神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

カニ漁ピンチ

2024年01月14日 18時06分06秒 | 自然災害
 今日、新年二回目のカニ漁に出た。 先日は地震で全ての網が無くなり、カニはとれず網は大損害。
今日は様子見で3回網上げのところを1回にしたが、市場に出せるカニは僅か5箱程度
赤カレイを加えても10箱くらい、去年は150箱を超える日もあったのに、これでは死活問題だ。
他の漁師も同じで元気がない。
多分地震は海底を激しく揺らして泥を巻き上げ、泳げないカニは泥に埋もれて全滅したのではないか?
あんこう漁も、たった1匹しか獲れなかったという。
この先、何を獲れば良いのか船長は悩んでいる。
カニ漁を辞めれば、私も、お役御免だ。
せっかくなれてきたのに、私もまた暇つぶしを考えなければならない。

今朝は昨日降った雪が凍り、車を出すに苦労した、道路も凍ってスリップしないよう気をつけて走った。

朝6時、カリカリに凍った港



今年初の新年会

2024年01月13日 19時01分48秒 | yottin日記
木曜日の午後からは冷たい雨風
そして今日は8時頃までは曇りで道路には雪の一片も無かった、しかしそれから牡丹雪が降ってきて、たちまち辺りは真っ白になった
更に午後からは細雪が降って道路も10cmほどのわだちが出来た、夕方が近づいて今はみぞれ雪に変わり始めている
深夜になれば星が出てきて、明日は朝から晴れるらしい。







 昨夜はボランティア仲間、新年会も兼ねてお祝いです
司法書士の仲間が事務所移転、新装オープンしたので有志で祝うことになり、アラフォー独身の彼女を招待しました
言い出しっぺの女性は夫が行政書士、なんか業界の新年会みたいになりました。
もっとも女性5名、男性4名なので話題は堅苦しくはなりません、主に去年の旅行のこと、今年の旅行の事、あとは食べること。

「福島から柿を送って来た」から始まり、いちご狩り、サクランボ狩り、リンゴ狩り、「それいいね、今年の旅行はそれにしようか」「いやいや、この程度なら日帰りでいいよ」なんて新年早々楽しいね。
去年の旅行では6人なのに60畳の大広間で泊った、びっくり!
「あれも、なかなか経験できないいい思い出だったね」話は盛り上がる。
「渋柿焼酎に浸して、さわし柿、渋柿干して干し柿、百目柿は月ごとに甘くなったり、渋くなったり、でも子供の時は百目柿が子供の中では王様、最高に美味かった、「いやいや、柿は江戸一が一番」
「子供の時は我が家にも柿はあったけど、人の家の柿をもいで食べるのが一番うまい」柿の話だけで15分以上
次はリンゴのエピソード・・・そして
子供の頃は兎をけっこう食べていたと言う話「ウサギ美味し?」江戸時代までは日本人は四つ足は食べなかったが、兎だけは別物で食べていた、だから他の四つ足は一頭二頭と数えるが、兎は鳥と同じく一羽二羽と数える・・・この席最年長77歳の話・・・etc
それから大好きな駅伝の話に移って、私同様なメンバーが二人
息子さんが高校から、自衛隊で駅伝選手だったおかあさんは、今でも息子さんが出場するローカルな駅伝は必ず応援に行くそうだ。
高校時代は、息子さんが所属する学校が県代表で都大路を走ったので、京都まで応援に行ったとか。
そうそう、明日は京都で42.195kmの都道府県対抗駅伝だ、超一流がそろうこのレース、一週間前から録画スタンバイ。

今夜の店はいつもと嗜好を代えての店選び、女性ならではの選択
小さなピザの店
ピザ二種、生野菜サラダ スパゲティ、周りが黒くミディアムのさいころステーキ「海苔で巻いたタラコかな?」なんて人もいた
アイスクリームも美味しかった
昔はずらーっと皿が並んだ宴会料理が主流だったけど、今は軽いのが良い年齢になった。
「芋のHot焼酎ちょうだい」今夜は一次会も二次会もずっと芋焼酎のお湯割りで通した、去年からお酒は一種類に限定して飲むようになった
ちゃんぽんで悪酔いは、この歳になったらアウト、だから酒なら酒、ビールならビール、焼酎なら焼酎を徹底する、今夜は焼酎8杯くらい飲んだ。
スナックの飲み放題と違って、そこそこ濃い目だから美味しかった。
去年の夏は2か月も体調を崩してこの会も途中でさよならが多かったが、今は完全復活、いくらでも飲める(抑えているけど)

女性陣はフルーツ系のドリンクをあれこれ飲んでる、洋食系のお店はドリンクの種類も多いね。
この前の地震では、一軒目のお店も、二軒目のスナックもグラスがほとんど割れたそうだ、スナックはトイレの蓋に上にあった花器が落ちてきて両方とも割れたとか  みんな苦労したね。

22時半、スナックのドアが空いて、20歳くらいのおしゃれなお嬢さんが一人入って来た
エキゾチックな顔立ちだが、まだ少女のあどけなさも残る

一人かな? と思ったら、メンバー女性と知り合いみたいで、横に座って
それからしばらく話して、カラオケで椎名林檎の歌を、椎名林檎っぽく上手に歌った・・・・「へ~」と感心したら、メンバーの孫だった。

外は冷たい雨が降ってる、北風も強く冬の景色の中では嫌いな夜だった
いつもならここの店までは10数分歩けば着くのだけれど、この雨風では傘も飛ばされるし、タクシーで来た。
タクシードライバーも色々いて、何も話さない人、どんどん話しかけてくる人さまざま、私は話したい人なので、話さないドライバーには、こちらから話しかける、だいたい天気の話をすれば乗ってくる。
ドライバーはいろんな客を乗せるからいろいろ知っている、話がおもしろい
わずか5分ほどの乗車だけど、色々話した
タクシー料金も上がったね、今までは基本メーター650円くらいだったけど、今回は800円+迎車100円で900円、一昨日の浮いたガソリン代がここで役立った











善光寺から戸隠バードラインで

2024年01月13日 08時00分26秒 | ドライブ
 善光寺から北に向かい、山の上の雲上殿から戸隠バードラインに入った
すぐに難所の「七曲り」に入った、トンネル状の九十九折りの峠道を上っていった。
この時、すでにガソリンのメーターは2つしかない、長野県はガソリンが日本一高いので、なんとか新潟県まで行って入れたいという算段なのだ。
目盛り2つなら100kmは走れると言うのが見積もり、これなら新潟県の妙高くらいはなんとか行けそうだ。

しかし、こんなに登りばかり続くとは思わなかった、これではガソリンの消費量が増えるばかりで、少し焦った、山の中に給油所はない。
途中では天空の城とまで行かないが、それっぽい雲に覆われた山、その上に木々が整然と並んで雰囲気はある。


大座法師池に到着、左折すれば戸隠の神社群を経て戸隠高原へバードラインは続くが、私は直進して飯綱高原に向かった。
一面雪景色、道路も陽があたらない場所は硬い雪だまりになっていて危ない
四駆に入れて、下り坂はエンジンブレーキモード
ますますガソリンは消耗して、ついにメモリが一つ残すだけになった、これが赤ランプ付けばウルトラマン同様ちょっと焦る。
だが今の霊仙寺湖の冬景色も見たいので回り道をした、湖の半分近くが雪で覆われていた。
散歩した土手も、座っていた椅子も、駐車場もみんな雪の下、長居する意味が無いから家路を急ぐ。

白馬村

後立山 白馬三山



霊仙寺湖周辺は雪に覆われていた、去年はおせわになりました。

別荘地も白一色


上信五岳のうち


赤ランプが点灯する前に新潟県に入って給油した、フルサービスで166円、長野より21円も安い。
まあ800円浮いただけのことだが、年金生活では800円もありがたい
爽健美茶が10本は買える。

話しは反れたが、家に閉じこもってばかりではいけない
雪だろうが何だろうが毎週一回は、そこらを見て歩く、春になったら行きたい場所を冬の間に考えておこう。





善光寺参拝

2024年01月12日 08時08分21秒 | ドライブ
 ビビっていても何も進まないから、どんどん出ていきます
地震ばかりでなく、雪と寒さも外出を妨げますが、四の五の言っても仕方ない
元気に出ていくことにします、カニ漁も本格的シーズンになりますしね。

 11日は北陸も朝から陽が差し始め、放射冷却でほとんどが零下、車のフロントガラスも凍っていた。
昨日、寝る前に急に善光寺参りが頭に浮かんだ、なぜなのかわからない
最後に善光寺へ行ったのはいつだったろうか? 思い出せない
確かな記憶があるのは「御開帳」が行われた時だから8年前だ
昨年は長野市は毎月1~2回行っているが、善光寺に行くことは無かった。

昨夜は、善光寺のことを思ったら、なんか興奮して目が冴えて22時に布団に入ったのに23時過ぎまで眠れなかった。

善光寺の裏手の駐車場に車を止めて歩き出したら、前を歩いている人が「雪の善光寺っていいね」と一緒に歩いている人に言った。
そういえば私は雪がある善光寺に来たのは初めてだった
裏口から入ったので、すぐに善光寺の僧侶と家族の墓地がある、最初にそこで手を合わせた、父の伯母さんが嫁いだ僧侶の一家の墓地がある。




矢印は工事中ではありません、大門の屋根から雪が落ちて参拝客がケガしないよう迂回路になっています。




それから本堂に上がってお参りをした
私のお参りは、何も願い事をしない。 浅く息を吐きだして止めて、そのまま瞑想と言うか気持ちを無にする
頭から考えを無くして空っぽにする、(それを意識している自分は意識している)それを維持しながら10秒くらいか20秒くらいか、清々しい気持ちになる。 家の仏壇でも同じことをしている。




逆回りだが、本堂から参道を下って、仁王さんの門をくぐって参道の始まりまで行ってから、今度は本堂に向かった。
帰りがけに三重塔にも向かった、ここをしげしげと見るのは初めてだった


観光シーズンに比べたら少ないが、それでもそこそこの善男善女が訪れていた
外国人の姿も結構多かった。








津波への備え 次第に判明した被害

2024年01月11日 08時39分36秒 | 自然災害
 北陸、新潟に高波はあっても津波は来ない、富山県は地震被害ない、これが覆った今度の地震。

今度の地震の人的被害は9日現在死者は石川202人、富山、新潟は0
負傷者は石川565人、富山41人、新潟48人、避難者、石川26158人、富山82人、新潟21人、
津波の死者は居ないようだが、港の船の損失は津波が原因だろう、報道より大きな津波が来たのは確かだろう、観測所は僅かで小規模な市町村には観測機器がない。

県のまとめでは一部損壊が多いが富山県は800軒以上、新潟県は2000軒以上の家屋被害が発生した。 わが町も300軒以上が被害に遭った。

新潟県には小規模な津波被害があった(床下浸水14軒)、特に海辺の上越市直江津地区は海水浴場と関川の下流域の津波が川を45m進んで、4.5mの堤防を越えて民家に被害を与えている。
直江津海岸の津波は最大2mと発表された、海岸の高台の公園には津波が6.6mまで押し寄せた、海岸線から最大100m上陸した。

富山市には1mほどの津波が来た、
そして石川県の志賀原発には3mの津波が襲寄せたと北陸電力が発表した。 敷地は海面から11mで4mの防潮堤がその上にあるので海水の侵入は無かったそうだ。
しかし11日の報道では変圧器の絶縁油が海上に流失したそうだ。

能登の珠洲、輪島、志賀町にかけての海岸線90kmに渡って海岸が隆起した、輪島市では4.4㎢が陸地になったそうだ、最大で4m隆起したところもある。
逆に穴水町では沈下したところがあるようだ。

どんどんわかって来た自身の様子、わが町でも予想以上の津波や揺れがあったのだろう、我が家も住んでいない旧宅の土間が5cmくらい隆起して、逆に土間の縁が数cm陥没してドアが外れた。

昨日は震度3強(長岡市で震度5)の余震、今日の夜も震度1程度(能登で4)
津波が怖くて、「津波はありません」と言うたびに胸をなでおろす。
緊急セットと衣類などを詰めたバッグと防寒具は玄関付近置いておく習慣がついた。
逃げ道の確認も家族で話した、息子が仕事中なら我々はかってに逃げるから息子はこっちを気にせず職場から直接にげること。
私が車で出かけた時、女房殿は徒歩で近くの市役所(7階建て)に逃げること。
私も家にいたら、今度は隣の奥さんを誘って逃げること。
逃げ道も渋滞しないルートを確認した。
ガソリンは半分以上入れておくこと、スマホは80%以上、充電器は忘れず持っていく。 水は車に積んでおく1L×6本 缶詰など保存食を3日分くらい確保。

こんな日が来ないことを祈るばかりだ。







2024年パリオリンピック マラソン代表選が面白くなってきた

2024年01月10日 20時44分06秒 | マラソン/駅伝
 今日の昼はあんかけ味噌ラーメンを作って食べた
豆板醤を入れて辛口で、けっこう良い出来だった。
デザートは女房殿が作ったケーキ、ささやかな自家製昼食。
  




 男女ともマラソン枠は3名、MGC(マラソン・グランドチャンピオンシップ)
参加標準記録を突破した選手たちで争われた大会は上位2名がパリ出場内定決定、3位の選手は暫定内定となった。
男子は小山選手、赤崎選手が決定、女子は鈴木優香選手と一山選手が決定
3位で今月から来年にかけて始まる指定大会の結果待ちなのは、男子は大迫選手、女子は細田あい選手。

指定大会は男子は福岡、大阪、東京、女子は大阪と名古屋の2大会
そこで男子は2時間5分50秒、女子は2時間21分41秒を破った選手の中でもっともよい記録の選手が3番目の代表となる。

但し、全ての大会でこの記録を破る選手が出ない場合は、大迫、細田のMGC3位の選手が決定となる。

12月3日には男子の福岡国際マラソンが行われ、もっとも有力候補だった招待選手の細谷が30km過ぎまで良いペースで来ていたが、日本人1位、全体3位だったが、その後ペースダウンで2時間7分台の平凡なタイムで終わった
男子は2024年の大阪、東京の2レースだけとなったが、東京はもっとも好タイムが出やすく、そこに有力選手が集中すると思われる。

男子の設定記録2時間5分50秒を切った過去記録は日本記録保持者の鈴木健吾、MGC3位の大迫傑の2人しかいない、設定記録と日本記録はかなり近く難関になっているがおそらく2人とも出場するであろう。
鈴木はMGCで途中棄権しているが、第三代表は現状この二人の一騎打ちになりそうだ。

女子は設定記録2時間21分41秒を過去に切っている選手は現役では新谷仁美、既に決定した一山麻緒、さらに松田瑞生、安藤友香の4人、1秒遅れの42秒でMGC3位の細田あい。
男子の設定記録はかなり厳しいが、女子はMGC3位の細田は安心していられないくらい実力者が控えているので、設定記録が破られる可能性は大きい、細田ももう1レース出場と言うことになるだろう。
ダークホース的選手も多い、駅伝で力走を続ける加世田、東京代表の鈴木亜由子、先日の駅伝積水化学で力走した佐藤早也伽、天満屋の前田穂南、ダイハツの前田彩里などが22分台の記録を持っていて、一発爆発の元気者ぞろいだ。

いよいよパリに向けたマラソン男女マラソンから目が離せない。
1月の長距離界もまだこれからだ
14日 皇后杯 全国都道府県女子駅伝大会
21日 天皇杯 全国都道府県男子駅伝
28日 大阪国際女子マラソン大会



地球の最後

2024年01月10日 07時10分41秒 | どうでもいいこと
 いやあ~ 9日間も余震が続く地震は初めての経験です
昨日の地震で能登沖地震も、中越沖地震ならびに中越地震が同根であると思いました。
フォッサマグナ(糸魚川ー松本-静岡構造線)にそって日本列島は真っ二つに割れて沈むという小松左京の「日本沈没」のイメージがありましたが、ちょっと印象が変わりました。

われわれが生きているのはせいぜい100年、人間が人間となってまだ100万年程度、すでに日本列島は海上に姿をあらわしていました。
もっと大きなスパンで見ると、アフリカ大陸と南米大陸がくっついて居たり
インド大陸が移動しユーラシア大陸にぶつかってエベレストを作ったとか
その時のエネルギーっていったいどれくらい強烈だったのだろうかと考えます。
おそらくマグニチュードで言えば10なんか問題にならないくらいの地震が起きて、100mでも問題にならないくらいの大津波が起きたんでしょうね。

地球温暖化などと騒いでいるが、本当の温暖化や氷河期は想像もつかないほど暑かったり、寒かったりなんでしょうね。
人間は地球40億年の中に、僅か数百万年の温暖環境の地球上に芽生えた奇跡の小さな芽だったんでしょう
せっかく芽生えたのに、バカな芽がいくつか大きく伸びて他の純粋な70億の芽すべてを枯らしてしまおうとしている。

「地球の最後」なんて言うけれど地球は僅かな黴菌がどう騒ごうと滅亡なんかしませんよ、愚かな人間種が滅ぶだけで
神様は「地球農場は恐竜種に次いで、また新種の人間種も共食いして全滅だ、培養に失敗してしまった、次はもう少しましな菌を育ててみるか」と研究室で嘆いているのかも。




ニューイヤードラマ始まる

2024年01月09日 19時15分17秒 | 映画/ドラマ/アニメ
 9日午後6時20分ごろ 元日以来のアラートがスマホから響いた
すぐに揺れが始まった、かなりの揺れだったが20秒ほどで治まった。
テレビをつけた、震源地は今までの能登半島ではなく、佐渡と能登の中間の日本海。 東に40kmくらい移動した。
そのため能登の先端輪島、珠洲の他、新潟県の内陸、長岡市で震度5
私の町は震度3強だった、今も頭がフラフラする。


さて年が明けて、また新ドラマが次々とスタートする
まずは「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないの」
LINE漫画の実写版だそうだ、主演は原田泰造(沖田誠役)第一回は昭和頭のおっさんサラリーマン沖田。
令和の今では許されないセクハラ・パワハラ言語が次々と部下に飛び出して嫌われ者だ。
家に帰れば、引きこもりの息子、父親無視の娘、夫無視の妻が冷たい視線
ある日、家に帰ったら珍しく引きこもりで家族の誰にも会わない息子に友達が来ていた。
女房と娘は歓迎模様だが、誠が部屋に行くと、その友達はゲイを自認している若者、そして女性の化粧をした息子が居た。

沖田のセリフの一つ一つが昭和団塊世代+1の私は共感してしまう。
そんなセリフは私も現役時代の50年間使い続けた言葉だ。
「仕事より休みが優先か」「女性が居た方が場が和む」「何が何でもやるしかないだろう」「そんなんじゃ嫁にいけないぞ」「彼氏(彼女)は居ないのか」
「結婚する気無いのか」「男だろ!」「男と言うのはなあ」「女らしさ」「男の仕事に口を出すな」「男同士で」・・・etc 沖田そのものです。

仕事を離れて見て、昭和男がいかに自分を励ましながら、社会の歯車として身を粉にして働いてきたのかわかった。
そしてそれは大なり小なり報われた時代だった、令和の今、歯車は使い捨ての歯車としてパート、アルバイト、派遣社員で括られている。
ねじ一個、歯車一個を作る町工場に陽があたらない時代になった、仕事にプライドが持てない・・だからプライドなんかいらない。
その日暮らせれば、それ以上の金なんかいらない、だから残業なんかしない
休みはきちんと休む、有給はすべて使う
「70くらいになったら死ぬ」そんな言葉を若者の口からさらりと聞かされることがある。
最初は「バカなことを言わずに一生懸命働けば良いことがある」などと言ってはいたが、その言葉が無責任であることに気づいた。
「もう今は昭和じゃないんだ」時代が変わった、私の中の明治時代が、平成生まれの昭和感だ、私もそれを認識して生きていくべきだとわかった。 仕事を辞めてから家の中で息子に物申したり、大声を出すことがなくなった、そしてそれがもっとも気楽な生き方だと思うようになった。
私が先輩や親から習ったのは「何かの為に無理してでも働け」「仕事が第一優先」だった
何かとは、自分の為、家族の為、将来の幸せの為、子育ての為、会社の為、日本の為・・・

このドラマが、どのような方向に進んでいくのかが少しわかったような気がした、老い先短い私はもう無理することも、誰かの人生に責任を持つこともする必要はない、自分の人生だけを満足できればそれでよい。
そんな展開を期待して、このドラマを見て行こうと思う、なかなか面白そうだ
原田泰造が良い。

大河ドラマは「光る君へ」
前作の「どうする家康」は私は面白かったが、あまり視聴率は良くなかったようで駄作の方に数えられたようだ。
一つ言えばキャストが良くなかった、ドラマの内容は良かった。
ちょっと戦国時代感が感じられなかった、もっと泥臭い役者で行くべきだったと思う。

さて「光る君へ」は西暦900年代半ば過ぎからの平安時代、天皇に娘を次々と嫁がせて(入内)天皇の外祖父となった藤原氏が権力を握った時代
日本史の中でもっとも知らなかった時代だが、この3年ほど藤原道長に興味を持ってからこの時代を学ぶようになった
45代聖武天皇(即位724年)は藤原不比等の娘が母であり、このあたりから藤原氏が内裏に入り込んでいく。
藤原氏も繁栄を重ねると内部対立があり、それもドラマの中に出てくるかもしれない。
主役の紫式部(まひろ)には吉高由里子、柄本佑が藤原道長(三郎)役、この二人の子供時代からの関りを中心にドラマは展開するようだ。
まひろは、藤原氏の中で官職が無い貧乏学者の父、藤原為時(岸谷五朗)の娘、第一回では三郎の兄、乱暴者の藤原道兼に、まひろの母親が切り殺されてしまう。
道兼は右大臣藤原兼家の二男、三郎は三男だがいつも道兼に暴力を受けている
長兄は藤原道隆。
せっかく、まひろと三郎が良い関係になりそうだったのに間接的に仇になってしまう、最初からドラマチックな速い展開で引き込まれた。
ドラマ内容もわかりやすい、脚本家の大石静さんが素晴らしい。
藤原兼家は、兄の藤原兼道と関白の座を争って一歩先を行っていたが。兼道は起死回生の一手で関白の座を得る。
しかし、この二人互いに競って娘を64代円融天皇に入内させた。
どちらが天皇の寵愛を受けて65代花山天皇の次の66代天皇の外祖父となるのか
関白藤原氏と右大臣藤原氏の争いも見ものである。
因みに花山天皇の母は、兼道、兼家兄弟の兄、太政大臣藤原伊尹の娘。

兼家は、まひろの父、為時が窮しているのを知り、次期天皇(花山天皇)となる東宮(皇太子)の学問指南役として東宮に遣わせる。
為時の禄(給料)は兼家が出す、これは為時が兼家の家臣となったと言うことだ、そして東宮の一挙手一投足を知らせるよう命じた。
その為時の妻が、兼家の二男に殺害された、しかし為時は口をつぐんで諦めた、まひろは、そんな父を理解できないまま成長していく。

この時代、天皇も朝廷も物の怪や祟りを恐れていた、その為、吉凶占い、祟りや物の怪退散を業とする陰陽師が居た、このドラマには陰陽師の大スター安倍晴明も登場する。
これは期待できる大河になりそう、平安時代の知識も増えていきそうで楽しみにしている。

「君が心をくれたから」 

高校時代の太陽(山田裕貴)と雨(永野芽郁)
10年後の太陽と雨 10年間一途に雨を思っている太陽
映像が美しいと最初に思った、それからセリフが窮屈なドラマだなと思った。
何度も何度も同じセリフが強調される、その意図がわからないままドラマは進んだ、もちろん主演は今人気絶頂の二人。
純愛ドラマかと思ったら、最後の方でどんでん返しがあった。
死んだはずの人間が生き返り、次回から生き返らせた代償のドラマが始まるようだ、一応次回に興味が残った。


新たな地震被害

2024年01月09日 07時22分36秒 | 自然災害
 地震の影響で遅れていた漁協の初セリがようやく今日行われる
豊洲では初競り、大間のマグロに1億数千万円の値が付いた、いよいよコロナの影が薄れて飲食業界も復活を果たした。
こちらのカニも初競り、いくら値が付くか楽しみにして、5時に港へ行った
5時半、船が港に戻って来た。 
ところがカニの姿が無い、いつもは3連12、36把くらいの網をあげるのに、船にあったのはたった1把、それも切れた僅かな残りだけで10mもない、残りは全て地震の海底の揺れでズタズタに切られて行方不明だそうだ。
後から刺した網も含めて50把、ほとんどが新年用の新品網で最低でも100万円の損害、さらに本当は水揚げされるはずのカニの売り上げがゼロ、大損害だ。
僚船も同じ程度の損害を被ている。
僚船の40歳の船長もやってきて、さんざん歎いて行った。
「嫁さんを売るしかない!」
定置網漁もとうぶん休業で乗組員も「パート仕事をさがさなければならん」と嘆いている。

空籠ばかり ぼーぜん!


今が子持ちの産卵前の甘えびも、たぶん全滅したのではないかとも言った
それでも、ここは船も港も無事だから我慢できる
輪島漁協では港が隆起して、船が転覆、さらに数十艘沖に流されたと言う
そのうちの8艘が新潟県の西部の海岸に流れ着いた、流れ着いて岸壁にぶつかって沈んだ船もあると言う。
輪島では災害の人命救助が優先で、漁業者も港や船の始末どころではないらしい。
流れ着いた輪島の漁船は20トン級の大船で、こちらの近海漁業の5トンと比べても比較にならないほど大きい。
その船の被害金額だけ考えてもたいへんなものだ。

今日の船長の水揚げはカニ10匹くらい、中型が1匹、それ以外は小さいから市場に出せるのは二箱くらいか・・・
まだ1か月くらい地震の恐れがあると発表があった、船長はまた網の被害が起ることを恐れて、新たな網を刺すことをためらっている。
「1月は休業か」という弱音も出て来た。 だがカニ漁は1月が最盛期、ここで稼がないと苦しい。

網の損害の補償はのぞめないのではないかと言う、それは自己申告だからだ
ズルい者がいれば過大に損害を申告するかもしれないからだ。
だから船長のように真面目な漁業者はバカを見る。
政府は広域激甚災害を適用すると発表した、個別保証が無理なら日頃の実績に合わせた保証をしてくれればよいのではないかと思う
第三者だから無責任に言っているが、漁業者の口は重い。



ラジオを聞いていたら、今度はインドネシアでM7の地震が発生
田中直紀、真紀子の元大臣夫婦宅が火事で焼けた、田中角栄元総理の目白御殿だ、線香の火が原因だとか
今年は元日早々、騒がしい。









能登半島のこと

2024年01月08日 07時11分43秒 | 自然災害
 昨夜7日から今日8日朝にかけて平地で40cmの大雪が降るとの情報であったが、8日7時の時点で、うっすらまだらに白くなった程度である。
40cmの雪など昔は大雪と言わなかったが、この20年以上1mの積雪があった年は数回だけで、年齢のせいもあるが、40cmの積雪が大雪と言うのは間違っていない気がしてきた。
たしかに地球は温かくなっている、熊が冬眠しないのもそのせいもあるらしい
(冬眠はー4度が必要らしいが、ー1度程度だと、どこかの観光クマセンターの情報をテレビで見た、10数頭のうち4頭がまだ冬眠しないと言っていた)
昨夜から今朝は雪の代わりに強風が一晩中吹いている。


 私の居るところから能登半島は日帰りドライブするにちょうどよい
七尾から和倉温泉、そこから能登島に橋で渡る、そして水族館に行ったり、ガラス工房を見たり、ぐるりと一周して帰る。

あるいは、氷見から七尾へ行き、そこから横断してUFOで有名な羽咋に出て、南下、渚ドライブの千里浜を走って、焼き蛤を食べたら金沢に出る
少し足を延ばせば、能登金剛、巌門にも行ける、そんな日帰りコースだ。

今、書いたコースは能登半島の半分でしかない、更に北へ向かうと今度の地震で最も被害を受けている「奥能登」地方だ。
内陸には石川県で二つ目の飛行場「のと里山空港」がある
奥能登で最大の町が輪島市で温泉、朝市、棚田、キリコ祭り、朝市と祭りの中心となる河井町付近が今度の200戸以上が焼けた火災現場だという。
中心部が壊滅的な打撃を受けてしまった。

私は輪島の温泉が好きで過去に3回、高州園で泊ったことがある
塩水の温泉で、目の前には日本海が広がる大浴場、気持ちよい
しかし輪島や能登の先端、珠洲市は日帰りと言うわけにはいかない
一度、輪島から棚田「千枚田」を見てから、珠洲のラベンダーの丘だったかを見た後、海岸沿いに穏やかな九十九湾沿岸を走り、5月でもありうららかな日差しの中に輝く海は美しく、モーターボートに乗って海面を走っている錯覚になったほどだ。

氷見を目指して初めて湾岸沿いに走ったのだが、行けども行けども七尾市にすらつかず、あとで能登の大きさを舐めていたと知った。
皆さんは、能登の海岸線を半周、七尾市から輪島市、羽咋市、金沢市というルート、何キロあると思いますか?
上記のルートは国道249号線が走っている、七尾から金沢までの海岸ルート
国道ナンバーとほぼ同じ約250kmあります。
これは新潟県の富山県境から山形県境までの距離と同じくらい
東海道だと東京から浜松くらいの距離(245km)になります。

能登半島は大部分が山間部であるが、ほとんどが200~500m程度の低い山だ
冬でも積雪は金沢や富山に比べて比較的少ない、おそらく日本海に突き出ているため風が強く、山が低いので雪雲も通過するからではないだろうか。
その代わり白山や立山連峰に雪雲が当たって、富山平野から加賀平野に大雪を降らせる。

新潟の佐渡島も同様で本州に比べると積雪は少ない、但し佐渡には金北山という標高1172mの山があり、これを中心にほぼ東西に山脈となっている。
この山脈が壁になっているおかげなのか、新潟市は県内の他の沿岸市町村に比べて積雪が少ない。

能登は本当に海がきれいな半島である、入り江も多く漁場も多い
だから富山県からつながる能登では日本海、富山湾のひきしまった新鮮な魚が豊富だ、温泉も和倉、輪島に日本有数の温泉旅館があり大勢の観光客が訪れる
しかし、この地震で当分の間、休業を余儀なくされている。
和倉温泉も2年前に同級生で行って来たばかりだったのに、どうなっているんだろうか。

復旧工事が完了するまでの間、能登半島を訪れることはできないだろう
まずいことにこれから本格的な冬がやってくる、普段でも雪国は冬の活動が制約されている、それがそうもしていられない現実が起った。
雪が降る前に復旧を急がないとならない、しかし厳しい現実がある。
雪国は何重にも苦しい冬の中で暮らしている。

今は交通止めであろう「能越自動車道」からの景色