気が変わる。 武良井は訳ありの元刑事部長だった。
この病院の天才外科医、榊原俊介(瀬戸康史)の秘密と武良井との関係、謎が次々と出てくる。

⑤恋する警護24時△ 弁護士・岸村里夏(白石麻衣)は逆恨みの恐れから事務所がボディガードを依頼、ボディガード北沢(岩本照)が派遣された。
あまりにも無表情不愛想で印象が悪く、仕事にも触ると契約解除を申し出るが、命の危機を救われて契約は継続、しかも24時間べったりの警護となって、里夏はパニック。 元警官だった北沢は殺された父親の事件には裏があるという疑念を持っている。

⑥さよならマエストロ◎ 市の財政難で営業赤字の市民オーケストラの解散が議会で決定された。
世界的な実績を持つマエストロ夏目(西島秀俊)はフランスにいたが指揮者を引退していた、日本にいる妻の志帆からパリで仕事があるから後退して日本に来るよう言われて帰国する
家事をするように言われていたが、息子と娘からはまったく当てにされず、特に市役所職員になった娘は昔の何かがあって反抗的であった。
音楽から離れた夏目であったが、市民オーケストラの救世主として指揮を頼まれる、解散が決まったオーケストラに夏目は貢献できるのだろうか?
娘との関係は? 妻の行動に?が

この後も「婚活1000本ノック」× 「グレイトギフト」「大奥」「めぐる未来」
そして先日紹介した「きみが心をくれたから△」「光る君へ◎」「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか◎」「ブギウギ◎」
 これで14本 ほかにもまだ始まりそうだから6本以上は整理しないと見きれない。



じいさんAの遺品

2024年01月20日 08時19分50秒 | 時代検証
今は令和6年1月20日土曜、午前8時14分
起きたら暖房のない室温は9度、そのまま一階の台所へ行ったが「ひんやり」するが寒くはない。
そのまま、畑になっている庭に出た、ここにももう雪は無い
パジャマのままでも寒さは感じない
12月に2日間雪が続いて40cmほどの積雪になって以来、大雪と言う雪は降らず
積雪も多い時で数センチだ、そしてもう1月も10日を残すだけになった

安心はしていられない、本格的な冬はこれからだ
たいがい2月5日頃から2月いっぱいが大雪になる例が多い、それでもあと40日もたてば(寒い)春がやってくる。


 1995年の日記を転記していたら、じいさんの逸話が出て来た
また繰り返しになるが、私の爺さんは二人いる、爺さんAはばあさんの家に婿に入って、父を作って間もなく離婚して戸籍上他人になった爺さん。
いま私が住んでいる町で、新しい家族と暮らして87歳まで生きた。

もう一人は爺さんB、ばあさんが離婚して7~8年後に婆さんと結婚した東京の自称「株のブローカー」その実態は今も不明、ばあさんと東京大空襲で死んだ。50歳だった。

今日書くのは爺さんAのこと、大した話ではない、私が生まれる45年以上も前に父と他人になってしまった爺さんだから、私もよくわからない。
そんなじいさんAの一面を見た話し。

子だくさんの貧しい家の次男坊として生まれた、1899年生まれ
茨城県で離婚してから東京に出て、そこで山形市生まれの教会のシスターと再婚、空襲が激しくなり食うに食われなくなって家族三人で故郷の北陸に帰って来た。
終戦後は「クズい~ お払い」の今でいう個人の廃品回収業、リヤカー1台で町を歩くが食うにギリギリの生活、家も本家の塩炊き小屋を借りて住んでいたらしい。
それから3年後に、東京で家族ゼロになった23歳の父も、この町に食と職を求めてやって来たが、爺さんは全く頼りにならず、父は独立独歩で魚の行商を始めた。
爺さんとは違い、父は仕事一筋の男だったから2年後に私が生まれることになると100%借金だが小さな平屋を建てた。 25歳の時だった。
それから7年後には別の場所で二階建ての魚屋店舗兼住宅を建てた、その時には私の妹、弟も生まれていた。 父は32歳だった。

どちらの家の時か忘れたが、家を建てるための資金を高利貸しから借りた
高利貸しというのは女高利貸し、永山ヒデ(仮名)
父より5歳くらい年上で、デップらと太った獅子鼻の男勝りで気が強い女
若いころ看護婦として東京の巣鴨の病院で働き、巣鴨プリズンで戦犯として収容されていた東条英機を見たと言うのが彼女の自慢だった。

金もなく力もない父だったが、戦後の上野、新宿の闇市で営業をしていただけに男前で気っ風がよく、若いのに負けん気で物おじしない挑戦的な姿にヒデは惚れて、「おれから金を借りれば利息が高いぞ、おじさん(ヒテの亭主、代書業)から借りれば利息はつかんぞ、聞いてみろ」すでに亭主には手をまわしてあるヒデだったから、すんなり貸してもらえた。
父はヒデさんを「ねえさん」と呼んで慕った、ヒデさんも「おまえ」と呼んで可愛がった。
私が40代まで付き合いはずっと続き、子供が居なかったヒデさんは私を下の名前で呼んで可愛がってくれた、私も「おばさん」と呼んでいた。

その頃の話だが、ヒデさんの土地を借りて店の案内看板を建てさせてほしいとお願いに行ったが話はすんなりと決まった
高利貸しだけに金に関してはシビアな人だった。
「お茶飲んでけ、yottinもっと頻繁にここへ立寄ってくれ、おれも一人で寂しいんだから、それと来るときにはゲサン(燗をつけた酒で飲まずに残った酒) も持ってきてくれ」
もう遥か昔に稼ぎが無い夫を追い出して一人暮らしになっていたヒデおばさんは、この頃70代半ばくらいになっていたが相変わらず太ったままだった。
このとき、おばさんが話してくれたのは意外にも、爺さんAの若いころの話だった。

祖父Aは、私の婆さんと別れた後、しばらくたって故郷に帰ってきていた、まだ20代後半だった。
そしてヒデさんの兄が経営していた工場で働いていた。
この頃、ヒデさんは高等小学校を卒業して隣町の看護婦養成学校の受験をすることになった、それには履歴書が必要であった。
ところがヒデさんや、その兄さんの周りにはまともに履歴書を書ける人間が居なかった。
何しろ田舎町故、地元の就職はみなコネ、人脈で決まるから履歴書など必要なかったのだ。
兄さん社長は自分の工場の職人の中に本をよく読むのが居たので、こいつなら書けるのではと聞いてみたら「書けます」という
それで喜んで任せたら書いて持ってきた、それを看護養成学校へ送ったらすぐに返却されてきた。
申請人の所に、ヒデさんの家族や親戚の名前を書き並べてあったので、「申請人は誰ですか」という具合だった。
社長は困って考えたら、爺さんを思い出した、爺さんはここに就職したものの、仕事がしたくない日は出てこないという調子だったので、社長も忘れるほどだった、それでも締め切りは迫るし、文句も言わず「あれは親戚うちでも物知りだと評判らしい、すぐに呼んでこい」と使いをやった。
爺さんがやってきて返却された履歴書を見ると「カラカラ」と笑って、小さくなっている工員を横目に「これではだめだ、通るわけがない」と言って、すぐに新しく書いた、それを送ると受理されて、ヒデさんは晴れて入学となった。

社長は感激して本採用にしようと思ったが、いかんせん3日働けば10日休むといった調子だから呆れてしまい、首にせざるを得ないと思ったが、それ以前に本人が辞めてしまった。
「あれで仕事が好きなら、この町に置いておくのは惜しいほどの人物になっただろうに」と社長がヒデさんに言ったそうだ。
爺さんは閑であろうと、なかろうとしょっちゅう本を読んでいたそうだ、本家も親戚も「本家が豊かであれば学問をさせて、学者になったかもしれんのにのう、惜しいことだ」と、ことあるごとに言っていたという。

結局、爺さんは一生この調子で87年の人生を終えた、その心の内を書いた色紙を5年ほど前に父の遺品整理をしていて見つけた。
初めて爺さんの本音を知った思いだ。 実父のこれを見て一生働きづくめだった父はどう思っただろうか?想像はつく。

48年前、77歳のときに書いたものである、「成城」とは終戦まで東京の成城で借家住まいしていたので、それを号にしていた。
















 



能登半島地震 新湊周辺を歩いた

2024年01月19日 19時01分31秒 | 自然災害
 北陸三県の面積がほとんど一緒なのが面白い
全国33位が富山県、34位福井県、35位石川県と面積がほぼ同じ三県が並んでいるのも面白い、江戸時代は石川県は前田家加賀100万石の本貫地、富山県は加賀100万石の内で前田家支藩(分家)だった。
この石川、富山と面積が似ているのは徳島県、長崎県である。
同じ北信越でも長野県は4位、新潟県が5位と広い、長野は新潟より一回りくらい広い(約1000㎢)、北陸三県を合わせると、ほぼ新潟県と同じ面積になる。 この5県をまとめると北信越という単位になることは何度も書いている。

能登半島地震では震源の石川県は元より、北信越5県すべてが大きく揺れて、石川、富山、新潟の物的、人的被害が大きかった。
富山県は東部、西部に分けるが東部は富山市から石川県境の小矢部までで、能登半島の付け根ともいえる位置にある、特に氷見市と小矢部市は石川県に接して高岡市と共に能登半島の一部になっている
そんなわけで今度の地震ではこの三市の被害が大きかった。
さすがに野次馬的に困っている土地へ興味本位で行くことはできない、毎月2回行っている海王丸パークがある新湊地区から高岡の万葉線あたりの様子を見て帰ってくることにした。

このブログでも紹介して写真もアップした電車+散歩記事
万葉線の海王丸駅から中伏木まで電車に乗り、中伏木から庄川口駅まで散歩した道がどんな状況か行ってみた。
今日は生憎の雨降りで歩いてと言うわけにはいかなかったが、予想以上に道路の陥没などがあって驚いた。
港周辺ではコンクリートミキサー車が忙しく動いていた

海王丸パークでも駐車場の道路の一部にひび割れがあった
なにより新湊大橋の東の取り付け道路に陥没とひび割れがあったのには驚いた、この港をまたぐ大きな橋が交通止めではと心配したが、まだ新しい橋にはそれはなかった。
富山新港の橋のあたりにも段差が出来ていたし、パークの西にある観光施設「きっときと市場」周辺から新湊漁港は被害が顕著である、一部の道路は交通止めになって警備員が立っていた。

新湊大橋東詰め

「きっときと」手前の道路

新湊漁港周辺






がれき置き場




庄川土手 












温かくて散歩&大相撲

2024年01月18日 08時31分45秒 | 大相撲
 昨日は久しぶりの快晴で「家になんかいられない」と言うことで、12時ちょうどに外に出た。
神社の森を抜けて、市街地、商店街を通って郵便局で用事をすませてから海を見に行った。
海は多少のうねりはあったが凪で、漁もできそうだったけれど、昨夕、船長に問い合わせたら17日は休むとのことだった
やはりそうとう気落ちしている様子、18日は出るけれど軽トラ一台で間に合うからとのこと、ようするに一網か二網でお終いと言うことだ。



18日は出ても、私は高岡方面に様子を見に行くつもりなのでカニの手伝いはできない。
話を戻す
海沿いに歩いた、そこから町はずれの国道沿いに南に向かってショッピングセンターへ行って買い物
ここまでで1時間ほど歩いたので、バスが来るのを待って、駅までバスで帰った、そこからゆっくり10分歩いて家に戻った。
今日の歩数は約8000歩だった、汗ばむくらいの温かさだった。
この頃は、いろんな停留所からバスに乗る、バス停の時刻表をみるのも楽しみになった。
市が赤字のバス会社に助成金を出しているので、市のアンケートに「便数を増やせば利用者も増えるのでは、2時間半に1本ではあてにならなくて利用をあきらめる人も多いのでは。
団塊世代がこれから80代に向かう時代、せめて日中最低1時間半に一本あった方が利用者は増えるのでは」と書いてやった。

家に帰ってお決まりの大相撲4日目
朝乃山 琴ノ若の強さが際立っていましたね、この二人腰がどっしりと据わって崩れません、最近までのバタバタ相撲がなくなり、これは強いですよ。
10日目まではかなり良い星を取れるのではないかと思います。
1敗勢では照ノ富士と大の里が力強い相撲でした、全勝の豊昇龍は連日ハラハラ相撲ですが、あの土俵際のゼリーのような柔らかい体は凄すぎる
親指一本残れば勝てそうな力士ですね、でも軽量なのが泣き所、落ち着いてかかってくる相手には苦戦しそうです。
霧島も今日の1敗のような負け方を時々やってしまう、大栄翔も同じ、若元春も同じ、地に足がつかなくなって負けてしまう、これの酷いのが阿炎です。
霧島は大崩れはしないでしょう、照ノ富士は平幕相手でなんとかやってますが、大型力士や動き回る力士が相手になれば危ういでしょう。
胸や腹の筋肉が落ちて、皮膚がたるんでいるのを見て、けいこ不足や筋トレが出来ていないのが伺われます、とうぜん長い相撲や動き回る相撲では息も切れるでしょう。

大の里は10勝は行けそうです、常に相手を正面に置いて焦らなければかなり行けると思います
熱海富士は一回跳ね返されて、自分が負ける原因を早く認識すべきでしょう、それでいいのです、順調すぎると若い故に天狗になってしまいますから。
まだ若いのだから、焦らず体を活かして、どっしりした相撲をとれば大関は夢じゃないですね、琴ノ若の相撲を見習うべきですね。
豪の山も根性があって馬力がある、惜しむらくは体が小さいと言うことです
大栄翔のような力士になるのではないかと思います。
早く伯桜鵬に幕内に戻ってもらいたい、幕下5枚目で2連勝、5勝すれば十両復帰は間違いないでしょう、できれば全勝優勝、そうなれば十両10枚目くらいまでは上がる、そして十両優勝で夏前には幕内復帰ですね。
この力士は強いです、同時入幕した大の里と一つの時代を作ってほしいですよ。





団塊世代と外国語と歌と

2024年01月17日 12時08分53秒 | 時代検証
 戦後まもなく生まれたのは団塊世代で正式には昭和22年~24年の三年間に生まれた世代を言う、この年代は一年間で260万人誕生、私の昭和25年でも230万人以上が生まれた、令和5年は新生児がついに年間72万人程度に減少している、6年度に70万人を割るのは確実だ

とにかく団塊世代は何をするにも競争競争で、汽車に乗る時なども一人が先に乗り込み、窓を開けて、外の仲間が窓から荷物を入れて4人分の席を確保する、そうでもしないと座れない。 
小学生の時は校庭で野球をするにも一番良い場所をとるために授業が終わると同時に場所取りに走る、とってしまえば上級生だろうと譲らない
小学校3年生の時、全校生徒数は2000人でクラス数は40あった、1クラス50~55人くらいのすし詰めだった。

どこもかしこも人であふれていた時代、呑気にしていれば兄弟でもおやつが奪われてしまう。
それだけに先読みする能力は誰もが身に着いた、敗戦からまだ10年くらいしかたっていない
人が多いが貧しい、貧しいから親は子供などかまっていられない、子供たちは親に頼らず生きていく能力を近所のガキ大将から学ぶ、だから自然とグループが出来て序列も覚える。
遊びは先輩から習い、色々覚えた

そんなところで育つと、社会の中での適応力が早く身につく、早く大人になる
山間部の田舎では中卒で就職が多くいた、競争の激しい社会に15歳で放り出されて、一人で生きる力を早く身につける
昭和団塊世代は競争社会の中で生きて来たが、一方で集団の中で序列に従う従順さも身に着いた。 当然ながら忖度がうまく世間を渡っていく方法であることも覚える、だから要領の良い奴も多かった。
そのくせ自由になりたいという気持ちは強かった、それは自由の国アメリカに対するあこがれとなった。

ロカビリーやアメリカンポップス、ブリティシュロックなどに染まり、親からはアメリカかぶれと言われた。
ところが学校の勉強では英語がさっぱりなのに。毎日ビートルズなどのレコードを聴いていると発音だけはクラスの優秀な子より上手になった
意味は分からないんだけど、発音だけはね・・・

歌詞カードを見なければ歌えないと思っていた外国曲
ところが毎日聞いていると、いつの間にか「そら」で歌えるようになっている。
英語曲や、テレサテンの中国語バージョン「月亮代表我的心」「舐蜜蜜」
韓国のJang Yoon Jung「어 머 나」などはカラオケで歌える、
それは何度も聞いてメロディを完全に覚えているからだ、メロディが完璧なら詩を乗せるのは難しくはない。
英語、中国語、韓国語などは必要な部分だけは、それなりに頭に入るから不思議だ。

スマホに向かって英語で語り掛けるのも最近のお楽しみ
正しい発音をしないと、その通りに画面に出てこないから、発音の確かさの確認にはなる
私が習ったスクールイングリッシュは外国人と話せるレベルのものではなかった、周りの成績上級者でも英会話がダメなのは多い
その点、今は幼児でさえ英会話の初歩くらいは話す、若い娘が外国人相手に見事な発音で話すのを見ると「やってられないや」羨ましさ、虚しさを感じるとともに、やり直せない人生の無常を思う。

戦争は敵国を侵略して、占領地の現地人に勝利国の自国語教育をするのが洗脳の初歩だが、敗戦間もない我々団塊世代にアメリカさんは何故正しい英語教育をしなかったんだろう?
3S政策で日本人はピンク色に洗脳されてしまったが、英会話洗脳の方が良かった、今頃それが始まった
英語が世界の共通語になっている今、本当に残念だったと思う。

40代になって、地元の学校の英語教育に来ていた若い外国人の臨時講師に日本食をごちそうしたりした
ジャマイカン夫婦や、英国人のミス・H、カナダ人のミスターKと短い付き合いがあったが、英会話はできずとも「promise」「impossible」「are you OK?」[「Good!」単語と片言でけっこうエンジョイできたから、そんなんでいいのかも・・・あとは歌で・・・歌こそ世界の共通語だと思った
言葉は通じなくても一緒に楽しめる。
ジャマイカン夫婦の時はもう有線カラオケになっていた「ミネソタの卵売り」を教えたら、覚えようと何十回も歌っていたのが印象に残っている。

1995年の日記に貼ってあった小顔のミスHさんとの一枚、何をジュエットしているかは忘れた、たぶん簡単な英語曲だったと思う、この時はレーザーディスクの時代、K氏はカラオケの為に英語のディスクを持ち歩いていた。
「日英同盟」あれから29年か! Hさんも50代半ばだな



70代に入った今のお楽しみ、やはり友人知人と食事をしたり、飲み歩くことかな
ゴルフもやめたし、旅行も飲みに出る回数もぐっと減ったけれど、酒のない席で会って話すことはそれなりにある。

男友達と同じ数の女友達が増えたが、それも年相応と言うことなんだね。
残る25年は心のママに生きていくことが一番、重い荷物を背負った人生だが、そのくらいの負担がないと「だら~」とした人生になってしまう

そうそう、木梨憲武のドラマ「春になったら」で「・・・までにやりたいことリスト」と言うのがあった、私もそれをやろうと思う。
私の場合は「78歳の誕生日までに、やりたいことリスト」としよう。
明瞭な目標あれば計画ができる、計画が出来れば実行日が決まり実行する
刺激、刺激!





大相撲初場所

2024年01月16日 08時00分15秒 | 大相撲
 大相撲初場所が始まった。
注目は霧島の綱取り、琴乃若の大関取り、そして久しぶりの出場、照ノ富士の回復具合。
回復と言えば靭帯手術で幕下筆頭に下がった元関脇、若隆景
肩の手術で幕下5枚目に下がった、元幕内、伯桜鵬。
二人とも今場所出場して勝って1勝した、好成績で来場所は二人してそろって十両復帰してほしい。
もう一人、頸椎損傷手術で5場所休場で来場所は序二段まで下がる炎鵬が心配。 しかし近年は手術や不祥事で幕下、三段目以下まで落ちて幕内復帰を果たした力士が複数いる、照ノ富士、阿炎、朝乃山、宇良がそうだ。

今年中に大きく飛躍の予感の、豪の山、熱海富士、湘南乃海、大の里、いずれもまだ若く、幕内経験も少なく、相撲が荒くてベテランに勝てないが、互角に戦っているから、今年中には横綱、大関も油断できない存在になるだろう。
琴乃若のようにどっしり落ち着いた相撲が取れるようになれば、大関取りもあるかも
大関レースが楽しみだ。
今日2日目は横綱照ノ富士が、前頭に落ちた若元春に熱戦の末敗れて1勝1敗、早くも黄信号だ、早いうちに3敗したらまた休場かな。
両足のテーピングを見ると痛々しい、責任感だけで出ているんだろう本当に偉い、早く照ノ富士を安心して引退をさせてやってほしい。

去年の後半から、正代、高安の元大関が元気を取り戻してきた、それに朝乃山が加わって元大関の復活劇場も見逃がせない、御嶽海が少し元気がないが。

毎場所見て前半から中盤まで勝ちっぱなしでも、後半崩れるパターンは割と多い、だから8連勝しても即優勝争いとはいかないのが事実。
下位力士が9連勝すれば、後半は三役、大関にもぶつけられて星は伸びなくなる、下位力士でも三役経験者など実力者なら勝ち進めることもあるだろうが新入幕とかなら頑張って11勝どまり
今場所では大の里がその一番手だろう、役力士の圧力を思い知る場所になりそうだが、関脇の一人でも倒せば来場所以降の自信につながる。

生きの良い若手が5~6人出て来たので、今までけん制し合って昇進できなかった大関、関脇陣に火が付いた。
今場所は、綱とり、大関とりの最右翼、霧島と琴ノ若を中心に、他の大関、関脇がついて行く展開、さらに復活を目指す朝乃山、正代が面白い存在だ。
琴ノ若は大関どころか一気に横綱まで駆け上がる気がしてきた、そして、それに負けじと霧島も実力以上の力を発揮しそうだ、千秋楽に勝った方が優勝と言う大一番を見せてほしいものだ、琴霧時代を見られるかもしれない。
照ノ富士の優勝はまずない気がする。

優勝に絡めずともこの7人を脅かすのが、阿炎、高安、若元春、熱海富士、北勝富士、豪ノ山、翔猿といったところか
大の里はかなり星を稼ぐだろう、そして後半は上位戦が組まれるので最近の熱海富士同様、台風の目になりそうだ
地震で大被害の石川県出身(津幡町)であり、同じく石川県出身の遠藤(穴水町)、十両輝(七尾市)ともども故郷にエールを送りたい気持ちは強いだろう。 それは近県の朝乃山(富山市)も同様と思う。
今場所も千秋楽までわからない混戦が期待される。




第42回都道府県対抗女子駅伝大会

2024年01月15日 18時53分36秒 | マラソン/駅伝
京都で行われた「皇后杯都道府県対抗女子駅伝大会」過去最多優勝は地元京都
41回の大会で5連覇2回を含む18回の優勝を誇る。
昨年の大会は大阪が4回目の優勝を果たした。

私が思うマラソンを別とした女子中・長距離界のトップランナーは1万mの記録保持者①新谷仁美、5000mの記録保持者②廣中璃梨佳、中距離界の女王③田中希実、実力派新星④不破聖衣来、未知数の新星⑤ドルーリー・朱瑛里
⑥実力ナンバーワン⑥五島梨乃 この6人が実力伯仲と見ている。
今回は④不破、廣中以外の4人が顔を揃えた。
新谷はまだ優勝がない東京で9区アンカー、田中は兵庫で2区、ドルーリーは岡山から2区、五島は石川から1区で出る。

1区6km 何といっても群を抜いているのは石川の五島、これまでも駅伝1区で出るとスタート直後からトップに躍り出て、そのまま区間賞というレースを展開している。
この日も1.6km付近から抜け出し2位千葉に35秒の差をつけて区間賞、「今度の地震で気落ちしている故郷石川県を勇気づけるために頑張る」と言った五島、区間賞インタビューでは涙を流して答えていた。
3位熊本、4位大阪 アンカー新谷で優勝を狙う東京はアクシデントでまさかの47チーム中45位

2区4km 2区には兵庫の田中希実が20位で、岡山のドルーリーが27位でタスキを受け継いだ。
田中は爆走、中間の2km過ぎで2位に浮上、2.5km過ぎでは19人抜きでトップに躍り出た、世界相手に戦う田中は役者が数枚上手だ、区間賞。
調子を落している高1のドルーリーも区間5位で8人抜きで19位に
東京の保坂が13人抜きで45位から32位まで押し上げた。
1位兵庫 2位千葉 3位熊本 4位宮崎 5位に宮城があがって来た
北信越は長野15位、新潟21位、富山31位

3区3km中学生区間
1位兵庫は変わらずだが2位静岡が遠藤蒼依が区間賞で8秒差に追い上げて来た 3位神奈川 4位千葉 5位群馬 6位宮城 東京はなかなか上がらず31位
長野10位 石川19位 新潟21位 富山26位

4区4km 
兵庫は大学駅伝制覇の名城大石松、だが2位の静岡は日体大の齋藤が追い上げて並んだ。 だが2.7km過ぎで再び石松が齋藤を突き放した。
そのまま1位でタスキをつないだ、しかし2位静岡7秒 3位神奈川10秒
4位千葉10秒 5位宮城20秒と混戦模様
常勝軍団京都もじわじわ上がってきて16位から11位に上がって来た
東京も24位に上がったがトップから1分53秒差と苦しい。
福島の鈴木葵が区間賞。
長野14位 新潟22位 石川28位 富山は42位と大きく下がった

5区4.1075km
1.8kmで千葉の山崎りさが兵庫池野絵莉を抜いたが池野はピッタリついて行く
再び兵庫が抜いてトップで中継所へ
1位兵庫 2位千葉 3位は広島が森安の好走で入る 4位宮城もアップ
5位神奈川 6位大阪 京都が7位に上がる
区間賞は千葉の山崎で区間新 兵庫の池野も区間新で区間2位
長野12位に 新潟27位 石川31位 富山43位

6区4.0875km
兵庫が2位千葉に21秒の差をつけてトップ通過 3位は宮城 4位神奈川
5位大阪 6位広島
区間賞はこれで引退の谷本観月(岡山)
長野12位 新潟24位にアップ 石川39位 富山47位最下位

7区4km
兵庫が2位千葉との差を24秒 3位宮城47秒 4位神奈川50秒
5位ついに京都が56秒差で近づいてきた 6位大阪 7位広島 8位埼玉
長野11位 新潟23位 石川40位 富山47位 東京は16位だが2分48秒差では絶望的 区間賞は京都の太田咲雪

8区3km 中学生区間
宮城の男逓(おのとら)が区間賞で9秒差の2位に浮上 3位は神奈川35秒差
4位千葉 5位大阪も35秒差と横一線 6位広島 7位京都 8位静岡まで
TOPから1分1秒差、どこが優勝するかわからなくなった。
長野13位 新潟26位 石川40位 富山47位 東京は18位で2分48秒差で新谷にタスキリレー、さすがの新谷もこの差では優勝はほぼ不可能。

9区10km
最長10kmのアンカーエース区間
東京は新谷仁美(積水化学) 宮城は去年は故郷新潟で出場1区、区間賞の小海遥(第一生命G) 兵庫は太田琴菜(JP郵政) 秋田はパリ五輪マラソン内定の鈴木優花(第一生命G)「故郷に恩返ししたい」
広島は名城大優勝メンバーのアンカー谷本七星
これは面白いレースになる。

2.8kmで2位宮城の小海が、トップ兵庫の太田と並んだ 3kmでは京都が3位に上がった。 5km中間点では10秒以内に5チーム 20秒以内に7チームの混戦
どこが優勝するか全く見えなくなった。 
中間点では新谷が15位に、鈴木は36位に上がった
7kmで京都が2位に上がる、いよいよ京都・川村が逆転優勝なのか、小海に迫って来た。
しかし満を持していた小海が8.5kmでスパート、スピードには自信がある
みるみる2位を離す。 そのまま小海は逃げ切って宮城が29年ぶり2回目の優勝
2位は惜しくも20秒差で京都、川村楓は5人抜きで区間賞、小海も区間2位
3位は谷本が3人抜きの広島が21年ぶりの入賞を果たした。
4位は千葉 5位神奈川 6位大阪 7位兵庫 8位福岡 以上が入賞
東京は新谷が6人抜きで12位に 秋田も鈴木が7人抜きで32位に

北信越は長野11位 新潟29位 石川43位 富山45位
来週は今度は男子天皇杯だ。




早朝の思考 静けさの中で

2024年01月15日 07時08分43秒 | 心 思い
 早朝5時に目が覚めたら、頭が冴えてもう寝られない、昨夜寝たのは22時半だから寝不足と言うほどではない‥起きてしまえ!
仕事が待っているわけでもない、寝たくなればこたつに入ったまま寝てしまえばよいだけの事・・・夢に描いた「気ままな生活」そのものではないか。

いつの間にか体は自由人になっている、ところが思考というか、心の動揺というか・・・そっちはなかなか自由にならない
時々、得体のしれぬ、どうでもよい不安が襲ってくる
しかし、よくよく考えれば、それは気鬱であり、仮に現実であったとしても「それがなんだ!」で終わってしまう程度の気の迷い。

人生の75%に差し掛かろうとしている
「まだ25%ある」ともいえるお年頃、かっては怖かったことも、今はかみ砕いて飲み干せるようになった。
人とのつながりが煩わしい時期もあったが、今は人と繋がっていることが支えでもある。
ブロ友Wadaさんのブログにもあった通り、長いこと人と話さないと「独り言」が出てくる
独り言も、無意識で出る場合と、意識して独り言を言うこともある
無意識で出るのはイエローカードで、意識的なのは発散だ

私の場合、女房殿と息子が同時に仕事に行って一人になった時間
シーンとした静寂が訪れる、かっては、この一人の静寂がたまらなく好きな時間だったが、今はどうなんだろう?
あの静寂が嬉しいのか、寂しいのかわからない ただただ静寂で、何を思うわけでもなく、頭が空になっている

「神に祈る」と言うのはたいがい願い事で、それが叶うことはほとんどない
若い時は、それでも神に祈った
今は、そんな無駄なことはしない、そもそも、もう願いなど多くはない
一日を平穏に過ごせれば、それで十分だ、欲しいものだってそれほどあるわけでもなく、できることの範囲が狭まった今はなおさらだ。

今、神に祈るのは「神と一体化」するためだ
「神」と言うのは、毎度いうように具体的な形ではなく、自然界の最大の力の仮称である。
人間の力や能力では到底及ばない英知、自然の力、宇宙の法則、あらゆる破壊力、寝て見る夢、それが「神」
愚かな少数の男が行う戦争の破壊、大量殺人、それは神が最も愚かな人間に与えた試験、それにまんまと乗って「王」の喜びを楽しんでいる
どうしょうもない愚か者と、数百万の力無き哀れなチェスの駒

カニ漁以外の早起き そうだ「モーニングコーヒーの楽しみ」あった
久しぶりのアーリーモーニングコーヒー モカを飲みたい気分
インスタントのモカに、今朝は蜂蜜を少し入れてみよう

1月花開いた我が家のジャコバサボテン「ホワイトベル(雪うさぎ)」 もう10年以上生きている。